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CAIXA × sentenceで「インタビュー研究会(仮)」を立ち上げます!

こんにちは、sentence運営の西山です。

少し前に、sentenceでこんなイベントをやりました。

「VIEW OF INTERVIEWERS vol.2」は、現役のライター・編集者のリアルなインタビュー現場を公開・比較し、暗黙知になりがちな「インタビュー」のスキルを学びとろう、という企画です。
(中略)
お互いのインタビューを見た感想を語り合いながら、インタビューにおいて大事だと思っていること、大切にしていることなどを、一つひとつ言語化していきます。(イベントページより引用)

暗黙知になりがちなインタビューについて、お互いのやり方を見合い、知見をシェアし合うこちらのイベント。毎回、登壇してもらうインタビュアーの方々と「めっちゃ学びになるねコレ…!」と盛り上がっています。

vol.2は、「編集者のカンニングペーパー」などを連載しているHuuuuさんの自社メディア「CAIXA」さんに声をかけて、編集長の友光だんごさんと副編集長の小池真幸さんに登壇していただきました。

そのおふたりと終わった後に、「こういう『インタビューという行為を学び深めていく活動』、何か継続的にやっていきたいですね」と話が広がりまして……。

今月から、CAIXA × sentenceのコラボ企画が走り出すことになりました!

その名も「インタビュー研究会(仮)」!
(※そのまんますぎるので名称は現在検討中です。笑)

この活動では、「インタビュー」という行為を多角的な視点から学ぼうというコンセプトの下、参加者の皆でさまざまなコンテンツに触れながら、「インタビューという行為」の解像度を深めるディスカッションを行なっていく予定です。

「インタビューど真ん中の教材からインプットしていくのではなく、“周縁”の領域の実践から、生かせそうな知を抽出していこう」というのが、本研究の特徴的なアプローチになっていくかな、と思っています。

研究会(仮)で扱う予定のコンテンツたち

つい先日、初回のキックオフMTGが開催されまして、直近で扱っていくテーマ&コンテンツが共有されました(※変更の可能性あり)。

・取材の暴力性と向き合う
上出遼平『ハイパーハードボイルドグルメリポート』


・人の人生に入っていくこと
岸政彦『断片的なものの社会学』


・カウンセリング/対話というインタビュー 
いとうせいこう『ラブという薬』


・映像からみるインタビュー
『街録ch』orドキュメンタリー


・内省/自分へのインタビュー
村上春樹『職業としての小説家』


書籍だけではなく、映像コンテンツなども入っているのが新鮮で、どんな学びが得られるのか楽しみです!( ^ω^ )

主宰者よりコメント

今回、一緒にこの研究会を運営してくれるCAIXAの編集長のだんごさん、副編集長の小池さんより、立ち上げに当たって一言ずつコメントをいただきました😊

CAIXA編集長・友光だんごさん

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仕事として日々向き合っていると、つい「インタビューとはこういうもの」と型を決めて、視野が狭くなってしまいがちです。そんな視野を思いきり広げ直すストレッチとして、いろんなジャンルの本を雑食的に読んでいこうと思います。「インタビューについてもっと学びたい」という初心者の方も大歓迎です! どの本も面白いものばかりなので、楽しみながらインタビュー筋を一緒に鍛えていきましょう。


CAIXA副編集長・小池真幸さん

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僕は普段、インタビュー記事をつくるためのインタビューをメインに行っています。しかし、インタビューというものは、何もテキストコンテンツ制作の場だけで行われるわけではありません。他の仕事をしている方々が行っているインタビュー、もしくはインタビュー的な営みを覗いてみることで、普段僕が行っているインタビューの特性を逆照射したり、あらゆるインタビューに通底する本質のようなものをあぶり出せたらいいなと思っています。


参加者募集中! 一緒にインタビュー、深めませんか?

こちらのインタビュー研究会、来月から本格始動です!

初回は8月13日(金)20時より、『ハイパーハードボイルドグルメリポート』を題材としたディスカッションを行なう予定です。

こちらの研究会(仮)、sentence会員の皆さんは誰でも参加できます。毎回出られなくてもOKかつ、映像やテキストでログも残していくので、リアルタイムで参加できなくても内容を追うことが可能です!

興味のある方、ぜひこの機会に入会を検討していただけたら嬉しいです😊


「sentenceってどんなところなの?」と気になった方は、ぜひこちらのnoteをご覧ください↓




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