今日の素敵アカウント「WordPressテーマSnow Monkey開発者キタジマさん」
SEOくん:
素敵なアカウントをフォワーさまにご紹介します。
「キタジマタカシさん」です。
Snow MonkeyというWordPressのテーマを開発されています。
それでは、キタジマタカシさん。サービスのご紹介お願いします。
※当記事はPRではありません。
今回の経緯は知り合いのWEB系フリーランス(年収1,000万越え)の方が
絶賛しているテーマだったため、
私からお声がけさせてもらって、ご紹介させていただきました。
(お金は一銭も発生してません)
はじめまして、キタジマタカシと申します。モンキーレンチという屋号でフリーランスとして活動しています。
これまで WordPress テーマ・プラグイン、HTML/CSS コーディングの受託開発をおこなってきましたが、2019年から新規の依頼はお断りし、現在は Snow Monkey という WordPress テーマの開発と販売に注力しています。
Gutenberg ブロックエディターに完全対応した WordPress テーマです。HTML や CSS を書かずにプロクオリティの Web ページが作成できます。また、開発者向けの API が整備されており、高度にカスタマイズしたい web 制作者の方にも最適です。
なぜ Snow Monkey をつくることにしたのか
2015年からフリーランスとして活動していますが、半ば勢いで独立してしまったため、独立資金の準備や独立後の仕事の確保もできていないまま、
さぁどうしよう
というところから僕のフリーランス生活はスタートしました。
ありがたいことに
WordPress コミュニティで知り合った方々と少しずつ一緒にお仕事をするようになったり、公開していたプラグイン(MW WP Form)の公式サイト経由でお仕事の依頼が届くようになったりで、
長崎という日本の端っこに住んでいながら、
ほぼほぼ県外からのお仕事をリモートでおこなう
という形で事業を回せるようになりました。
そのような形で数年、それなりにうまく事業は回っていたものの、
自分より年下で実力のある子と知り合う機会が増えたり...
まわりで独立する方が増えてきたり...
そんな中で、
「果たして僕は今の実力でこのまま受託開発を続けていくことができるのだろうか」
「技術に特化した僕の仕事のやり方では仕事がなくなるのではないか」
という考えが浮かぶようになってきました。
そのような状況で2017年、いろいろな出会いがあったり、信頼する方々からアドバイスを頂いたり、手持ちの仕事が無い状況になるなどのタイミングが重なり、
受託開発以外の可能性を探るのも良いのではないか?
と考え、Snow Monkey を開発することにしました。
Snow Monkey を開発してから
着手から2ヶ月ほどで初期バージョンができあがり販売をはじめました。
はじめは知り合いの方々の応援購入もあり、予想より売上が良く、
これは良いかも!と思ったのですが、早くも翌月には売上が半減してしまいました。
僕は技術に特化して受託開発だけをおこなってきたので、マーケティングや販売の知識をほとんど持ちあわせておらず、継続的に売上を伸ばしていくための仕組みを全く考えられていなかったのです。
これは職人肌の開発者がプロダクトをリリースしたときによく起きる問題だと思うのですが「良いものをつくればほっといても売れるはず」という幻想を抱きがちです。
まさに僕もその一人で、2ヶ月目にして早くも現実と向きあわなければいけない状況になったのでした。
そこからはきちんと「売る」ことを考えないとダメだと思い、
ビジネス書を読み漁り、
僕を含めた Snow Monkey ユーザーが交流できる場所をつくったり、
グッズをつくってみたり、
売り切りモデルからサブスクリプションモデルに変更したり、
本をつくってみたり
など、様々なことをおこなってきました。
その甲斐もあってか応援してくださる方も増え、ゆっくりではあるものの売上も順調に増えてきました。
売上と比例して開発やサポートに必要な時間も増えてきたため、2019年からは新規の受託開発のご依頼はお断りして Snow Monkey に注力するようにしました。
