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グリル生研会館 古都で大人のお子様ランチ

新潟県のとある地域に住んでいる35歳おじさんが、2024年3月の末に京都へ行ってきました。
訪れた観光地やご飯やさん、カフェなど、私がその時どう感じたかという心境も交えつつご紹介・まとめていきたいと思います。

上賀茂神社を後にし、下賀茂神社エリアへ。到着したのは12時15分頃。
朝の7時前から外で稼働し続けていた為、流石に疲労も感じつつあった私。
良い具合にお腹もペコペコでした。

これはもうあのお店に向かうしかない・・・!
市バスで降りた乗り場は、『糺の森(ただすのもり)』。

古都でいただく欧風料理

 ここも友人の薦めで訪れたいと思っていた場所でした。ただ営業時間がランチは12時~13時半と短い為、このお店の為だけに計画していた旅程・1箇所あたりの滞在時間を短くしたくない。そう思っていました。

 しかし龍安寺ー仁和寺ー上賀茂神社としっかり満喫しつつも12時半前には到着してしまったのです。これはもう食べるしかないだろう・・・!
 そうなりました。

着飾っていない店構えが唆ります

 お店に入ってみると、書いて待つ紙の名前の欄に、線が引かれていない苗字が一組。

 『記載が終わりましたら店外でお待ちください』

 自身の苗字を記載し(こういう時、五所川原とか伊集院とか珍しい苗字を書いてみたい気持ちになりませんか?私はなりません。ならなんで書いたんだよ。)外へ出ようとすると、

 『1名様ですか?こちら空いておりますのでどうぞ』

 通されたのは窓側真ん中の二人がけの席。座って店内を見渡してみると、席数はそれほど多くない印象。
 4人席が2テーブルと、2人席が5つか6つぐらいでしょうか。

 恐らくご夫婦で営業なされておられるのでしょう。とても感じの良い奥様と、同じく感じの良い旦那様のお二人でした。

余計な情報が一切ないシンプルなメニュー表。

 シンプルなメニュー表とは裏腹に、書かれているメニューは私の気持ちを大いに揺さぶってくる。
 お金の面は気にしない。1食や2食ぐらい贅沢したって良いと思っていたので、3000円になろうが4000円になろうが構わなかったんです。

 ただこの後もちょっと食を楽しむ予定だった為、あまりにもガッツリとは行きたくない。

 私の気持ちは2択で揺れていました。

・ハンバーグ&エビフライにポタージュを付けるか・・・

・スペシャルランチいっちゃうか・・・

 私の出した答えがこちら。



大人のお子様ランチ

写真で振り返るだけでお腹が減るスペシャルランチ

サラダ

まず、京都へやってきて生野菜を食べる機会があまりにもなかったんです。

1日目のお昼は蕎麦、夜は懇親会でディナーのコース料理をいただきましたが、生野菜はほんの少しだけ。

2日目の朝はちょっと時間に追われながらビジネスホテルのモーニングをいただくも、パンは落とすわ牛乳はこぼすわの大惨事でサラダを楽しむどころの状態ではありませんでした。(その節はご迷惑をおかけしました・・・。)
ちなみに落としたパンはいただきました(良い子は真似しないでね!)

そして2日目お昼は用意していただいたお弁当を食べ、夜もお客様から差し入れられたおにぎりと、テイクアウトしてきたスコーンを食べたので、野菜というものに飢えていたんですね。

だからそんなに沢山盛られていたわけではないのですが、とても嬉しかったんですよ。生野菜サラダは。

ハンバーグ

ハンバーグには人それぞれ哲学があるかと思います。ビーフ100%、合挽き肉、つなぎの有無、ソースは何か…etc

私はお店でいただくハンバーグに関してはこれこそが至高というものがあります。

・牛・豚、合挽きにこだわりはない
・肉100%は好まない。つなぎに玉ねぎ。
・デミグラスソース

グリル生研のハンバーグは全て満たしてくれていました。玉ねぎの、シャキシャキではないけどお肉とは違う確かに感じるあの食感が私は好き。

エビフライ

エビフライは私はそれほど好んで食べる人間ではないのです。エビも好きだし揚げ物も好きなのですけど、エビフライってそれほどじゃないんですよね。
でもタルタルソースは大好物。

BMI肥満でタルタル嫌いな人はいない。

というかここのタルタルはとても美味しかったです。酸味が絶妙で、ハンバーグなど濃い味を食べた箸休めにちょうど良かったですね。2本あったのもポイント高め。
エビフライを箸休めとは我ながら贅沢である。

カニクリームコロッケ

美味しかった。美味しかったんですよ凄く・・・。
でも、でもね、(最後へ続く・・・)

店内は観光客と思しき女子大生っぽいグループ1組と、御夫婦2組、
それから2人で予約していたサラリーマンっぽい方が1組。
私が帰る頃には、馴染みなのだろうなという老夫婦が入っていかれました。
年代や性別を問わず様々な方に愛されているお店なのだなと感じました。

私自身もとても美味しいランチをいただけたと思っています。
京都観光の中でご飯もので最も満足したのがこのお店でした。
席数や営業時間の短さなどはありますけど、そんなに極端に待ったりはしませんし、御夫婦2人でやられているけれど、提供時間や接客もとても丁寧で大満足のランチとなりました。

ご馳走様でした。


カニクリームコロッケって、ナイフとフォークでどうやったら綺麗に食べられるのでしょうか?
ドロッととろけてしまって、ハンバーグのデミグラスとエビフライのタルタルと混ざってしまったよね。

上手な食べ方を知っている方、是非ご教示願いたい。

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