見出し画像

とびきりのスペシャルアップルパイを カフェ松之助

新潟県のとある地域に住んでいる35歳おじさんが、2024年3月の末に京都へ行ってきました。
訪れた観光地やご飯やさん、カフェなど、私がその時どう感じたかという心境も交えつつご紹介・まとめていきたいと思います。

 段々とまとめるのが億劫になってきてしまっているので、全てを紹介するのは難しくなってきた気がします。なにせ記憶がね・・・?(出張から明日でちょうど1ヶ月)

合わない旅程

 カフェ松之助には、2日目の仕事終わりにお邪魔したんです。私が京都へお邪魔した日程が土日月火という曜日で、土曜日はほとんど移動時間に充てられ、月曜日は定休。お邪魔できる可能性があるのが日曜日か火曜日という中でした。

 とはいえ火曜日は飛行機へ乗る為伊丹空港へ帰る事も考慮に入れねばなりません。となると、自身で最も訪れたいと願っていた京都駅近くの蓮華王院(三十三間堂)を軸として、その周辺エリアを散策するのが最終日の火曜日のスマートな動き方。

 カフェ松之助は友人から薦められたお店でした。私がカフェとスコーンをこよなく愛する人間だと察知し、特にオススメするお店だと言われたお店でした。

 しかし、どう考えても旅程と合わない。位置的にも開店時間帯的にも、私の行動予定と合わなすぎたんです。

 1度経験していざ考えなおしてみると、地下鉄使えばすぐなんでどうとでもなったんですけど、初めての京都というのは、色々と詰め込みたくなるもの(私の場合)だからこのお店は残念だけれど諦めよう。そう思っていました。

捩じ込めちゃうひとり旅

 そんな状況でもねじ込めてしまうのが、ひとり旅の良いところでね。2日目の仕事が、私の感覚としては16時半~17時頃に終わる予定だったんですね。
 移動時間を考慮すると、閉店時間の17時半に間に合うか微妙な時間帯です。しかし、そんな私の予定を見透かしてくれていたかのように、仕事が15時半頃には終わってくれたんです。

 白川筋を歩いていた時、ふとナビに目をやると、地下鉄の東山駅が見えました。
 これが私が白川筋でメインスポットを歩かなかった真相なわけですが、地下鉄駅を見つけてしまったが最後、私の脳内には『松之助に行ける!』これしか無くなってしまったんです。

 東山駅から烏丸御池駅までは、東西線で3駅しか離れていません。極端な話、歩いて歩けない事は無い距離です。

 ちなみに話が横道に逸れますが、地下鉄は大いに活用すべきです。バスは目的地がしっかり分かっていれば物凄く便利な乗り物ですが、ハッキリ言ってバスの時刻表もネットの案内時間もまるで参考になりません
 信じられるのは、同じバスに乗ろうと思っているであろう旅人ぐらいなものです。話しかけたりはしませんでしたけど、「◯◯行き、このバス停で合ってますよね・・・?」「(合ってるで)」という目での会話を何度したことか。(会話は私の脳内補完)

松之助へ到着

 松之助へ到着したのは、16時20分ぐらいだったでしょうか。10分ほど外で待っていると、先客が2組ほど帰られて、店内へ案内されました。

パンケーキやパイが有名なお店。
ビッグアップルパイ アイス付き

 この日は朝食もバタバタしていて、バイキングで床に落としたパンを食べてしまうほど(良い子は真似しないでね!)満足に食べられず、お昼ご飯も美味しかったけれど出されたお弁当をかきこむように食べるという、おおよそ食事をしたとは言えない状況でした。

 お腹が減ったというよりも、気持ちとして食事を1食も摂っていない感覚。
 そんな私は、店内での食事にビッグアップルパイアイス付きと、ストレートティーを、残っていたスコーン(プレーンとクランベリー2個)をテイクアウトにしてもらい、お夕飯後のデザートと、明日の朝食として楽しむことに。

 件のアップルパイですが、このリンゴ、結構酸味がガツンときます。甘いものを想像していたので驚いたのですが、アイス付きでの提供があるだけあって、パイそのものの甘さは控えめに抑えていたのだと思います。

 このアップルパイのリンゴの酸味とアイスの甘みが絶妙にマッチしていて、更に言えば食べる前にアップルパイを温め直してくださるのですが、温かいアップルパイと冷たいアイスが絶妙にマッチしていて。

 絶妙なマッチのあわせ技1本で、私の胃袋と仕事で疲れ切った身体は完全にノックアウト状態になってしまいました。

 そうはいっても松之助さん、17時半には閉店です。1組、また1組とお客様が退店されていく中、閉店10分前ぐらいまで粘る越後のおじさん

 退店後は素直にホテルへチェックインし、洗濯物をセッティングさえしてしまえば、後は完全なるフリータイム。
 お客様からいただいた高級おむすびもあったので、夜の京都を散策する事は一切せずに、ホテル内でただただダラダラする究極の贅沢時間を堪能させていただきました。

 そのお供には、松之助からテイクアウトしたスコーンを添えて。


 今度京都へ行ったら、夜の京都を楽しむ事も考慮に入れよう。私は根本的に夜に外出するというのが苦手なタイプなんですけど、1度訪れた場所も昼と夜とでは全然雰囲気も違うのだろうと思うので。

 松之助行けて良かったな~。カフェ空間はそれほど広くないのだけれど、店員さんが何だか自然体な感じの優しさを持たれている方たちで、スタッフ同士の会話が、なんだかほっこり暖かかったのを覚えています。

 松之助良きですよ。京都駅からも遠くない烏丸御池駅の近くなので、是非。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?