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おひとり様の負の側面 パーソナルスペースの広い人間は相席はやめておけ 『おうちごはん中島家』

新潟県のとある地域に住んでいる35歳おじさんが、2024年3月の末に京都へ行ってきました。
訪れた観光地やご飯やさん、カフェなど、私がその時どう感じたかという心境も交えつつご紹介・まとめていきたいと思います。

↑の投稿の続きとなります。一ヶ月ぶりに続編書くってどんだけ遅筆だよ!というか京都旅マガジン、まだ投稿を諦めてなかったのね・・・もう旅をして2ヶ月以上が経つというのに、自分でもビックリだよ。

※注意書き

前もって言っておきますが、タイトルはお邪魔した中島家さんを指す言葉ではございません。私という人間の駄目な所を指した言葉になります。読んでいただければわかるよう表現につとめておりますが、予めそちらだけご承知おきいただければと思います。

カフェを旅立ちいざゆかん、おばんざい!

 朝の7時前から活動をはじめ、詰めに詰め込んだ京都滞在3日目。観光というものに疲れ果ててしまった私。ホテルへの帰還も選択肢にはありましたが、その前に温かいごはんが食べたい・・・そう思った私はおばんざい屋さんという選択肢にたどり着きます。
 
 重ねてになりますが、より細かい経緯は↓の投稿からどうぞ。


やってきました『おうちごはん中島家』

 開店5分前に到着したのですが、既に予約客の方が何名か外で名前を聞かれていました。
 私もその列に並び、「1時間ほど前に予約したごろはち(仮名)です」とお伝えし店内へ。

写真真ん中より左下の方に勝手口があって、店員さんはこちらから出入りしてました。
京都感あって好きなギミック。

 事前にカウンター席しか空いていないと伺ってはいたものの、ここで初めて聞くお話が何点か。

1.すんませんお兄さん。カウンターなんですけど、こちらのお姉さんと相席になります~。狭くて申し訳ないです~。

(あ、相席!?ま、まあといってもカウンター席だから別にどうという事はないか・・・。)

2.相席なので、メニュー表も共同でお使いください~。ご不便おかけして申し訳ないです~。

(えっとー、それはちょっと難易度高いね?)

3.注文は全てLINEのシステムから受け付けます~。

(あっ・・・そっすか。じゃあ私メニュー表見なくてもいいね。)

ここで相席したお姉さんから何も聞かれてもいないのに、
勝手にATフィールド(自意識過剰)を発動。

私全部スマホから注文するので、メニュー表は好きにお使いください。』

「あ、はあ・・・じゃあはい。」当惑するお姉さん

以上、ここから先お会計に至るまで一言も店内で言葉を発していません。

黙々とLINEで料理を注文し、黙々と頼んだ品をつまみながらレモンサワーを飲み続ける男。これが孤独のグルメですか(違う)

・・・(もくもくぱくぱくもくもくぱくぱく)

京野菜のお漬物4種 長芋 しょうが きゅうり と、左上は何だったかな?
生麩の揚げ出汁。これ美味しかったです。
鴨肉と・・・なにかの炒め物。

 この他にも豚しゃぶサラダとかポテトサラダとか注文したのですが、撮ってなかったですね。それどころじゃなかったんだと思います。

パーソナルスペースが極端に広い

 私は極論、どれだけ仲の良い友人であっても、なるべくなら人に隣に座ってほしくないと思う人間です。
 
 それこそカウンター席なら仕方ないなと思いますけど、良くこのnoteにも登場してもらう友人A、Bとの飲み会へ行っても、4人掛けテーブルで同じ列にABに座ってもらい、私は1人対面に座るよう仕向けます。

 30年以上付き合いのある友人ですらそうなのだから、他の人間に気を許せるはずもなく・・・。
 多分30数年生きてきてそれを不快ゼロだと感じられたのって、家族と恋人だけとか、そのレベルなんですよ。

 そんな人間が

1 2 3 4 5 6 とカウンター席があったとして

1(相席の女性) 2(私) 3(若夫婦の奥さん) 4(若夫婦の旦那さん) 5(予約席) 6(予約席)

 こうした配置だったんです。相手が女性だと、なお広がるパーソナルスペース。両サイドに女性に挟まれる格好となった私には、逃げる術がありませんでした。

 なんならお酒飲んでいたのでお手洗いとかにも行きたくなるじゃないですか。でも立つのにも狭くって狭くって(物理的意味ではなく、私のパーソナルスペース的な意味で)会計を終えるまでついぞ立つ事すらままなりませんでした・・・。

 しまいには気が利かないにも程があるムーブをかまし、1番に座る相席のお姉さんのテーブルには空いたお皿がたまり続けます。ちょうど死角になっていて、店員さんも中々気づかない様子。

 大変そうだな・・・そう気づいてはいるものの、焼き魚とかってどこまで食べたら終わりなのか人それぞれ違うじゃないですか。私なんかは焼き鮭だったら皮まで食べたい派の人間。
 チラッチラッと器を見ては自分のスマホに視線を戻し続ける私。

お前ほんと童貞なんじゃねえの?

 っていうレベルで挙動不審ムーブを繰り返し、1時間ほどして気がついた店員さんが「姉さんすんません。お皿下げますね~。」と声をかけてくれるまで、ずっとお姉さんはご苦労なされておりました・・・。

 本当に申し訳ない。一期一会の精神の欠片もなく、もう二度と会う事などないであろう人に対して何たる振る舞いをしてしまったのかと、酷く後悔をしながらお会計を済ませて、お店を後にしたのでした・・・。


BAD END

※重ねていいますが中島家さんのお料理は大変美味しかったです。自分自身が楽しめなかった事と、お姉さんを不快な思いにさせた全責任は私にあります。
 開店1時間前に急遽電話連絡を入れたにも関わらず快く受け入れてくださった店員さんに深く感謝いたします。ご馳走様でした。

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