【女湯事件ボ04】初湯ならば女湯になじめるかも説

東京都北区にある金星湯（紹介は文下方にあります♨）
今年は帰省しなかったので、
「ホーム銭湯で初湯」という体験を　実は初めてできた。

そして　銭湯のぬくもりを知るなら「初湯」ほど
吉日はないんじゃないかと思った。
それは”おおきな浴槽に年始に浸かれるありがたさ”等は当然の話で、
今回　私が書きたくなった話は別の事だ。
初湯だったら「女湯」をより楽しめて、
より女湯に馴染めるんじゃないか！？と思ったのだ。


初湯がいいポイント①　ありったけの笑顔でアケオメ
「明けましておめでとうございます～」
フロント前も、女湯も、自然に交わされる。
とにかくみんな、ほがらかだ。

もちろん日常も「こんばんは」「お先に」「ありがとうございます」とか
当たり前に挨拶を交わすのが銭湯。
でも、こんなにみんなありったけの笑顔で挨拶する日は他にあるだろうか。

それに・・帰路でスーパーに寄ったけど、
館内放送でしか「明けましておめでとうございます」って言っていなかった。そうさ、これが初湯なのさ。いいだろ。


初湯がいいポイント②　常連さんがシャッフルされる
「今年もよろしくね」
脱衣場で着替えていると、ご婦人が私にそうニコッとしてくださった。
確か平日にお見かけしたことある常連さんだ！
「わあ、お久しぶりです。よろしくお願いします！」
私は土曜日曜に行く事が多いので、しばらくぶりだった。
お元気だったのですねぇ、良かったです。
そう、年末年始は営業時間が通常とは違って、
開店が早かったり閉店が遅かったりする。
なので、普段はお会いできない方にも会えるのが　まず良い。

そして営業時間が変則なので、
普段は 身近なお友達と入浴しているお客様も
初湯はソロで来ていたりするのだ。
そうすると、私みたいな普段は挨拶だけになる者とも
案外お話に花が咲いたりもする。
初湯はだいたい皆「いつもの常連さんいるかな・・」って
ちょっとだけソワソワしながら来てる。
それも、たまらなく良い。


初湯がいいポイント③　駅伝が特にいい
脱衣場で駅伝を見た。
先ほどの、今年もよろしくねと言ってくださったご婦人と。
まあ、着替えながらだけど。

どこかの選手のがんばりが中継されていた時。。
「いいわねぇ」
ご婦人は手をとめて、
半分独り言のような、私に話しかけてくださったような。
「皆、がんばってますね。」
「ねぇ、見てるだけで元気になるわ。」
「ほんとですねぇ」

あまり沢山できないので、おしゃべりはここで終わった。
けど、おなじ画面を見て、アナウンサーの声のハリに
同じ様に感嘆して、時間を共有した。
どうやらご婦人は推しの学校があるワケではない様だった。
やっぱり駅伝ってそういうものかな。
がんばっている人を見過ごせない、というか。

「ではお先にね。」
やっぱりとびっきりの笑顔だった。
ご婦人はジャケットを着、私はお風呂ポーチを手にし、
束の間の駅伝鑑賞は終わった。

この心地いい時間のせいで、
私は　来年もホーム銭湯で駅伝の時間に訪問するぞ、と
結構はやい目標を立ててしまった笑。

以上が　私が実家のごとく感じている
ホーム銭湯での出来事ですが、
恐らく普段銭湯に行かない人でも
「初湯」なら　普段以上にその雰囲気を
楽しめるんじゃないかって思ったのです。

また来年の年始に、この投稿を読み返そう。
その時にはコロナが落ち着いています様に。

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♨♨金星湯さんのちょっとご紹介♨♨

金星湯・湯主星野さんと。

やわらかな地下水が、熱めに仕込まれています。
足裏ジェットもついている、座ジェットも２機あり。
あたたまったら、冷えすぎていないちょうどいい水風呂もあります♨

日曜朝風呂はワンコインで食べられるモーニングもありますよ！

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やすこ。