見出し画像

2023年富士ヒル初参加 ボロボロ雑記(15)

富士ヒルの参加レポは、日々の努力・トレーニングが結実した皆様の、
輝かしいレース結果を拝見する機会が多いですが、
本シリーズは「やっちまったよ初参加」タイプのズタボロ参加雑記です。


◆初の富士ヒル試走⑥

(1)人生初のダウンヒル

既に五合目にいるだけで寒い。
4月半ばとはいえ山の上の気温はかなり寒かった。

上下冬装備に着替えたが、
念のため、冬用グローブの内側には
おたふく手袋のインナーグローブを装着。
首元、顔も覆えるやつも装着。
パールイズミのイヤーウォーマーも装着した。

帰りのバスの時間も計算しつつ、
富士スバルライン、下りに突入したのだった。

「うっひょー!」

ペダルをこがなくてもどんどん下っていく。
あまり速度が出すぎないように、
腰を後ろにひいて重心を後ろにもってきつつ、
安全な直線で速度が出過ぎないように調整する。

「これが、ダウンヒルか!」

寒いけど、実に爽快。
頑張って登ってきたご褒美のようなものか。


(2)アスファルトのクラックが怖い

速い。
とにかく速い。
油断すると、すぐに速度が出てしまう。

平日とあって、車も多くなくなんとも爽快。
爽快とはいえ、ダウンヒルの速度を楽しみに来たのではない。
安全に下山することが、最優先事項なのだ。

調子に乗ってはいけない。

と自分に言い聞かせ、
安全なところで、断続的にブレーキを入れる。

そんな中、どうにもならないのが、
アスファルトのクラックだった。
避けても、避けても、現れる。
めちゃくちゃ大きな穴ぼこは、そうそうないけれど、
ひび割れはとにかく数えきれないくらいあり、
ガタガタともってかれてしまう。

これは本当に、調子にのって速度を出しすぎないようにしなければ。
それはそうと、

このひび割れたちは
富士ヒル本番までには、少しは補修されるんだろうか!?


気になりつつ、一人、気を引き締めながら下るのだった。


(3)下山と同時にミラーが吹っ飛んだ

そんなこんなで、
ほぼペダリングをせずに下ること約35分。
あっちゅー間に富士スバルライン料金所まで下ってきた。

人生初のダウンヒル。
無事戻ってこれて良かったー。
と安堵しつつ、
さぁ、高速バスのバス停へ戻ろう~と思った瞬間、
まさかの光景が。

ん!?
ミラーが吹っ飛んだ!?

なにかが落っこちた音がして、
何かと思ったら、ブラケットに設置するタイプの珍しいミラー、
既に絶版となってしまった、
hoge ロードバイクミラー obj001
のミラー部分だけが無くなっていた。

ぎゃー!

マジ!?
ここって折れるの!?

後方を確認してから、ブレーキして停止。
ちょっと戻ってみて、ミラー部分が転がっていないか探す。
料金所を過ぎていたので、速度はさほど出ていなく、
ミラー部分はすぐに見つかった。

富士スバルラインを下った際の、
細かい振動を食らい過ぎたのか、
それとも、今まで蓄積された疲労なのか、
とにかく、綺麗にポッキリと折れてしまっていた。

これが後続車がいる場所やタイミングでなくて
本当に良かったと安堵した。
富士ヒル本番は、ガラスミラーが禁止なのは知っていたが、
割れる云々の前に
こういうことがあるから、
いろいろ設置品には気をつけないといけないな、、、と
試走で思い知った。

サイコンマウントも
アルミ製でもポッキリ折れた
なんてレビューをみかけたことがあります。
うむむむむ。

ってか!
ミラーなくなっちゃったよ~!
と思いつつも、帰りの高速バスの時間があるので、
折れたミラーをリュックにしまい、
高速バスのバス停へ向かうのでした。

ーーー続くーーー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?