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ファミリーだから

〇はじめに

前回のnoteは沢山の方に見てもらいました。
正直反応の多さに驚いてますが
書いて良かったなと改めて思いました。
感想をくれた方、DMまでくれた方
この場を借りて御礼申し上げます。

さて、今回何を書くかと言いますと
いよいよ今週末になりました天王山
川崎ブレイブサンダースvsサンロッカーズ渋谷

どちらも負けられない戦いになりました。
(細かく言えば渋谷は1敗は許される)

前回のnoteでは妻が川崎のブースター
自分は渋谷のブースターである事を書きました。

まだの方は是非読んでみてね(宣伝)

〇4月10日水曜日ナイトゲーム振り返り

まずは4月10日水曜日のナイトゲームを
軽く振り返ってみる。2週間ぶりに、とどろきアリーナにきました。
青学同様、自分にとって今シーズンは
通い続けた場所でもあるので
なんだかんだ、落ち着く場所でもある。

入場早々に天使がお出迎えしてくれました。

写真は当然、妻が撮った。
俺が撮るとニヤニヤしながら撮るから
周りもIRISも「うわぁ・・・」ってなるでしょ?
俺は妻から少し離れた場所でニヤニヤしながら
見ていました。(これの方が気持ち悪い)

そして推しチーム同士の試合って事もあり
今シーズン2度目のど真ん中(2列目だが)です

気持ちは渋谷寄りでアウェイ側にね。
この日自分は渋谷を、妻は川崎を応援で着席。
選手の練習風景、撮り損ねたんだけど
ベンドラメタオルをフリフリしていたら
レオがニヤッとして手を振ってくれた
おれ、キャーキャー喜ぶ(今年37歳・おじさん)

そして待ちに待った応援練習!
なぜならど真ん中の席には超絶天使が来るからだ
これは確定事項なのだ(多分だけど)
仕方ない、皆さんにも見せよう。

どうだい?びっくりだろう。
この方はアシスタントMCの村島未悠ちゃん。
通称、むらみゆちゃんです。
グラビアもやっており、スタイルが良い。
顔が良くてスタイル良いってズルくない?

ってやばい、全く試合の振り返りしてなかった。

試合は28点差を付けて川崎が大勝でした。
負けた渋谷は手も足も出せず大敗した。

見てる俺は、つまらなそうな態度をしてたから
妻も「来シーズンから別々の席にしよ」と
言われる始末、それほど渋谷はダメな試合だった。

対する川崎は、渋谷をめちゃくちゃ研究した。
めちゃくちゃ対策に時間をかけただろう。
それがことごとく全て上手くハマった
そんな展開だった。

ここまでずっと調子が上がらない川崎が
渋谷戦をきっかけに大爆発
次々と連勝して行くことになったのだ。

よし、試合の振り返りは終わり(女紹介かよ!)

〇週末の川崎vs渋谷のみどころ

サップ(クレモンズ)vs野崎

まずはこのマッチアップだろう。
10日は野崎のしつこいディフェンスに
サップはフラストレーションを溜め
まんまと相手の思うつぼになってしまった。

川崎はディフェンスのチーム
当然、前からプレッシャーをかけ
攻撃の起点から潰しにかかるだろう。

更にココ最近のサップは
超重要な場面でのスリーが入りまくっている。
誰も言ってくれないけど、サップタイムってやつ
三遠戦では11分の7成功しているスリー
果たして野崎は抑えられるか。

津屋(田中)vsトム(ウィンブッシュ)

水曜ゲームではトム1人に20点以上取られ
全く歯が立たなかったマッチアップ
今シーズン、お化け外国籍選手と
何度もやりあってきた津屋は
今回やり返せるか大変注目だ。
フォトゥ、ビュフォードを抑えてきただけに
ちょっと面白くなりそう。
そもそも田中大貴はディフェンス上手いしな。

