センセの生きがい

教員歴24年。英語教師として公立中学校に勤務。学級担任として、学級通信を軸に学校と生徒…

センセの生きがい

教員歴24年。英語教師として公立中学校に勤務。学級担任として、学級通信を軸に学校と生徒、保護者がスクラムを組んで豊かな子育てをすることを目指し続ける。教務主任に28才でなり、指導と評価の一体化、総合的な学習の時間の有効活用、職員室通信の発行等、教職員のチーム力向上を目指す。

最近の記事

苦情への対応

一生懸命やっているのに保護者との思いが違ったり、受け止め方が違ったりして思わぬトラブルが発生することがあります。 時には、考えもしなかった方向から苦情をいただくことがあります。困った状況になったら一人で抱え込まないことが大切です。今回は、苦情の対応についてまとめます。 自分が一報を受けたらコツ1.まずは傾聴し、相手の訴えが何なのかを正しく理解しましょう。  学校には様々な問い合わせや苦情などの連絡が入ります。職員室で仕事をしていたらたまたま自分が苦情の連絡を受けるかもしれ

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      1. Difference Maker 作戦!Difference Maker(ディファレンスメーカー)とは、海外派遣事業に参加した際に訪問したアメリカの学校で行われていた取り組みの名称です。言葉の意味自体は、「何か新しいものを世に送り出した人」のような感じたと思います。 昼休みに、生徒会の生徒が、校内放送で顕著な取り組みや行いをした生徒を選出し敬意をもって紹介する取り組みです。学校で毎日繰り返されるルーティンをこなすだけでなく、少しの親切や努力の成果を賞賛することで新鮮な

      • 学級通信の書き方(1)「発行までに知っておくべきこと」

        はじめに私は、毎年100通程度の学級通信を書きてきました。年間200日程度の登校日があるので、2日に1通のペースになります。若い頃は、年間100通とはいきませんでしたが、年々コンスタントに出せるようになりました。安定して学級通信を発行するにはコツがあるのでシェアしたいと思います。 ここ数年は、主幹教諭として各担任が発行する学級通信の誤字脱字等の点検を行っています。おかげで、よい学級通信とはどんなものなのかを考えることができました。 まず、学級通信とは何かをはっきりさせまし

        • プロフィール

          はじめまして。 「センセの生きがい」を運営する者です。 ここでは、令和の時代に学校のセンセになったばかりの人たちを応援する目的で、私の経験をシェアしたいと思います。 学校のセンセの仕事はいっそう難しくなりますが、働き方改革も進められるのでサービス残業をいくら頑張っても褒められやしない。 休日返上で部活指導も任せられる珍しい職業です。自分では一切経験したことがない競技でも詳しく、丁寧に指導しなければなりません。 時には、子供同士のトラブルが親同士の揉め事に発展し、仲裁