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視聴記録『麒麟がくる』第18回「越前へ」2020.5.17放送

高政軍の追手から、命からがら美濃を脱出する光秀(長谷川博己)たち。帰蝶(川口春奈)の取り計らいで現れた伊呂波太夫(尾野真千子)に導かれ、隣国・越前の地へたどりつく。領主・朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)に謁見し、明智家をかくまってもらえないかと交渉する太夫に、義景は値踏みをするように光秀を見つめ、渋々ながら了承する。

<トリセツ>

越前国を治める朝倉義景、はどんな人?
越前国を治める朝倉氏は、応仁の乱以降、衰退する室町幕府の中でも強勢を誇った大名で、将軍家などにも頼りにされていた名家。義景の名前も将軍・足利義輝から「義」の字を与えられたものでした。義景の継室に、朝廷内の実力者である近衛家の娘を迎えるなど、地理的にも京に近い越前にあって、中央政権にもつながりの深い人物でした。

また、居城のある一乗谷(いちじょうだに)は、北陸道や美濃街道など交通の要衝も押さえており、一乗谷城を中心に日本有数の城下町を形成していました。応仁の乱により荒廃した京から多くの公家・高僧・文化人などが避難してきたため一大文化圏を築き上げ、華美な京文化が花開き「北ノ京」と呼ばれるほどで、義景自身も、戦より文芸を好む人物だったようです。

https://www.nhk.or.jp/kirin/story/18.html

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