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なぜ健康でいたいの?

入院治療開始して気づけばはや1ヶ月。

入院するたびに薄々気になっていたこと。

体重減少。

1ヶ月で3キロも減ってしまった。過去最少記録。

生理も止まる(治療やHCGホルモンの影響はなさそう)。

これはまずい。

食べれる時にそれなりに食べれてはいるから、

これは明らかに、ベット上生活で筋肉量が激減した証拠。

太ももがおばあちゃんみたいに細々してるー泣泣泣

もともと健康な人でも1ヶ月ほとんど動かないとこんなにも落ちてしまうんですね。びっくり。若いからとか関係ないんですね。(自分で若いと言ってる。いや、大事!ポジティブな思い込みは大切だよ)

見た目はスリムで、BMIも標準でも、筋肉量が少なくて脂肪が多い隠れ肥満の方って結構みえます。

私も実はそうかもしれない。

デスクワークに車移動だとそれだけでも落ちますね。

高齢の長期臥床は比べ物にならないほどのリスクです。

田舎にいたら畑やら庭仕事やら山に入ったりして、なんだかんだで体を動かすから運動習慣とかなくても必要な筋肉量は維持されるし、体軽くてピンピンしてるし、日光浴もするから骨も丈夫になるしほんとに無駄がなくて健康的な生活だったなと思うのですが。(これは私が事実体感していること)

現に90過ぎで亡くなった私の祖父の大腿骨は数年寝たきりだったとは思えないほど太く焼いてもしっかり形をとどめていました。

昔の方がどれほど、日常的に体を使っていたかがよくわかります。

だから、高齢の方って、入院してても元気な方多かったりします。

衰弱して食べれなくても、亡くなる直前までトイレだけは歩いて自立していたり。

旦那の祖母がそうでした。

若い頃からの蓄積。そして生き様が現れるんですね!意思の強さ。

認知症もなく最後までしっかりされていて、亡くなる直前にありがとうと伝えてみえました。

素敵な生き方だなあと思い涙が溢れました。


話は戻りますが。

筋肉が足らない。

ということで、筋トレと散歩でも始めないと。思い立ちました。

筋肉は、体力維持するのと血液を作るのとそのほかにも生きるために必要。

それにはたんぱく質を摂ることも大切。

白血球激減した時、豚肉が食べたくなったのは体の自然な反応だったのだと思います。

先日、栄養学の話を書いたのですが。

そこで、面白いことに気づいたと書きました。

それは、家にいる時に、吐き気や口内炎、骨髄抑制などの副作用がある時に

体の欲しているものを食べていたんですが。

本を読んでいたら、なんと、私の食べていたものが

その症状には必要なものばかりだったのだということに気づいたのです。

体ってすごいなあと思いました。

ちゃんと必要なものわかってる。

体のために何を食べたらいいかその時はわからず、

とりあえず、食べれる物を。麺類が食べやすいのですが、そこに野菜や海藻、お肉などバランスよく。彩りよく。

を考えていただけでした。あとは、ピンとひかれるもの。

豚肉とバナナとキウイでした。(これらは私は普段食べないものです。お肉もあまり好きじゃないし、たんぱく質は大豆からとることが多く、バナナは体を冷やすから避けていました。キウイも普段食べない。)

でも、今はそう言ってられず、体が欲するものを食べようと思いました。

今までの、情報とか既成概念とかどうでもいい。と思って。

体の声だけに耳を傾けて。

そうしたら、ちゃんと当たってたんですねえ。

からださんに感謝でした。

それとともに、自分に自信が持てました。

漢方飲んでるので、食事記録を毎日つけているのですが、

振り返ってみると、だいたいバランスよく副作用を軽減するビタミン、ミネラルがしっかりとれていた食事でした。

あーよかった。

だから、口内炎や白血球の回復も早かったのかな。


抗がん剤治療は、かなりのモチベーションがいることを実感。

副作用軽減するためにすること、体力維持するためにすること、

それに加えて、長期入院となると、筋力維持も必要かー。

やることたくさんだなー。

あんまりがんばりたくないのだけど。

でも、30代入って体力落ちたなと思ってたのは確か。

いずれ習慣的な運動は必要だったのかもしれないのでいい機会、気づかせてもらってありがたいです。

とりあえず、治療中は無理せず、かかと上げで太ももとヒップの筋力アップを狙い、エアー自転車こぎ笑。ペットボトルダンベルで二の腕引き締め。

あとは、背筋を鍛えるかなー、綺麗な姿勢に。

腹筋やる元気はないから、やらない。

吐き気がある時の気分転換にもなるし、なんせ時間はたっぷりあるので。

楽しみながら有意義に使おうと思います。


何をするにも、大切だなと思うのは。

例えば、ヨガで体を柔らかくしたい。とか、硬いからできないという方多いんですが、なんで柔らかくしたいのですか?

なぜ硬いとダメなんですか?

と聞きたいです。(体の柔らかさは、生き方と深い関係があるので無理に柔らかくする必要もなければ、無理にすると精神状態を崩すこともあるので要注意です。この辺もまた書きますね)

あとは、なぜ健康でいたいのですか?


その目的は?


ここだと思うんです。


私は、この治療を始める時に、自分自身に問いかけ考えました。

治したいの? →治したい。

なぜ、治したいの?→生き抜いてやりたいことがあるから。

自分の人生生きたいから。

そこに行き着きました。


なぜ、健康でいたいのか。

皆さんも考えてみられると、行動やモチベーションの継続につながるような気がします。


なぜ、私は筋トレをするのか。

なりたい自分になるためです。

健康のためではありません。


薬の影響か、少しずつ赤血球も減ってきていて、貧血気味。

がんばりすぎると、息切れや動悸も起きやすいから無理は禁物。

立ちくらみやふらつきもあるから散歩もほどほどです。兼ね合いが難しい。

いまは 感染リスクありすぎだからできないけど。

治ったら水泳でもしたいなー。

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