高校生でも同人誌を出したい!
まず、この記事を開いてくれたあなたに感謝。ありがとうございます。
私の名前は常盤仙渓といいます。(常磐ではなく、常盤です)
普段はTwitter上でイラスト・小説を製作・公開している一介の高校生です。高校二年生、17歳です。中身は北関東の外れに住んでいます。
そんな私ですが、高校二年生の一年間で合計七回、即売会で同人誌を頒布してきました。
全てのイベントでほとんど新刊を用意して挑んでいます。今までで七冊、マンガ本、イラスト集、小説同人誌…といったように様々な種類の同人誌を頒布してきました。
六回というと二か月に一回新刊が出ることになります。
印刷期間を考えると、執筆できる期間は一か月半ぐらいになりますね。
実際のところは前の即売会から一か月しかなかったり、一回の即売会で二冊新刊を頒布したりと、だいぶハードなスケジュールで同人誌を作っていたのでずっと没頭しっぱなしです。ほんとに頭が悪い
高校生活をほとんど原稿と即売会で費やしてきましたが、これまで会場や
Twitter上で交流してきた同世代の作家さんやフォロワーさんと話してきて、気づいたことがありました。
主にこの三点です。
同人誌の作り方、参加するための方法がわからない
学生が同人活動をするには、ハードルが高いように思える
コミケに出てみたいけど、なかなか行けないので悔しい
一言でまとめると「同人趣味なんもわからん、だけどやってみたい」
そのような声を聞くと同時に、『一体どうやって活動してきたの?』と年上・同世代問わず聞いてくる方が多いです。
当然ですが、私も学生の身分であるためそれほど余裕はありません。
実際の活動は自転車操業です。同人誌を頒布し、いただいたお金でまた本を刷る。
とはいえど、そもそもの活動基準や考えは共有しておいて損はないはず!
と、いうわけで今回は自分なりの『高校生でも同人を楽しむ方法』を書いてみることにしました。
できる範囲、必要最小限で始める手引きとして活用いただければ幸いです。
これから話す事は『親御さんの承諾が必要』な場合もあります。
頒布時は通販サイトや即売会の規約を読んでから申し込み・活動を行ってください。
一介の同人キチの話だからまともに受け取らないでね
1.そもそもコミケだけが即売会じゃない!
まず最初に話さなければいけないこと、それは『コミケだけが同人誌即売会ではない』ということです。
今まで話してきた同世代の大半は『コミックマーケットで同人誌を出す』ことが同人作家の基本、という認識でした。
全然違います。
確かにTwitterで数万ものフォロワーを抱えるイラストレーターや漫画家さんは、コミックマーケットで本を出していることが多いですよね。
憧れの作家さんがいるコミケで、自分も本を出してみたい!
ですが、コミケに出れるのは抽選を勝ち残った人たちだけです。
出てみたい人全員が出れるわけではありません。
・・・と、いう話をすると全員がっかりした顔をします。
ちょっと待ってくれ、そこで止まるな。
まず、同人誌を頒布する場所はコミケだけではありません。
それを知ってください。
コミックマーケットは『オールジャンルイベント』といって、様々な作品を取り扱う同人誌即売会の一つです。
オールジャンルイベントであり、しかも東京で行われる一大イベントの一つであるため、数多くの人が参加するのがコミケの利点です。
しかし、それだけではありません。
コミックマーケットのような大規模イベントは中核となる都市圏で行われることがほとんどですが、小規模の即売会は各地方に存在しています。
同人誌即売会スケジュール|同人イベントNAVI (shimeken.com)
↑即売会検索サイト
また、即売会の形態もいろいろあります。
創作オンリー(創作だけ頒布可能、二次創作は不可)
ジャンルオンリー(艦これ・ウマ娘などのジャンルであれば頒布可能)
属性オンリー(男の娘、メイド服、歴史ものなどの属性であればよい)
また、ジャンルオンリーの中にも
キャラクターオンリー(そのキャラクター関係)
作品オンリー(シリーズ中の作品を取り扱ったもの)
カップリングオンリー(〇×△などのカップリング)
このように、即売会とはいっても多種多様。
自分の好きなキャラクターや属性、書きたい話に合った即売会があります。
本を出すのはコミケからじゃなくてもいいんです。
自分の好きなコンテンツのオンリーイベントに参加してみて、まずは即売会というものがどういうものなのだろう? ということを知ってください。
それに、ジャンルオンリーではそのジャンルが好きな人たちが集まるため、はじめて出会う作家さん、新たなキャラクターとの出会い、いい同人誌…と、オールジャンル即売会にはない良さもあります。
即売会はコミケだけではないということ。
大きなイベントと小規模なオンリーイベントに、それぞれ良さがあること。
どちらが好きかは、参加することでだんだんわかってくるでしょう。
もしも余裕があるのであれば一般参加で即売会に参加してから、サークルで参加するかどうかを決めてみてはどうでしょうか?
