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山田亮一という存在と私の成長

山田亮一という存在と私の成長

山田亮一という男を知っているだろうか
ハヌマーン、バズマザースという伝説のバンドのギターボーカルである。

今回はこの男が作り出したバンドと私の心の成長をリンクさせ

「なぜ長年ココまで私の過去も現在も心を震わせるのか」を検証したい。

まずバンドのざっくりとした主観込みの説明

ハヌマーン
これはバズマザースの前にやっていたバンド。
2004年結成、2012年8月3日解散。ナンバーガール直系のオルタナティブロックサウンドが特徴。とWikipediaに記載がある。

なんというか、10代のとがった心と繊細さをうまく表現した曲が多い。

個人的に言えば
「アナーキー・イン・ザ・1K」
「アパルトの中の恋人達」
「17才」
あたりは有名だけれども圧倒的なんじゃないかと思っている。
例えば、「アナーキー・イン・ザ・1K」の一節

偶然街で数年ぶりの友達に会ったんです
「久しぶりだなー変わりはないか?」って言う
うそっぽい俺の口調はなんだ

2分で途切れた続かない会話
変わっちゃまったのは俺か或いはお前か

部屋で俺、思想犯
アナーキー・イン・ザ・1K
部屋で俺、革命犯
アナーキー・イン・ザ・1K

全然一節ではないことはさておき、当時仲の良かった友達と街中であったときちょっと装うんですよね、あの時の自分を探して。
今と数年前、変わってないと思い込んでたのは俺なのか、でも過去の友達と話す自分を見て思うのは変わっちまったのは俺だということにほんとは気づいている、ってことありますよね。

その葛藤を軽快で切ないメロディに乗せている。この歌詞に負けないメロディに乗せている。

みたいな。

「アパルトの中の恋人達」
誰も知らない所で
虚しく色を変える夜の信号は
まるで今の自分そのものだった
もたげる首の角度までおんなじだった
https://lyricstranslate.com

守られるか無視される以外には
用途のない夜の信号は
ああなりたくないと思う女子そのものだった
不憫そうな姿までおんなじだった
https://lyricstranslate.com

これって男女の気持ちが交互に話されているんですよね。
同じ信号でもニュアンスと意思が違う。
もう女の子の気持ちは今この現状に決別したいという意志を感じる。
男の子の方はまだ現状に悩んでる。

まず、信号だけでこの表現できる山田亮一が怖いけれど。

ハヌマーンってホントに10代あのころの気持ちを絶妙に日常を使って
表現されているから当時聞いていても、今聞いてもずっとあせないで理解できる。

棘を繊細に表現してくれている。って感じ。

今日はここにお気に入りのハヌマーンの曲を置いていくね。
https://www.youtube.com/watch?v=ahMb9c6jcRs

次回、バズマザース

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