セレモニー ceremony
冷めた目をしていた二人だったから
設定の上で踊れて良かった
世界を壊さず続くと冷めたような二人でも
何か大切なものが生まれる気がしていたわたし
ふりもやめて
他人の詩を借りて歌うのもやめて
心深いように
切ないふうに
振る舞うのもすべて取っ払ったら
残った物は僅かななにか…弱々しいオーロラ
その世界で私は最初から装備をして入った
心をくるくるラッピングして参った
その世界の君は最初から無防備を装って来ていた
似てるようで…違った
差が広がって行くことに気づいた時は
もう、遅かった
剥き出しのまま会いに行ったら
冷たい風がこころを襲ってくる
それがいい
それで凍らせて、この体にしびりついたおもいを痛み無く取るんだ。
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