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学級開き「5つのキーワード」

いよいよ令和6年度スタートです

子どもたちも,わくわくしているかな。
でもほとんどは,春休みが終わっちゃう……ということが,
大きいんだろうな

始業式 そしてクラス分け……
担任の先生の第一声をどうするか?
学級開きで何するの?
ってことが,SNSなどで話題になっています

担任していたのは,もう何年も前なので,実践をお伝えしても,もう古いかも知れません

そこで大事にしていたキーワード「期待」「好感」「規律」「理想」「成功」の5つ,お示しします

「期待」

「楽しくやれそうだ」
「おもしろくなりそうだ」
「賢くなりそうだ」
などと思わすことができたら,しばらく学級は安泰です

「好感」

「嫌われることを恐れるな」
「嫌われてもいいんだ」
という先輩先生に出会ったことがあります
でも私はそうは思いません

なぜなら,教育効果から考えても,好感をもっている指導者や一目置いている大人から,言われると自然についていきたくなるものです

実は,学習の定着率にも差が生まれることが分かっています

子どもたちから,好感をもたれることは外せません
もちろん,媚びを売るのとは違います

「規律」

褒めることは大事です
でも怒るのではなく,叱ることも必要です
叱るルールを宣言します
私は,野口芳宏先生が言われる下記の「叱る三原則」をベースに
子どもたちへ話します
 ※くわしくは「野口流 教師のための叱る作法」(学陽書房)

・生命にかかわるような危険
・他人の不幸の上に,自己の幸福を築くこと
・3,4度注意しても改めようとしないとき

「他人の不幸の上に,自己の幸福を築く」とは,自分自身が喜びや得したなあって感じたときに,友だちが悲しんでいることと話したり,単刀直入に,人権に関わることやいじめのことだよと伝えます

「理想」

「こんなクラスにしたい」といった,教師の願いを話します
「発達段階に応じて」がポイントです

・話は短く
・視覚化して提示
・声のトーン
・抑揚
・間
・語る

もちろん一人ひとりの目を合わせながら……
視線を反らす子どももいるかもしれません
そのような子どもほど,笑顔でさりげなく見つめます
されど,一日目ですが,まだ一日目なのです

「成功」

一日目に,成功体験を積ませられたらいいですね
個人,クラスなど……取組は,たくさんありそうです

「先生が,話の途中で,拍手を3つって,言ったら,3回パンパンパンて,たたくんやで!」は,
仲島正教先生の実践です
先生:「大きく3つ!」
子どもたち:パン!パン!パン!

次第に揃いだし,そして,なぜかみんな笑顔になる
「元気が一番塾」で検索すればヒットしますよ

このような感じで,少しずつ,綴っていこうと考えています
よろしくお願いいたします

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