川崎ブースターは津屋のイケメンにも
是非注目してもらいたい(そこじゃない)

たかちゃん(ホーキンソン)vsニック

前回、藤井ニックのピックにミスマッチを作り
レオvsニックの形になり、得点を入れた
この形を何回も何回もやられた
流石に対策をしてくるだろうが
得点力が高いニックを、いかにたかちゃんが守るか
ここは1つ注目しておきたいマッチアップだ。

レオvs藤井(篠山)

CSがかかる大1番で、レオキャプテン
果たしてどう活躍するのか。
川崎にしてみるとニック現役最後のホーム戦
有終の美を飾らせる為にも勝利が欲しい

意地と意地とのぶつかり合い
ここは非常に面白くなりそうだ。

しかしキーマンは今紹介した選手ではない。
今回の2戦、キーマンになりそうな選手は

サンロッカーズ渋谷→アキ・チェンバース
川崎ブレイブサンダース→長谷川技

この2名を推したい。何故なのか?

お互いのブースターにとって強く記憶に残る
有明開催での渋谷vs川崎
あの日、アキが同点スリーを決め
オーバータイムに持ち込み
結果、渋谷が勝利になった。

それだけでは無い。
ココ最近、アキはプレイタイムが無かったのに
水曜川崎戦には出場した。
そして短い時間に10点決めたのだ。
これは川崎キラー、間違い無いだろう。

次にハセさん
今シーズン10回川崎を現地観戦して感じたのは
ハセさんがスリーを決めるとチームに勢いが出る
出ると言うか、出やすい
もしくは、チームに勢いある時に必ず決める
それがハセさんだと思っている

水曜ゲームでは久しぶりにコーナースリーを決めたハセさんに会場は大盛り上がりしていた。

だけどそれだけでは無い。
普段冷静なハセさんだったが
開幕前、ブースターの前で涙を流した。
そう、ニック引退について語った時だ。


自分は川崎のファン歴が今年からだから
そんなに詳しくは無いので
間違った情報だったらごめんなさい。

ハセさんとニックは、どうやら同期みたいだ
長い間、切磋琢磨してきた仲間だろう
そんな彼に勝利をプレゼントしたい
仕事人と呼ばれる彼の活躍に俺は期待したい。

みどころはこんな感じかな。
もちろん川崎にはヒース、ロスコと言った
攻略が難しい外国籍選手がいる
ギブちゃん、ライアンがどうするかも
非常に注目ではあるが
今回はこのマッチアップに注目をしたい。


渋谷はシーズン途中にファンネームを募集した
そして、出された案の中から選手達が選び
サンロッカーズファミリーと決定した。

川崎は元々サンダースファミリーと呼ばれている

そんな訳で今シーズン
お互いのチームを見てきた感想やら何やらを
あつ〜く語ってきたいと思う

〇サンロッカーズ渋谷

前回のnoteに書いてあるように
自分は今シーズンからサンロッカーズ渋谷を
応援している立場だ。
だから過去の渋谷がどうだったかは知らないが
今シーズンからの渋谷は知っている

