準備・取材・執筆、一連のプロセスを公開しながら進める「オープンインタビュー」開催中——sentenceおたより【文月】
こんにちは!sentenceのコミュニティマネージャー、中川です。
最近、sentenceメンバーがおすすめしていた「大人の交換ノート」を、夫と始めました。これは“質問型”の交換ノートで、回すときに相手への質問をひとつ考えるんだとか。受け取った人はその質問に答える形で文章を書き、また相手への質問を考えて回します。
提案したときは「一緒にいる時間が長いから、あんまり書くことないよ」と、乗り気じゃなかった夫ですが、今朝起きてノートを開いたら「普段そこまで考えずに喋ったりするので、考えてから伝える、良い機会なのかなと思います」と綴ってくれていました。
スマホひとつで簡単に、誰とでもコミュニケーションを取れるような現代だからこそ、誰かひとりを思って筆を取る時間をより大切にしていきたいと思う、今日この頃です。
さて、最近のsentenceでは、継続的に参加することで学びがより蓄積する長期型のコンテンツが多く動いています!文月号では、それらの取り組みを紹介しつつ、7〜8月の注目イベントをお知らせします。お見逃しなく!
取材の一連の流れを公開!「オープンインタビュー」始動
6月初旬から特別企画として「オープンインタビュー」が始まりました。
これは、企画書の作成、取材依頼、リサーチ&質問の作成、インタビュー本番、執筆など、インタビュー取材の一連の流れを、コミュニティ内で公開しながら進めていく企画です。
「人がインタビュー取材を進めていく様子」を観察し、それに対して質問したり、フィードバックしたりする。その過程で、初心者の方は「こんな風に進んでいくんだ!」という学習機会を得られ、インタビュー取材に慣れている方は、改めて知見の棚卸しができるはず。
そんな期待を胸に、スタートしたこの企画。今回は、sentenceのコンセプトである「書くと共に生きる」をテーマに、運営メンバーのひとりである西山武志さんに取材することに。
企画の始動に伴って、Slackでは #40_取材インタビュー分科会 のチャンネルを新設し、一つひとつの取材工程を公開していきました。
最初のステップは、取材依頼書(企画書)の作成。インタビュー取材を申し込む場合は必須のアイテムですが、初心者だと「どう作ればいいの?」と悩むことも。
sentenceメンバーも、「企画に近いイメージの記事URLを貼るようにしている」「なぜ、その人に話を聞きたいのか、明確な理由を企画書に記載する」など、これまでの経験をもとにそれぞれが取材を申し込む際に気をつけている点をシェアしてくれました。
その一人であるくらげさんは、過去に何度か取材を受けた立場として、そのときに感じたことを率直に共有してくださいました!
取材のリサーチ内容や、質問項目も公開!
sentenceメンバーの丁寧なアドバイスやフィードバックにより、インタビュー取材に関する知見がどんどんと溜まっていきました。
もちろん、インタビュー本番も公開! Zoomで実施したオンライン取材に、sentenceメンバーにも参加してもらい、取材後には「インタビュー取材で意識すべきこと」などを議論しました。
インタビュー中の実況メモも残してくださっています!(笑)どんなことが話されたのか気になる方は、#40_取材インタビュー分科会 のチャンネルをチェックしてみてくださいね。#36_sentenceチューブでは、当日の録画を見直すこともできます。
今週の18日(土)には、この取材の初稿にみんなでフィードバックするYMO会を開催!中川が今ある力を尽くして書いた原稿に、ぜひYMを入れにきてくださいm(_ _)m
みなさんからのコメントをもとに原稿を修正したものは、7月29日(水)開催の「リアルタイム赤入れ会」にて、編集者である長谷川賢人さんに赤を入れていただきます!長谷川さんは、「北欧、暮らしの道具店」など複数のメディアで執筆・編集経験を持ち、今年で編集者歴9年目を迎える方です。
sentenceメンバーは、無料で参加いただけます。みなさんの力を借りながら制作した原稿の赤入れ……!その様子を見守りながら、編集視点の学びに活かしてくださいね。
ライティング基礎にまつわるオンライン動画を配信中!
「オープンインタビュー」とほぼ同じタイミングで、ライティングの基礎知識を共有するオンライン動画の収録・公開をスタートしました!
