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ライフログ& スタイリングフォト講座を開いてきました

先日ご縁あって初めてリアルでスタイリングフォト講座を開講しました。

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コロナ禍に講師になってからずっとオンラインでのみ開催していたのですが、実際に私の使っているものを手に取ってもらったり、皆さんがスタイリングしているところにその場でエッセンスを加えていけたり。

控えめに言ってもとても楽しかった!のヒトコトにつきました。

テーマは「自分をまるっと認めて愛すること」

スタイリングフォトを掘ってほって、掘り下げていくうちに私がたどり着いたのは、スキルではなく撮り手が持っている価値観や人生観がその写真の美しさや魅力を引き出すんだ、ということ。

今回ライフログ、と冠したのは、「自分自身が本当にしたい、人生観や価値観に気づいていくきっかけになればいいな」と想いを込めたから。

まじめで頑張り屋さんで、色んな役割をこなすことに慣れてしまって、自分のことは後回し。

私自身もですが、私の周りにもそんな方が多くいらっしゃる。
だからこそ、愛すべき自分のこれまでの人生の軌跡をまるっと認めて愛してほしい。

そういう気持ちで今回の講座を開講させていただきました。

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ライフスタイリングは「美しく飾る」ではなく「エモく切り取る」

小物写真を何とか上手に撮りたくて、その技を教えて貰いに来ました!

と少し不安な表情で仰っていただく参加者が多く、そういう意味では私の講座は「期待外れ」になるのかも知れません。

でも、参加してくださった皆様、講座終了後には必ずと言っていいほど、晴れやかでいい笑顔で帰られていきます。


「私には無理かも、と思っていたけれど、これなら私にもできる!と思えた」
「実際に手を動かして自分の写真がどんどん良くなるのを見て、嬉しくなった」
「身の回りのものをワクワクするものにしたい!と思った」
「日頃から《これでいい》ではなく《これがいい!》と選択して行こうと思った」


そんな風に仰ってくださる方が多いのです。


写真やスタイリングのスキルとしてお伝えしていることは本当にわずか。

どちらかというと自分の感情や価値観に向き合い、自分の感情が動く瞬間を見逃さないこと。「心から好き」の一瞬をエモーショナルに切り取ってもらうことを大切にしています。


そのプロセスを通じて、こうやってワクワクしてくださる方々をみていると、やや大袈裟かもしれませんが「スタイリングフォトはその方の人生まで変えてしまうんだなぁ」と思うことが多々あります。

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スタイリングフォトは「ライフスタイリング」でもある

昨年の9月から始めて、スタイリングフォト講座をこれまで何度も開催してきて、文字には起こしてこなかったけれど繰り返し繰り返し、私が伝えてきたことをちゃんと形にしたい、と思ったのです。

写真にはその人の人生観や価値観が写る。
どんなフィルターで世界を見ているのか、どんな価値観で選択して、どんな感情を内に秘めているのか。意外にも、自身がどんな価値観なのか、どんな感情なのか、と深掘りする機会がなかった方の多いこと。

だから正解を探してしまうし、センスがないからと表現することを諦めてしまう。

でもきっと、本当は正解も不正解もないのだと思うのです。

人に好かれようと好かれまいと「自分が自分の選択を心から信じていること」のほうがよっぽど大切で。

そうなるためには、自分のこれまで生きてきた過程を、選んできたことを、ひとつひとつ紐解いて認めていくことが必要なのだ、とまさに自分自身の変化をもって思うに至りました。

素敵に写真を撮りたい人が、自分の人生をもっと自分ごとにして生きていける人になる。

そんなミラクルな変化が味わえる講座として、これからも皆様にお伝えしていきます。

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