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2023年富士ヒル初参加 ボロボロ雑記(8)

富士ヒルの参加レポは、日々の努力・トレーニングが結実した皆様の、
輝かしいレース結果を拝見する機会が多いですが、
本シリーズは「やっちまったよ初参加」タイプのズタボロ参加雑記です。


◆踏むペダリングから回すペダリングへ

(1)極端な前上がりのサドル

今までずっと、セッティングというかポジション出しについて、
あまり考えたことがなかった。
例えばサドルの高さ。

「セオリーは何かしらあるのだろうけれど、
 乗っていて楽な、力の入れやすい位置が、
 自分にとってベストポジションなのであろう」

と、完全我流で乗っていた。
夏に横須賀から、ようやく100kmライドを達成出来たときも、
ずっとそうだったのだけれど、
サドル位置はメチャ高かった

理由は簡単で、
その方が体重がかけやすかったから。
一年前の2022年2月時点で、体重が3桁あった私は、
その重量級の体重をさらに活かそうと、サドル高さを上げ、

①普通に踏む
②疲れてきたら、Youtubeで見た 見よう見まねの休むダンシングで
 自重で踏みながら進む
③また踏む

の繰り返しで速度維持をしていた。
もちろん、上り坂はダンシングである。

そんな私のライドスタイルでの悩みは、
ペダリングしていると、お尻が徐々に前にズレてきてしまうことだった。
重心位置も変だし、体幹も弱っちいからかも知れないが、
私はその対策として、

サドルの角度を前上がりにする

ということで、
お尻が前にズレてしまうことを
阻止することに成功した。

やったぜ父ちゃん!

いや、全然やっていなかった。
まぁこれはこれで、一つの方法なのであろうが、
みるみるうちに、サドル角度は前上がりを極め、
最終的には下の写真のようになっていた。

あ、そ~~れ!!

さすがに、いいかげん
「自重を利用した踏むペダリングだけでは、
 まずそうだなぁ」

と感じ、まずサドルを水平に戻した。

その後、WebやらYouTubeやらで
サドル高のセオリーを調べ、
ポジション出しをしたところ、
サドル高さがみるみるうちに下がっていったのだった。

ついでに、
シューズのクリート位置もいじった。


(2)三本ローラーでの矯正

さぁ、サドル高を下げてどうなったか。

とにかく走りずらい・・・

これに尽きる。
なんか窮屈というか、なんというか。
いわゆる、回すペダリングというものが
まったくピンときていなかったので、
そういうことになったのでした。

これは、どげんかせんといかん!

そういえば、
ペダリングの矯正には三本ローラーが良いと聞く。

形から入るタイプの私は
何気にその三本ローラーを持っていた!

ベタに定番のモッズローラーね

「なんだ、持ってるんじゃねーか!」

と思われた皆様。
はいそうです。

「持ってはいました」

ただ、持っていただけね、、、
結構前に購入はしていたものの、
全然乗れずに、
落車しかけて、お蔵入り、、、
というしょうもない、宝の持ち腐れをしていたのでした。

ここは、一念発起。
落車してまた恐怖感をスリ込まれるか、
成功してペダリング矯正出来るか、
乾坤一擲
やるしかない!

そうして、意を決してトライし、
まずは、なんとか手を離すことに成功した。

すぐにフラフラしてしまい、痛恨の落車も経験した。
自分の部屋で一人、落車してぶっこけている姿は、
わりとシュールである。
笑えるような笑えないような。。。

だがしかし!
ボクたかし。

まずはフラフラしないように気を付けながらペダリング。
ハンドル荷重にならないように意識して乗った。
すると、腹筋と言うか、背筋というか
今まで使っていなかったお腹ら辺の筋肉を使うことを体感した。

三本ローラーは、
ハンドル荷重になったとたんに、安定感がなくなるので、
自然とハンドル荷重も減り、
そして、綺麗に回さないと、
音が波打つというか変な感じになるので、
自然と回すペダリングに近づくように、
ペダリング矯正が出来て来たように感じた。

そして、手を離してペダリング出来るようになるまでに、
さほど時間はかからなかった。
1分2分とかじゃなくて、やろうと思えばもっとできたと思う。

なんとなく、重心位置というものもそれで意識できたように思う。
こうして、三本ローラーに無心に取り組むことで
(いや、いろんな注意ポイントは意識しますが)
少しづつ、成長しているような気が、自分ではしていた2月でありました。

ーーー続くーーー


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