「ライターって?」「良い文章とは何か?」といった職業ライターとしての基本的なマインドセットから、「企画」「取材」「インタビュー」などの具体的なスキルセットまでを、全8回に渡ってコミュニティ内限定の動画を公開しています。
動画では、sentenceの運営メンバーであり、フリーライターとしても活躍する西山さんにメインで解説してもらいながら、ほかの運営メンバーであれこれ議論しています。配信日は毎週月曜日!7月17日時点では、第6回の「インタビュー」まで配信しています。
#36_sentenceチューブで、これまでに配信した動画をすべて視聴できるので、「まだ見てない!」という方は、梅雨のおこもり時間のお供にぜひ^^
動画を見てくださったsentenceメンバーから、嬉しいコメントも(;;)♡
みなさんのコメントを読みながら、運営メンバーも新たな学びを得たり、日々のコミュニティ運営に対するモチベーションをいただいています!本当にありがとうございます!
最終回も近いですが、今後もコミュニティ内限定の「残る」コンテンツをたくさん企画していきますので、「こんな動画も撮ってほしいな」という要望があれば、お知らせください。
ゆるっと音声配信!sentence radio、はじめました
以前、ひっそりと配信していた「sentence radio」をリニューアルしました!音声配信サービス stand.fm にて、6月中旬から毎週月曜日にゆるっと配信中です。運営メンバー4人(中楯、西山、花田、中川)が、「書く」をテーマに、台本なしの即興トークをお届けしていきます〜(´・ω・)つ
まずは「自己紹介」ということで、運営メンバーの経歴や現在の仕事について、一人ずつ紹介しています。1本あたり20〜30分、本当にゆるい雰囲気なので、ご飯を作りながら、仕事の休憩がてらにでも聞いていただけると嬉しいです!
stand.fmには「レター」という機能があり、「こんな話を聞いてみたい」などリクエストを送れるので、コメントや質問があればぜひ活用してください。slackでも大歓迎です!
「sentenceメンバーも、ゲストに呼んでみたいなあ」なんて考えていますので、「運営メンバーと『書く』にまつわるトークがしたいよ!」という方は、ぜひ立候補してくださいね。
8月は、カツセマサヒコさん×sentenceの企画を2本立てで!
Slackでもすでにお知らせしていますが、8月中にWebライター・編集者であり、6月11日に初の著書を刊行されたカツセマサヒコさんをゲストにお迎えするイベントを、2本開催することが決定しました!ここでは、その詳細をお伝えします。
① sentenceメンバー限定!「明け方の若者たち」を作者と味わう読書会
カツセさんの著書『明け方の若者たち』を題材にした読書会。前半20分は、sentenceメンバーだけで本の内容について自由にディスカッションし、後半60分でカツセさんをお呼びして感想をシェアしたり、質問したりする予定です!
● 開催概要について
日時:2020年8月2日(日)15:00〜16:30
場所:オンライン(Zoom)
タイムライン:
参加費は無料です。ただし、読書会の前に個人noteなどで著書についての感想文を執筆し、公開することを必須条件とさせてください。
そして、今回の読書会、一般公開のイベントではなく、sentence限定の企画です……!またとない機会なので、一人でも多くの方に参加していただけたら嬉しいです。
参加希望の方は、こちらから「参加」ボタンを押してお知らせください!(人数制限を設ける場合もありますので、参加希望の方はお早めに)
② カツセマサヒコさん×長谷川賢人さんのLIVEトーク
sentence LIVE #6として 、「ライターと小説(仮)」をテーマに、カツセマサヒコさん、長谷川賢人さんに対談トークをしていただきます!出版に至るまでの経緯や作品へのこだわり、ライティング業と小説執筆業のバランス感などについて、お話いただく予定です。
● 開催概要について
日時:2020年8月19日(水)19:30〜21:00
場所:オンライン(Zoom)
タイムライン:
このイベントは、sentenceメンバーだけでなく、一般の方も有料で参加いただける予定です。後日、Peatixにて正式にイベントの告知をし、参加者を募集しますので、気になる方はぜひsentenceのPeatixアカウントをフォローしてください。(告知開始の際に通知が届きます)
7月中もイベントは盛りだくさんです!イベントカレンダーを参考に、気になるイベントを見つけてぜひ参加してくださいね。
本格的な夏に向けて、どんどん加速していきますよ〜!
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