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【自作ツール有り】フレッシュネス指標を改善し続けるリライト運用マニュアル

SEOおたく(@seootaku)です。

最近はメディア型サイトのSEOに携わることも多くなってきました。

SEOのテクニカル面だけでは成果が上がりづらいことも多く「運用体制」と「気合い」が最重要な領域だと感じてきました。

特に「どのよう体制でメディアを運用していくべきなのか」については、数多くのお客様のサイトをサポートしてきた中で、多くのものが見えてきました。

メディア運営で成果を出すためには、超ざっくりサマると次の3つに注力していくべきだと感がています。

  • 新規記事/リライト

  • SEO施策/CRO施策

  • 被リンク獲得施策

この3つをスピード感を持ちつつ、精度も落とさない形でPDCAを回し続けることが重要であり、そのための体制整備や仕組みの構築が昨今のメディア運営で鍵を握っていると感じています。

体制と聞くと、法人メディアのような複数人で運営している場合のみの話に聞こえるかもしれませんが、個人メディアも同様に捉えるべきです。

個人でメディアを運営していく場合でも「有限のリソースをどのように配分して、何をどう実行していくのか」が鍵を握ります。

かつてのように「とりあえず100記事書けばいい」「その後にリライトを気合いで回していけばいい」という時代は終わっています。奇跡的に成果が出る可能性ももちろんありますが、成功確度は非常に低いでしょう。

本noteでは、個人の方であっても参考になるような形で「メディア運営をこんな感じでやっていくのもありなのでは?」という自分なりの仮説を記しています。

切り口としては、昨今のSEOで極めて重要度が高くなってきてた「フレッシュネス(情報の最新性)」を高めるための仕組みや具体的なリライト施策をご紹介しています。

サイトのSEOパフォーマンスの伸びが鈍化していて悩んでいる個人メディアを運営している方や、法人メディアでどのような戦略でこれからやっていくべきかを悩んでいる方々に取って少しでも参考になれば幸いです。

ご購入くださった方の感想を一部紹介!


フレッシュネスとは?

フレッシュネスとは、情報の最新性のことを指します。

Googleは、2011年のアルゴリズムアップデートのタイミングで「最新の情報をユーザーに提供する」仕組みを取り入れました。

タイムリーな話題についてGoogle検索をすると、最新の情報が検索結果に出てくるのはフレッシュネスアルゴリズムのおかげです。

少し専門的な話をすると "QDF(Query Deserves Freshness)" と呼ばれるアルゴリズムが存在し、ニュース性のある情報を上位表示させようとする仕組みがあるのです。

下記のようなキーワードで実際に検索してみると、フレッシュネスが重要視されて検索結果が決まっていることがわかるかと思います。

フレッシュネス指標がSEOの順位に占める相対的重要度は年々増していき、特に2018年8月のGoogleコアアルゴリズムアップデート以降はかなり大きな影響度になってきたように感じています。

Googleは公式に述べていないものの、同様の検索エンジンであるBingは公式にフレッシュネスが順位決定要因に含まれていると述べていたりもします。

上のスクショはBing Webmaster Guidelineの「順位を決定する指標」の箇所の抜粋ですが、明確に "Freshness" と記載されており、フレッシュネスが順位に影響を与えることが明言されております。

▼参考

BingもGoogleもどのようにフレッシュネスを判断しているかは明確にはわかりませんが、僕の経験からは下記の指標をもとに判断していると考えています。

  • HTMLの変化量

  • ページのキャッシュの更新頻度

  • 被リンク獲得のリーセンシー

  • ソーシャルシェアのリーセンシー

本noteの趣旨ではないため一つ一つのご説明は割愛させていただきますが、詳しい解説は下記の記事及び動画にて行っていますので、ぜひ合わせて読んでみてください。


ここからは、具体的にフレッシュネス指標が重要であることがわかる事例も踏まえながら、メディア運営をしていく上でどのようにフレッシュネス指標を担保していくのかを解説していきます。

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