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音大生に聞きました!〈あなたの好きなミュージカルは?〉

今回は本学のミュージカルコースの学生に協力してもらい、「音大生が選ぶ好きなミュージカル」を発表します!

まずは、洗足のミュージカルコースのご紹介から!
ひと学年約80名、全学年合わせると330名を超える大学内でも学生数の多いコースです。コース設立は2006年。演技・歌・ダンスを中心にNYやロンドンのミュージカル育成メソッドを取り入れた理論的かつ実践的なクラスを展開し、NY研修、ロンドン研修などの海外研修も行っています。設立から15年、多くの卒業生がミュージカル業界で活躍しています。そして、現代邦楽コースとコラボレーションした洗足オリジナルミュージカル〈邦楽ミュージカル〉は多くの方から好評をいただき、2011年から毎年上演し、秋の風物詩となっています。

それでは、「音大生が好きなミュージカル」アンケート結果です!

「Wicked(ウィキッド)」

スティーブン・シュワルツ作詞・作曲、2003年にブロードウェイで開幕し、現在まで世界各国で上演されています。
日本でも2007年~2016年の間、劇団四季によって上演されました。

ファンタジー×友情×恋愛=女の子が絶対にスキになるに決まってる!!って感じのミュージカルですね!「Defying Gravity(自由を求めて)」は何回聞いても鳥肌が立ちます!


「Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)」

言わずと知れたミュージカルの代表作品。オーヴァーチュアのパイプオルガンの旋律は誰もが聞いたことがあるでしょう。歌姫クリスティーヌ・ダーエと、幼馴染のラウル・シャニュイ子爵、そして、ダーエが師と仰ぐ“音楽の天使”ファントム。3人による哀しくも美しい三角関係の物語です。


作曲はアンドリュー・ロイド=ウェバー。ロイド=ウェバーは他にも、「CATS」「エビータ」「ジーザス・クライスト=スーパースター」などの数々のミュージカルの傑作を生み出しています。
なかでも「CATS」より『ジェリクル舞踏会』はミュージカルコースの学生が「ダンスが見どころ!」第1位に上げるアップテンポのダンスナンバーとなっています。

ロイド=ウェバーさんは御年73歳。
コロナ禍には、家で過ごす時間に楽しみを与えたいと、彼のミュージカル作品をYouTubeにてフルで公開する<The Shows Must Go On!>を開設しました。さらに、Instagramで彼のファンから寄せられた動画をまとめアップしていました。すてき!


「Elisabeth(エリザベート)」

1992年に上演され、その後も世界各国で公演されている、ドイツ語ミュージカルの代表作です。日本では1996年に宝塚歌劇団が、2000年からは東宝でも公演が続いています。

自由を求め続けるエリザベートと、夫であり皇帝のフランツ、そしてエリザベートを追い続けるトート。感情移入するキャラクターが違えば見方も変わり、なんといっても世界観が凝縮された音楽によって、何度観ても初めて見たときのような感動に包まれます。ここでは2012年ウィーン版のマーク・ザイベルト&アンネミーケ・ファン・ダムコンビの動画をご紹介。

 

「Aladdin(アラジン)」

2011年にシアトルで開幕し、日本では劇団四季によって2014年から公演されています。

フレンド・ライク・ミーはジーニーの独擅場ですね!豪華絢爛!大スペクタキュラー!!!!!

アラジンを作曲したアラン・メンケンは他にも多くのディズニー音楽やミュージカルを生み出しています。
学生が好きなミュージカルナンバーベスト5を総なめにしている〈行こうよどこまでも〉、〈パート・オブ・ユア・ワールド〉、〈壁の向こうへ〉は、アラン・メンケン作曲によるものです。

学生が好きなミュージカルナンバー

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「Les Misérables(レ・ミゼラブル)」

レ・ミゼラブルは2012年に映画化され広く話題になった、ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作としたミュージカルです。日本では、帝国劇場で1987年の初演以来、数年おきに再演を重ねてきた人気公演で、全国各地で公演されています。

なんと本学卒業生の昆夏美さん(2014年卒)が2013年から2019年まで、唯月ふうかさん(2019年卒)が2017年から今期公演でもエポニーヌ役を好演しています!卒業生の輝かしい活躍が見られて嬉しいです!

以上!
音大生が好きなミュージカルでした!


Text by YM

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