カプセル 2024.03

こんばんは、千星一話の中の人です。先日旅先で友達になった地方在住のMちゃんと半年ぶりに再開しました。喫茶店でいろいろと話し露店を冷やかし、気の向くまま一切知らない昔の邦画を見に行ったのですが、映画が終わった後すぐさま作中の役者さんが千鳥のノブさんにめっちゃ似てたよねという話から感想を語り合い充実した一日でした。相変わらず好奇心旺盛でさらっと気遣いができるMちゃんは憧れの友人です。


花と挿絵

オーガニック天竺という肌触りのいい布をゲットしたので枕カバーを作ることにしました。私は枕にカバーをつけずに使っているのですが、以前なにかでカバーを付けない、もしくはカバーを取り換えずに使い続けていると肌トラブルに強く影響する、というのを聞いたことが頭の端にずっと残っていたので見つけた時これだ!と手に取りました。

購入した布はストレッチ素材なのでサイズをがっつり合わせる必要がなく、先端同士を縫って筒状にすればお手軽枕カバーの完成です。でもせっかく作るなら可愛いものにしたいので、青と黄色の草花の刺繡と最近お気に入りのとんでもなく可愛い絵本の挿絵の一部をお借りして二種類作りました。

縫い始めはまだここまでしか終わってないのかと早くもダレていましたが形が見えてくるとやっぱり愛着ができて毎晩一時間ぐらい刺繍するのが楽しきなっていきました。布の裏表を間違えようが、花の形が不揃いで不格好だろうが自分が使う分には問題ないと思えるので気楽に楽しめました。

いえ、完成したかのように書きましたが、絵本のほうの刺繍がまだ半分残っています。今月のカプセルを公開するまでには終わってるかなと思っていましたが、もうしばらく刺繍を楽しめそうです。


ぜいたく

とんでもない贅沢なものを買ってしまった。泡立て済みのホイップクリームである。

とはいえ最初はそこまででもなかった。以前、粉状のインスタントじゃない紙パックに入った液体のコンポタージュを買ったときは、友人にすごい贅沢しちゃったんだよと思わず報告したくらい心が躍ったのだけど(ちなみに友人もそれは贅沢だねと強くうなずいてくれた)、今回はスコーンとジャムのセットを購入したのでスコーンにつけて食べようと思って買っただけで、メインはあくまでもスコーンだった。

けれど、スコーンをすべて頂き、半分以上残ったホイップクリームでやってみたいことがあった。井田千秋さんのイラストエッセイ「たとえばの話3」のココアにまつわる話で、真ん中に描かれたココアパウダーを振りかけた生クリームが浮かぶおいしそうなココアのイラストを思い出して飲んでみたくなったのだ。その時はココアじゃなくて紅茶の気分だったからミルクティーにホイップクリームを絞り出して飲んでみると、なんということでしょう。ホイップクリームを入れただけなのに見た目も味もランクアップして幸せな気持ちにさせてくれる。ホイップクリームを十分に冷やして、ふちが狭いカップを使うことできれいな渦巻き模様を維持できる。おわん型のカップにすれば喫茶店ごっこができるのでこちらもおすすめです。


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