まずシーズン序盤
昨シーズンからHC含め大幅に入れ替えたチーム
当然、信頼関係作りから始まるとは言え
噛み合わない試合が続いていた

今でこそ渋谷のエース格になったサップも
PGとして、迷いは沢山あっただろう。
パスを出す事も出来ず長く持ちすぎて
結果シュート打つが外す。

周りからは「本当に必要だったか?」
「大事な外国籍選手をPGで取るのが勿体無い」
等など、批判の声も大きかった。

試合振り返りインタビューでは
サップは自身のボールを持つ時間が長い事を
しっかり言っていた。分かっていたのだ。

バイウィークに入る11月の時点で
4勝10敗、とにかく勝ててなかった。

噛み合いだしたのはバイウィーク明け12月
なんとこの月に9勝3敗の成績だったのだ。
13勝13敗で2023年を終えた。

年が明けてから渋谷の方針は固まった
年明けから3月までの成績が13勝9敗

そして俺個人の考えだけど
恐らくアウェイ秋田戦での今季アウェイ初連勝
これがきっかけにファミリーの熱が沸騰した

何故ならココを連勝できると
今後のスケジュールではCSに行ける可能性が
一気に高まるからだ。

そして川崎戦を前に4月の成績は6勝2敗
4月はサップの月だった。

あれだけ自分で長く持っていたボールも
隙あらば味方にパスをする
隙あらばスペースに行きパスを貰いスリーを放つ

正直、彼がいなければ渋谷はもうCS争いから
外れていたと言っても過言では無いだろう。

開幕当初は厳しかったファミリーの声も
今月、青学での歓声は物凄いものとなった。

だけど注目される選手がいる中で
当然、注目されない選手もいる。

村越、永吉、盛實などの選手達だ。

川崎ブースターはサンロッカーズブログ
と言うのを知らない人がほとんどだろう。

渋谷スタッフが書いているブログだが
たまに選手が書いてくれる時もある。

中でもサンロッカーズファミリーの中で
大人気なのが、たかちゃんの村越へのラブレターだ

正直、自分もこれを読んで泣きそうになった。
試合に出れないもどかしさもある中
誰よりも声を出し続けていた村越
それを、たかちゃんがブログで紹介している

ムラコも救われたであろう
興味ある方は、是非サンロッカーズアプリを入れ
サンロッカーズブログを読んでみてほしい

たかちゃんの、ムラコが手紙読んでいる間の
照れてモジモジしてる姿なんか可愛すぎだよ
そんなシーンも見れます。(宣伝)

シーズンも終盤になり
青学会場は試合前のグッズ交換が頻繁になった
開幕当初もあったんだろうが
より一層、その光景を目にするようになった

どのファミリーも言う
もう一度このメンバーでのチームが見たい、と

〇川崎ブレイブサンダース

川崎にとって今シーズンは重要なシーズンになる
誰もがそう感じていただろう。
好きな選手を見に行く心のどこかで
ニック引退の文字が頭をチラつかせたはずだ。

今シーズンの川崎は強かった。
バイウィークに入る11月までの成績は
12勝2敗、まさに中地区を圧倒していた。

それもそうだ、中にはヒース、ニック
外から藤井、飯田、ハセ、トム
ディフェンスも激しく攻撃も早い
まさに隙がない完璧なチームだった。

しかし歯車が狂いだしたのが
バイウィーク明けてからだった。

恐らく宇都宮戦以降だろう。
宇都宮戦はOTまでもつれ込む接戦で負けた。
どちらも1ポゼッション差の僅差だった。

その3日後に天皇杯(群馬戦)
中1日で北海道戦とタフ過ぎるスケジュールだ。

そして東地区下位にいた北海道に
ホーム戦で2連敗をしてしまったのだ。
更に中地区下位にいた富山にも負け3連敗。

川崎は渋谷同様、タイムシェアがあまりできない
困ったらニックに依存しているところもあり
ニックがシュートタッチ悪い時は
全員がシュートタッチ良くない時が多々ある。

