(詩)ためいき
ためいきを一つ 二つと三つ
特に理由はないけれど
美味しいものでも食べに行こうか
気のすむまで踊り狂おうか
それとも夢を見に行こうか
ためいきを四つ 五つと六つ
理由は色々あるのだろうけど
大好きなステーキ肉を頬張って
ビートを刻みながらステップを踏んで
仰向けになって舟を漕ぐ
ためいきを七つ 八つと九つ
考えるのも嫌だけど
次はお寿司が食べたくなった
うたを唄いたくなった
見るのは悪夢ばかりだし
はじめからしなけりゃよかったのかな
ためいきを十と
そしてまた一から
自ずから憂鬱を探してる
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