松本市で戦時下を過ごした姉妹への聞き取り(下)ー教育勅語も覚えたが意味は知らなかった
戦時中を長野県松本市の国民学校で過ごした姉妹からの聞き取り、続きです。当時の学校生活や終戦前後のことをまとめました。下写真は、お話しの中に出てくるすり鉢状の穴。これは茨城県土浦市の真鍋国民学校の「航空走路」に設けた「旋回壕」。落ちれば戦死ということにして回っているうちに空中格闘もでき、めまいもしなくなるという狙いがあったようで、これが付属国民学校にもあったということです。
姉・1941(昭和16)年春ー1945(昭和20)年3月まで、松本師範学校付属国民学校の3-6年に