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最強の読書法~黄金の共通項の見つけ方~

世界最高の投資家と言われるウォーレン・バフェット氏は1日の8割を読書に充てているという。

まえがき

このnoteでは読書を趣味とする私が導き出した最強の読書法を具体例を交えながらお伝えしたいと思います。

最強の読書法とは

このnoteにおける最強の読書法とは「ある分野の知識をゼロからインプットする」ことを目的としています。徹底的にある分野を極めるならば、その後のアウトプットが大切になりますが、このnoteでお伝えするのはゼロの状態からのインプット方法になります。

結論、最強の読書法とは興味がある&学びたい分野に関する本をとにかく大量に読み込むことです。

は?

そう思った方も少なくないと思います。一冊の本を徹底的に読み込むべきであると考える方もいるでしょう。それについて僕の考えをご紹介します。

大量の本を読むべき理由

一言で言うと、「物事の共通項が見えてくるから」です。
具体的な例を挙げてみます。

あなたは筋トレ初心者で、これから筋トレを始めようと考えているかれど、どんなトレーニングをするべきか、どんな食事をするべきかもまったくわかっていない状態だと仮定します。そんなあなたは、本やYouTube、SNSなどで筋トレについて調べることにしました。

ある本ではトレーニングは徹底的に追い込むべきであり、タンパク質を大量にとるべきだと主張されていました。

あるYouTuberはトレーニングは一部位につき、10回を限界とする重さで追い込むべきで、プロテインの摂取を奨励していました。

あるネット記事では、正しいフォームでトレーニングすることが重要であり、継続することが一番大切であると説いていました。

実際、筋トレには様々な流派が存在します。限界まで追い込むのが良いと考える人や科学的に証明された回数や方法でトレーニングするのが良いと考える人もいます。トレーニングのフォーム(姿勢)にまで細かい意見の違いは存在します。

しかし、様々な情報を収集したあなたはある共通事項をいくつか発見することになるでしょう。

①筋肉を追い込むのが大切であること。
②タンパク質の摂取が重要であること。
③継続が肝要であること。などなど、、、

筋トレに関して様々な主義主張はありますが、根っこのところはみな共通していることに気が付くと思います。この根っこの部分を捉えることが大切であり、それこそが大量に本を読む目的なんですね。

一冊の本にこだわるべきでない理由

端的に言うと、視野が狭くなるからです。著者にも様々な意見を持つ人が当然います。彼らは自分の考えを本にするわけですから、一冊の本にこだわるとその著者の考えがあなたの考えに大きく影響します。

加えて、一冊の本にこだわると、その分野の共通項というのは全く見えてきません。その本に書いてあることがすべて間違っていたとしても気が付くことが出来ないんですね。

投資の世界では「卵は一つのカゴに盛るな」という言葉があります。これは分散投資を勧める言葉で、投資家は投資先を分散することでリスクを低減します。僕らも知識の依存先を分散させることで、間違った情報を仕入れるリスクを低減すべきでしょう。

本にこだわる理由

ここまで読んでくださった方の中には、「でもそれって本じゃなくても良くない?」と考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、先ほどの筋トレの例では本の他にもYouTubeやネット記事も例に挙げましたし、それらで情報収集の機能が代替できるのも事実です。しかし、本にこだわるのには理由があります。

それは本が他のメディアに比べて圧倒的に質が高いものだからです。その理由は以下になります。

①世に出るまでのハードルが他のメディアに比べて高く、質が高いものしか残らない。
②金銭が絡むため、生半可なものは淘汰される。
③他のメディアにくらべて匿名性が薄い。などなど、、、

簡単に言えば、本はYouTubeの動画やネット記事みたいにポンポン出せるものではないし、お金が絡むからみんな真剣になるし、著者の名前も出る(匿名で出版する場合も出版社の担当や構成作家と多少の絡みはあるでしょう)から他のメディアより質が高いよね、と言うことです。

ただ、休憩がてらYouTube見たり、ネット記事読んだりするくらいは全然いいと思います。僕もよくやります。

まとめ

質のいい情報媒体である本を大量にインプットし、物事の共通項(根っこの部分)を見つけるのが最強の読書法だ!

このnoteを一言で表すならこうなります。この読書法はどの分野においても通用するものだと思います。大体の物事において共通項ってあるんですよ。この黄金の共通項を見つけることができれば、その後のアウトプットも最速で行うことが出来るでしょう。

僕は本ほど効率の良いインプット方法は存在しないと考えています。これからも自分の知識を過信することなく、日々勉強してゆきましょう。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。




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