2022年秋アニメについて その2

 こんばんは。オコエ選手が現役ドラフトで巨人に移籍しましたね。中々驚きでしたが、一応可能性としては前々日の投稿で候補に挙げておりました。  

 またイーグルスが獲得した選手は、広島カープの正随選手でした。大阪桐蔭→亜細亜大学と、野球のエリート街道を歩んできた方ですね。亜細亜大はプロよりもキツイ練習で有名な大学ですから、きっと練習の虫ですね。
 ただ現役ドラフトは、巷では戦力外交換ドラフトとも揶揄されています。今回移籍した12名のうち、来年どれだけの選手が残る事ができるのか。
 今後の動向も見ていきたいですね。

 閑話休題。本日の本題に参ります。昨日の投稿の続きですね。

BLEACH千年血戦篇

BLEACHを読んで興奮できない人は少年ではなくなった証拠

 これは私の言葉ではなく、YouTubeのコメント欄か何かで拝見したコメントだったと思っています。勿論極端なコメントだなと分かってはいるのですが、不思議と納得感があって記憶に残っている言葉です。

 BLEACHは、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊が見える主人公黒崎一護と、それを退治しに現世にやってきた朽木ルキアが出会い、とある事がキッカケで一護が死神代行として虚や様々な敵と戦っていくアクションバトル漫画です。

 今クールやっているアニメは、10年以上前に放送されていたBLEACHのアニメの続編であり、漫画原作BLEACHにおける最終章「千年血戦篇」を描いた物語となっています。

 私は少年期から青年期にかけて、現役でBLEACHを読んできた一読者でした。といっても、本誌で追いかけるほどの熱心な読者ではなく、40巻前後までは単行本で読み、その後は社会人になって完結した際に一気読みをした人間です。

 冒頭のコメントに関してですが、BLEACHというのは少年の心、特に厨二心をくすぐる事に非常に長けた作品です。

 久保帯人先生のネーミングセンスがとにかくやばい。声に出して読みたくなる語感の良い人名・技名・刀剣名etc・・・。

 BLEACHという原作の何がすごいかはご自身の目で確かめていただくとして、私はアニメの話をしたいのですよ!

文字通り「終わったコンテンツ」に再度命を吹き込む久保帯人という死神

 
 原作漫画BLEACHは、2001年から週刊少年ジャンプで連載が開始され、2016年をもって長期連載に終止符がうたれました。

 オワコンという蔑称で言っているのではなく、文字通り終わったコンテンツのはずでした。(ソシャゲや読み切り作品は除く)
 
 それがこの度アニメ化される事をきっかけに、原作者久保先生監修の下アニメが再構成されてかえってきたのです。
 
 しかも原作では描かれていない描写も沢山散りばめられながら、原作者監修の下補完がなされていったのです。

 中でも当時の読者たちを阿鼻叫喚させているのが、「初代護廷十三隊」隊長の名前と戦闘シーンの追加でした。

 アニメ放送中の11月、ジャンプ本誌で何の前触れもなく13名が描かれたイラストが発表されました。

 さらにその週のアニメ放送では各人の戦闘描写がアニメで為され、その翌週の本誌で各隊長たちの名前が伝えられ・・・と怒涛のような情報の濁流が私たち視聴者に押し寄せてきたのです。

 何回も書いてしまって恐縮なのですが、こちらの作品は6年前に連載を終了した作品です。
 
 その作品をただ原作どおりに準拠して制作してくれるだけでも有難いのに、原作者主導で数々の補完がなされていくのです・・・。これを見ずして何がファンか。なにが少年か(もはや意味不明)

老舗アニメ制作会社が見せた意地

 ぴえろは1970年代に出来、半世紀余りに渡ってアニメを作り続けている、老舗のアニメーション制作会社です。

 私が子供の頃に夢中になったアニメも沢山ぴえろが制作を行っており、
「幽遊白書」「忍空」「みどりのマキバオー」「たこやきマントマン」などの数々の名作を世に生み出しています。

 しかし2000年代前半頃までは多数の作品を作っていましたが、いつの間にか数を絞るようになっていきました。

 この辺りに関しては私はあまり詳しくないので何とも言えませんが、ただご長寿アニメとして、NARUTOとBLEACHという二大巨頭を抱えてしまった事は、一因として考えられるのではないでしょうか。

 私の中では、「良いアニメーションを作るけど、昔の作品にありがちな溜め回も沢山使う会社」というイメージでした。溜め回というのはこれもオタク達の造語のようなもので、作画枚数を落として省エネルギーで制作された放送回の事をこう言います。

 その印象がガラっと変わったのが、このBLEACH千年血戦篇だったのです。監督も私と大差ない30台後半の方が務められており、若返り化が成功しているのが伺えます。

 とにかく演出・作画がキレッキレで、声優さんたちの演技も10年前の作品の頃よりも円熟味を増した方たちが多くいらっしゃいます。(中にはちょっとお年を召したせいか、こんな演技だったっけ?という方もいらっしゃいますが、それもまた一興)

 シリーズ構成もテンポよく練られており、アニメ1話=原作4~5話をまとめて作られていて飽きの来ない非常に良い作品となっております。

 特に1クール目の目玉は山本元柳斎重國VSユーハバッハ(偽→本物)の対決と、初代VS当代剣八の対決でしょうね。

 これは映像化されると決まった時から期待されていた箇所で、期待の遥か上をいってくれた出来にファンは興奮を抑えきれないでおります。
 そこへきて原作者自らが陣頭指揮を執った数々の補完がやってくるのだから、もう堪りません。

 ここまで語っていてなんですが、私は過去のアニメはほとんど見ていません。何せテレビ東京系列の作品は新潟県では放送されない事が多いもので(笑)

 そんな私でも十分楽しめる作品ですので、この千年血戦篇だけでも見てみる事をオススメいたしますよ。

 そして気になったら原作をチェックすればいいんです。

 さあ皆さんご一緒に!
卍!解!

(最近、毎日投稿する事にばかり意識が集中していて、自分でも何を書いているのか分からなくなってきています(笑)明日は色々と頭の中を整理しよう)

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