はじめはしんどかったのですが、サブスクリプションを継続いただける方が多く、今は Snow Monkey の売上だけでなんとか回るようになってきました。
本当にありがたいことです。
有料テーマの開発者が増えてほしい
ライバルが増えることにはなりますが、僕は有料テーマの開発者がもっと増えると良いなと思っています。
僕と同じように「ずっと受託開発をやっているけど将来に不安がある」という方にそれ以外の選択肢を持ってもらいたいし、有料テーマ開発者が増えて有料テーマが増えれば新たな市場ができて今とはまた違う世界がひらけるかもしれないからです。
現状でもブログ界隈・アフィリエイト界隈では有料テーマを使う方が多いと思いますが、僕が従事していたような受託開発界隈や、お店・会社を経営している方がサイトをつくりたいと思ったときの候補としては、有料テーマという選択肢はまだまだ下のほうに位置していると思います。
Snow Monkey はもちろん、僕のまわりの開発者の方が開発しているテーマは僕が受託開発の現場で見てきたテーマより高機能で高運用性だという自信があります。
高額な費用をつかってオーダーメイドのサイトをつくるのが絶対的な第一候補になるのではなく、
安価で高機能な有料テーマを使ってスピーディーにサイトを立ち上げ、
運用していく中で課題を見つけてオーダーメイドへの移行を検討する
という選択肢がもっと増えるほうがハッピーになる人が増えると思います。
そのためにも有料テーマ市場がもっと活発になり、選べる候補が増えると良いなと思います。
現在人気のテーマは、技術者がつくったものよりマーケティングよりの方がつくったもののほうが多いと感じています。
前述したように「良いものをつくればほっといても売れる」というのは幻想なので当たり前なのですが、僕のように技術畑一本でやってきてマーケティングの知識がゼロだった人間が自作プロダクトの販売だけでやっていけるようになるというのは(自分でいうのもなんですが)希望の持てる話だと思います。
ですので、なんとか頑張って良い結果を残し、「自分もやってみようかな?」と思う人が増えれば良いなと思います。
最後に
長々とすみません…。
最後に Snow Monkey ってどんなテーマなのかを少し紹介させてください。
僕はずっと受託開発をやってきたので、Snow Monkey も受託開発に強いテーマになっています。
僕が WordPress コミュニティでの活動が多いこともあり、WordPress のスタンダードになるべく沿うようにつくっているため WordPress が初めてという方にも使ってもらいやすいとは思いますが、
どちらかといえば受託開発の現場でコーポレートサイトを構築するのに向いているかなと思います。
ブログ向けテーマは多いですが、受託開発向けのテーマはあまり多くないと思うので、
有料テーマはどうせブログ向けでしょ?
という先入観をお持ちの方にはぜひ一度触ってみてもらいたいです(無料の試用版も提供しています)
SEOくんさん、このような機会をいただきありがとうございました!
SEOくん:
とんでもないです!
控えめにいって、どこぞの有料テーマ販売者😌とは格別に違ったお話を聞かせてもらいました!(2回目)
以前、グーテンベルク対応のWordPressテーマSWELLを紹介させてもらいました、
Snow Monkeyと何がどう違うのか?信頼できる知人からお聞きしたイメージと、今回お聞きしたお話を総合的に判断すると、
企業としてかっちりコーポレートサイトやECを構築したいなら、Snow Monkey
ブロガーやアフィリエイト、メディアとして柔らかなデザインにしたいならSWELL という印象とのこと。
これを機に、よくわからないテーマにお金を払ってしまう人が減ればと思います。
この度は、素敵なお話をありがとうございました。
※当記事はPRではありません。
今回の経緯は知り合いのWEB系フリーランス(年収1,000万越え)の方が
絶賛しているテーマだったため、
私からお声がけさせてもらって、ご紹介させていただきました。
(お金は一銭も発生してません)
有料noteで稼ぐのは楽かもしれませんが、それに味を占めるのは違うと思う。心から感動してくださってサポートまでしてくださるのって、本当に嬉しい。額がいくらであってもその気持を大切にします。