『ダメだこりゃ』で年末に『沈黙は金』を感じた話

こんにちは。
北千住の謎の占い師　破天荒解です。

ずいぶん更新に間が空いてしまいました。
更新が滞っている間にInstagramも始め、
扱っているのが『色』という性質上
そちらの方が発信しやすいなと思ったり。

でも今はそちらも滞ってしまっていますが。

さて、久々にこちらで筆を執ったのは、
先日放送された【志村けんとドリフの大爆笑物語】を
見たことがきっかけでした。

俳優さんがご本人にビジュアルを寄せている
完成度もさることながら、
途中で挟まれるコントも素晴らしい完成度。

私自身は『ドリフ大爆笑』の方がなじみある世代で、
中でも牛乳のCMのコントが好きでした。
流れもオチも大体覚えているのにこれは普通に笑ってしまった。

ただのコントではない、『誰かを演じながらのコント』って
すごく難しいのではないかと。
俳優さんて本当にすごいですね。
もっと先までの彼らのストーリーを見たい！と思いましたし、
逆に「もう本物の彼らのこんな姿は見られないのか」と
寂しい気持ちにもなる不思議な作品でした。

と、私の感想はさておき。

このドラマを、私は見逃し配信で見たのですが、
まだ見ていない時のことです。

知人との少人数のLINEグループ内でタイムリーに見た組から
このドラマの感想を語り始めました。
ネタバレOKな人間ですので「そうなんだ～」と眺めておりました。

すると中の1人が突然、
「以前他の番組で本人が語っていたことと違うところがあった！なぜ隠すのか！すごく違和感！！」
とプンスカし始めました。

感想が分かれるのはどんな作品にもあることだと思いますし、
その方がそう感じたのも事実なのでしょう。

LINEグループの中でその『他の番組』を見ていた方が
他にいなかったのでみんな「そうなんだ～」なリアクション。
『ダメだこりゃ！』と思ったのは私だけではないはず。
なんとなく気まずい空気になり、ドラマの話題自体が終わってしまいました。

後日ドラマを見てみた時に「これかな？」という場面がありましたが、
事前に聞いていなければ気にもかけなかったと思います。
それくらい特段重要な部分では無かった（と思う）

見た後もそのLINEグループには話を振ることができず
同じような感想を書いていた一人と個人LINEで盛り上がりました。

この「言わずにはいられない」「ツッコまなければ気が済まない」風潮。
すごくもったいないなと思うのです。

どんな感想を持つのも、発言をするのも自由です。
ですが、言葉を発するという行動をした時点で、
そこには発言の自由に伴う【責任】が発生します。

この場合の責任は、
相手にどう受け止められ、
相手が自分に対しどんな印象を持つか、
その結果、相手から受ける対応が変わるかもしれないこと。

LINEは文章でのコミュニケーションですので
特に誤解や曲解が生まれやすい。
なおさら発信する前に一呼吸置く必要がありますね。

『秘すれば花』『沈黙は金』『言わぬが仏』なんて
言わないことを良しとする言葉も多くありますし。

言ってスッキリすることも大事ですが
言わずに飲み込むこと、かみ砕いて表現を変えることも
自信の自由と責任のバランスを取る秘訣かもしれないな。

なんて年の瀬に思う破天荒解なのでした。
来年もよろしくお願いいたします。

読了ありがとうございました。

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