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月と音楽に癒された夜 深い眠りへの誘い(コツ)

ふとベランダ越しに外を見上げると

今夜は月が綺麗。

漆黒の夜空に

時々雲隠れしながら、凛と優しい光で照らしてくれてる。

病院にいると方角の関係か月が見れなくて。

ずっと寂しい思いをしていたから。

スーッと引き寄せられるように、ベランダで月を眺める。


耳をすませば

虫たちが鳴いている声が聞こえてくる。

涼しい秋風が火照った体に心地よく触れる。


不意に、ウクレレが弾きたくなって。

月を眺めながら一人ウクレレを奏でる。

ああ こんなにものんびりと

心落ち着いて

月を眺めながら、好きな音楽を奏でて、

自然に目を耳を傾けること。

いつぶりだろう。


心がとっても落ち着いて、こころの底から深い安心感。

この感覚、いつぶりだろう。


実は今朝は、ちょっと落ち込んでいたことがあったのですが。

こんなに心伸びやかに、地球と宇宙の営みを感じていると

大丈夫、ありがとうと素直に思えてきます。


治療していると、どうしてもあれもこれも体のためにやらなきゃとなってしまいがち。

そうすると交感神経が緊張してずーっとストレスが体にかかった状態になるので。

いろいろ良くないです。

いろんなホルモンや自律神経のバランスが乱れたり、そして免疫力も落ちる。

栄養の吸収にも良くないですね。

病がある、抗がん剤などで治療している体は、それだけで、異物に抵抗したり細胞を守ろうと頑張ってくれていてストレスがかかっているので、なるべくリラックスすることが、治療効果を上げるにも大切。

リラックスは自然治癒力をあげる。


なので、たまに、ふぁ〜って、なって何も考えずに好きなことする。

深く、ゆっくり息を吐く。

それだけで、副交感神経が働きやすくなって、血管が開いて酸素が体に行き渡り、自律神経などのバランスも良くなるので免疫力も上がり、治療の効果も上がります。病気にもなりにくい。


それにしても、私も気づいたら交感神経優位。(抗がん剤の回数が重ねるたびに、毎回違うことが起こるから、あれこれずっと何かしら考えてたなあ)

朝のヨガで呼吸法と瞑想はしているけれど。

最近、寝つきが悪かったり、眠りが浅いことが多くて。

考えられる原因はいろいろあるのですが。

こうして、月や星をゆっくり眺めたり、キャンドルを焚いたり、

寝る前にゆっくりできることしてなかったなあ最近。

入院中入浴もできないし。

調子が悪いとそういうこともしたいと思う気力すら湧かないのは、

しんどいとこです。心と体はつながってるのを感じます。


眠りの話になったので。

ここで快眠のコツを。

もしお困りの方があれば。

精神科でも取り入れられている方法です。

①朝8時までに15分くらい朝日を浴びること。(一番大事!体内時計がリセットされて夜眠れる体になる)
②昼間、適度な運動をする。
③眠る1〜2時間前にぬるめのお風呂に入る。(15〜30分くらい)

※眠る直前だと交感神経優位になり眠れない。1〜2時間前に入ると、その間に深部体温が下がり、そうすると自然に眠くなります。深い眠りのためには、深部体温が下がることが必要です。睡眠の中で、眠りについた最初の90分の深い脳の眠りが大切と言われています。

④眠る前のスマホやテレビ、パソコンなどのブルーライトや電子機器を控える。

※ブルーライトの光刺激で、睡眠ホルモンの働きが鈍くなり眠れなくなるので、それよりも。↓

⑤寝る前はキャンドルを焚いたり、明かりを電球色のものにする。お部屋にアロマを焚くのもいいです。リラックスできます。器に熱いお湯をはって、アロマをたらしたり、ティッシュにたらして枕元においたら簡単ですね。
⑥寝室を整える。いらないものは捨てて、置かない。スッキリとした環境にする。
⑦目を手のひらで温める。手のひらは労宮(ろうきゅう)といって、疲れを癒してくれる場所。目の神経が緊張していると頭の神経も緊張しているので、温めてあげると気持ちがいいです。普段パソコンやスマホ、本などよく見るかたに。

まだ、ありますが、基本的にはこんなところです。


深いリラックスは気持ちいい。


たくさん笑うことも免疫力アップに大切。

面白いことがなくても、笑顔でいる。

それだけで、心も前向きになる。


コロナも多分しばらくはともに生きていくものなんじゃないかな。

免疫力上げるために大切なこと、また、書こうと思いますが。

情報に振り回されず、不安にかられず、かかっても重症化しない体を作っておくこと。

方法はいろいろあるけれど。


自分軸であることと。

リラックス。


心にゆとりを持っておくことが何よりも大事かなと思います。

そんなことを改めてじんわりと感じさせてくれた今宵の月に感謝。


自然の包容力。優しさ。は偉大だなと思います。

もちろん、厳しさもある。時に人に大切なことを教えてくれる。

でも、疲れたとき自然の中に行くと、木々のささやきや虫たちの声、季節の花の香りや水の流れる音、その全てが心地よく感じて。

癒されますね。

自然の音は、人がリラックスする波長を持っています。

香りも同じ。

鼻で匂いを感じたら、他の神経は介さずに、すぐに脳幹という生きるための脳の中心部に即座に伝わる。

だから、リラックス効果が大きい。

光も。同じ。

そして

高気圧(晴れ)の日は、交感神経が働いて。(何かしたい!ってワクワク興奮する)

低気圧(曇り、雨)の日は、副交感神経が働く。(お家でのんびりしようってなりますよね)

月の光は、リラックスの光。

眠れない時に、眺めてみると深い眠りに入れるかも。


人は無意識に大自然とつながって生きてるんですよね。

川で遊び海で遊び、山で遊び、食べ物をいただき、自然の恩恵を受けている。

心も体も癒し助けてもらい、生かしてもらってる。

そんな地球に優しい生き方をしようと、

改めて感じた夜でした。



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