ディフェンスをアグレッシブに行くのは藤井だけ
他選手は疲れていたのだろう。

12月だけで5勝7敗、それでも17勝9敗で
十分強いのには変わりないが
何か不穏な空気が漂い出していた。

そして2024年、年明け初戦のA東京戦
危惧していた事が起こってしまった。
ニックの怪我である。

タフなスケジュールの中でニックは35分くらい
平均で出ていた。それが怪我に影響しただろう。

2月までに4勝9敗と苦しんでしまった。
更に追い討ちをかけるかのように
ヒースも怪我をしてしまった。

ニックの代わりをヒースがやり
ヒースのプレイタイムも長くなったからである。

この苦しい状況を変える為にも
益子とマーフィの選手加入は大きかった。

特に益子はベンチでも常に明るく
プレイはアグレッシブで
どんなに負けていても明るく振舞っていた。

そして少しづつ噛み合う川崎になってくる。
ビックマン不在で急成長した選手がいる。
鎌田、増田、野崎だ。

相次ぐ怪我やコンディション不良で
プレイタイムを獲得し、成長した

これが終盤、ヒース、ニックが戻ってきた時に
大きな武器になった。
野崎はディフェンスの鬼となった。
鎌田は体でゴール下を守り
増田はトムとの合わせを増やした。

そしてニック、ヒースが戻ってから
今週末の渋谷戦までに10勝7敗と戻してきた。

CS争いでは渋谷よりも厳しい立場になったが
可能性がある以上は意地でも取りに来るだろう。

〇ファミリーだから、想うこと

サンロッカーズ渋谷はCSに過去2度行っている
対する川崎ブレイブサンダースは毎年行っている

ワールドカップ効果もあり、例年以上に
盛り上がりを見せているBリーグ

田中大貴はCSの経験がクラブを強くする
その為に是非CSに行きたい(みたいなニュアンス)
を、インタビューで語っていた。

日本代表にも選ばれている、たかちゃん
そして元日本代表の田中大貴
田中大貴の怪我をカバーし急成長した津屋
特にこの3人の人気が凄い。

ベンチのやり取りを見ても
選手間同士の関係性を見ても
ファミリー達はCSに行きたい気持ちが
日に日に強くなる。

昔からサンロッカーズ渋谷を応援してる人も
ようやく巡ってきたチャンス
今度こそ、と思いは強いだろう。
たった2回しか行けてないのだから。

それは川崎も全く同じである。
むしろ川崎側のが気持ちは強いのではないだろうか。
恐らくニックは日本バスケ界に
多大な影響を与えた人物に違い無いだろう。

ニックを止める為に外国籍選手を取った
なんて話も聞く。
外国籍選手を攻略する為に日本人PGが成長する

今じゃ得点ランキングも日本人が上位になっている

間違い無く日本バスケのレベルを上げた人だろう。

しかし忘れてはいけないのは
ニック引退だからCSに行って有終の美を!
と望むのは我々バスケファンの願望だ。
あくまで勝負の世界である以上
我々の願望を押し付けるべきではないのだ。

渋谷には渋谷なりの意地がある
噛み合わなかった序盤から
徐々に噛み合い出してチームとなった経緯がある
それを見てきたファミリーがいる

川崎には川崎なりの意地がある
絶好調だった序盤から
狂いだした歯車を立て直すのに時間がかかった
苦しい時こそ声を出し応援した
それを見てきたファミリーがいる

それぞれファミリーの想いが今週末
とどろきアリーナでぶつかるのだ。

両チームを見て来たからこそ
複雑な気持ちは無くなった。

正直、水曜ナイトゲームで大敗した時は
川崎関連の呟きを見たくないほど
悔しかったのだ。
何も出来ずに負けたからである。

しかし今シーズンを改めて振り返り
こうしてnoteに書いていると
不思議と今はワクワクしている自分がいる。

サンロッカーズファミリーには申し訳ないが
27日は藤井ユニフォームを着て
精一杯、川崎を応援する。
ニックを応援できるのもこれで最後になる
こんなにも熱くさせた川崎に感謝をし
声を大にして応援すると決めたのだ。

サンダースファミリーには申し訳ないが
28日は盛實ユニフォームを着て
精一杯、渋谷を応援する。
何かに夢中にさせてくれて
無口な男を叫ばせてくれて
こんなにも熱くさせた渋谷に感謝をし
声を大にして応援すると決めたのだ。

勝っても負けても
これが俺の好きになったチームだ。

それぞれファミリーの想いを胸に
川崎ブレイブサンダースvsサンロッカーズ渋谷
4月27日.28日 Tip off

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