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教師必須の作業効率化①導線【日本語教師/日本語教育】

日本語教師にかかわらず、教師は授業外の作業、自宅での作業が多いですね。そのような雑務はお金を生まないため、当然、給料は上がりません(会社の場合)。さらには授業ではないので、残業しても手当がつかないところがほとんどです。

しかし、何もしないままでは疲弊していきます。雑多な作業に追われ、肝心の授業が適当になってしまったり、教師力向上のための自己研鑽ができなくなってしまっては本末転倒です。それでは作業を減らそう。。。とはいっても、雑務を減らすことは容易ではありません。必要なのです。                     そこで、労働コストを減らして省力化しましょう、ということになります。

①今やっていること、細かな行動まですべて洗い出す                     ②無駄な作業や行動を減らす

今回は、オフィスの導線について見ていきます。導線なんて当たり前、、ではあるんですが、社内でレイアウトが固定されていると、それが常態化し、無駄を見落としがちです。                         例として、以下のようなオフィスレイアウトで、男女の教員席が右端だとします。

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テキストや資料がある本棚、コピー機、よく使います。資料の参照、プリントやテキストの印刷…。それが遠くにあると、長い距離を人や障害物を避けて行かなければなりません。このようなことも労働コストと考えます。

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ほんの少しのコストですが、これが毎回、毎時間、毎日積み重なっていくと、数秒が数分、数十分となっていきます。また、見た目の行動だけでなく、精神的なコストもあることに気づくでしょうか。人がいたら、気を使い、「すみません」と言って通らなければなりません。席の後ろを通るので、イスを引いてもらうこともあります。ごく小さな精神的なコストであっても、積み重なり、ストレスの一つとなるでしょう。

こうすれば、いいですね↓↓。本棚、コピー機を移動する、女性は端の席に移動する。一瞬で本が取れます。座ったままでもできそうです(笑)。あるいは、二人が左端の、機械の前の席に移動しても同じことですね。

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今やっていること、細かな行動まですべて洗い出し、無駄な作業や行動を減らしていくことが作業の効率化につながっていきます。また、ストレスの軽減も、とても大切なことです。ストレスが多い職場というのは、様々な面で効率化されていない部分が多々あります。

このように、ごくごく小さなことの改善によって、有効に使える時間が増えることにデメリットはありません。

以上、今回はオフィスの導線についてでした。

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