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※このnoteは「書くとともに生きる」ひとたちのためのコミュニティ『sentence』 のアドベントカレンダーの一環で書いています。テーマは「2021年の出会い」です。 ___ マフラーのない首元から、冷気が流れ込んでくる。 パーカーのチャックを全部上げて、左手で首元をつかみながら走り出す。 このあいだできたばかりのカフェ兼バーは24時クローズと書いてあったけれど、まだまだにぎわいそうだ。今晩は、YOASOBIを聴いている。 11月も末の末、ランニングを始めた。長男のサ
先に社会人になった友人が教えてくれた。 「大学生までは勝手に時間の“区切り”をつけられていたけど、社会人になったら自分で区切りをつけなければいけないんだよ」 分かる。ごく最近まで学生だった私も、学生最後の方は週5でインターンをする日々で、結局卒業式にも行かなかった。それでいつの間にかぬるっと学生生活を終わらせてしまった。 なんとか曖昧になっている生活へ“区切り”をつけようと、社会人になるタイミングとほぼ同時に、大学4年間お世話になった埼玉から引っ越した。 憧れていた東