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STANDING NABE DAYS

ちょっこり。チャチャっと。中川家の名作漫才を手元で見ながらキッチンにて小さな鍋をやろうと。近所のスーパーで、にら、キャベツ、生姜、玉ねぎ、オイスターマッシュルーム(これを日本でなんというのか?平茸ですかね?)えのきなど足りない食材を買い足し、昆布で出汁をとり。

ぴはキャベツの千切りが最近ブームなのでこれは欠かせないが、鍋にはちょっと固すぎた。(パパは奥歯のないおじじなのだから)柔らかくなったトマトとウオータークレソン、豆腐をふんだんに。

締めの雑炊用のご飯を炊きながらサクサク材料を切り、盛りつける。鍋でついやっちゃうのが食べ過ぎ。でも十分にないと心許無くさみしいもの。

「はい、白線までおさがりください。」

礼二さんの定番の車掌のモノマネが始まる。和牛もそうだが、いとしこいしの笑いの遺伝子を受け継いでいる人たちだ。芝居の技術も相当なものだが、その場の空気の封じ込め方もうまい。笑い声をあげながら鍋がグツグツ。

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