『2020年9月から高報酬の人の厚生年金保険料が上がる?どれくらい上がるの?』

どうも佐藤望です😎
今回はこんなご相談を受けました❗❗
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(質問)
2020年9月から高報酬の人の厚生年金保険料が上がりますか?どれくらい上がりますか?
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(回答)
はい、2020年9月、つまり10月納付分から上がります!
額にして月々5,490円上がります。

そもそも、みなさんは社会保険料がどのように決まるかご存じですか?
保険料は、「標準報酬月額」という、月当たりの報酬を一定の金額ごとに区切り、グループ分けした額に基づいて納付する仕組みになっています❗❗

例えば、月当たりの報酬が19万5,000円の方は、その19万5,000円に基づいて保険料を納付するのではなく、標準報酬月額=20万円というグループに割り当てられることにより、その月の報酬相当額を20万円として、保険料を算定するという仕組みです👍

現在では、その標準報酬月額のグループ分けの上限は31級の62万円とされており、月当たりの報酬が60万5,000円以上の方は、その額が60万5,000円だろうと、100万円だろうと、1億円だろうと、同じ上限の62万円として取り扱うんです。
月収が60万5000円と100万円の人も控除される金額も一緒ですし、将来もらえる年金額も一緒ってことです。
それが、9月から標準報酬月額に32級という、もう1等級上のグループが設定されることとなったので保険料が上がることになったというわけなんですね😎

結論、月当たりの報酬が63万5,000円以上の方は保険料上がりますので、財務や経理の方はご注意して下さいね❗❗(この報酬には残業代や手当や交通費も含めます)

ちなみに、実は保険料のグループ分けの割合でいえば、どの等級よりも上限のグループの保険料を納付されている人数の割合が多いんですよ😲ビックリ~
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(まとめ)
①9月から報酬63万5,000円以上の人の厚生年金保険料が上がる
②保険料は、「標準報酬月額」で決まる
③厚生年金の等級が31等級から32等級に新設される

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