2.俺たち金欠学生作家
さて、本題の高校生なりの同人活動についてお話ししましょう。
まず、我々の大前提として
お金がない
・・・特に、バイトや課題、部活に追われる学生にとっては
時間がない
さらにさらに、地方に住む学生にとっては
即売会が遠い
つまるところ、お金がないとだいぶ困難ですね。
お小遣いで賄おうとすると、交通費だけで精一杯のところもあるでしょう。
ちなみに私は北関東の外れ在住ですが、ギリギリ始発電車に乗ればコミックマーケットのサークル入場には間に合う距離です。
しかし、交通費はかかります。最低でも5000円はないと厳しい。
ちなみに私の月のお小遣いは6000円です。
さて、ここで一つ。
これからご紹介すること、すべてにおいて大事なことを言います。
『無理をしない』ことです。これは大事。
自分の作りたい本があるにしても、予算がないのなら実現は不可能。
本を出すため、無理してお金を集めてもいいことはないです。
じゃあ、どうするか。
できれば仲間を集めよう
同人活動を楽しむ秘訣。
一つは『部活・仲間と一緒にやる』ことがいいでしょう。
本を出そう! と即売会に申し込む際、まずは「サークル」を結成して参加しなくてはなりません。
サークルというのは同人活動をするために必要な資格…と考えておいていいでしょう。
その種類には大まかに二つあり
一人だけで活動する場合→「個人サークル」
二人以上で活動する→「合同サークル(※大抵この呼ばれ方をする)」
個人サークルは相方がいない分気軽にできますが、すべての経費を自分一人で賄わなくてはいけません。
ですが、合同サークルの場合は何人かで参加費などを折半することで負担を減らすことができます。
友人や知り合いを誘って参加すると資金面でも活動面でも大いに助けられるでしょう。
私は最近になって相方ができ、身分上合同サークルとなりました。
ただ、今までは個人サークルでやってきたため苦労しました。
実際、やはり相方がいるのは強い。親しい友人や仲間を誘って即売会に参加すると気分的にも心強いです。
もしも周囲の人がいない! 友人がいない!
そんな時は自分がサークルの旗を立てるのではなく、既にあるサークルや同好会、そのような集団に参加するのも同人活動を始めるときに利点があります。
高校や大学などの文化系部活動・サークルの中には同人誌即売会に参加しているところも数多く存在しています。
もしも身近にあるならそこに加入し、先輩から色々教えてもらうのがその後の活動にとって有益なものになるはずです。
即売会に参加していなくても、部誌や小冊子を作る部活動もあります。
身内でできるような部活で本の作り方を学ぶのが今はいいかもしれません。
学校で友人を見つけ、一緒に部活から離れて活動する学生もいるようです。
趣味仲間であったり、先輩後輩。複数人で参加することが学生にとって一番やりやすいと感じます。
人によっては難しいかもしれませんが、できれば仲間を探してみましょう。
電子書籍で頒布してみよう
もう一つの選択肢として『電子書籍で売ってみる』こともできます。
前置きとして書きます。
コンテンツやジャンル次第ではあまりいい顔をされません。
二次創作などの場合は公式のルールや周囲の反応を見て考えましょう。
もしも他にもやってる方がいて、許可される風潮であれば考えましょう。
今の時代、電子書籍で読む人も少なくありません。そんな方たちに向けて、電子書籍で購入してもらうこともいいでしょう。
同人誌即売会に参加するのが難しかった自分は、最初の同人誌を電子書籍で頒布することから始めました。
実際、自分の同人活動の原資は電子書籍での売り上げも大きな支えになっています。
BOOTH - 創作物の総合マーケット
(※20歳未満の方は親御さんの同意を得てから開設してください)
今は基本的に一度即売会で頒布し、完売した本を電子書籍で売っています。
ですが、気分的に同人誌は電子書籍じゃ物足りませんし、お勧めしません。
同人誌の醍醐味はなんといっても製本して、自分の本を即売会の会場で売ることにあると私は思っています。
実際、この方法ばかりを繰り返してしまうと即売会や同人誌の本当の楽しみに触れることができません。
まとまった資金が確保できるのであれば、電子書籍ではなくて製本することを視野に入れてみましょう。
紙の質感、色鮮やかな表紙。そしてなんといっても、自分の作品が実際の本になって存在する喜び。
電子書籍にはない良さが紙の本にはありますよ。
新たな形、ウェブオンリーイベント
そして、今の時代は新たな形として『ウェブ同人誌即売会』もあります。
実際、自分の同人活動の最初のイベントはウェブ上での即売会でした。
最近、インターネット上のサイトで即売会が開催され、仮想空間で即売会に参加する人たちも増えてきています。
自宅から即売会に疑似参加、というのもできるでしょうし、発表の場としても活用できます。
電子書籍とウェブ同人即売会を組み合わせると、地方に住んでいてもお金がなくても、本を出すハードルは低くなるでしょう。
これはあくまでも『無理をしないで』同人イベントに出る場合の話です。
ある程度資金が貯まったのなら、是非イベントに申し込んでみて下さい。
3.本を作るって、どうすればいいだろう?
即売会に参加するには、本を作ることと当日の頒布方法も視野に入れなくてはいけません。
しかし、最初から立派にできる人はほとんどいません。すべて経験です。
ここで製本とイベント参加についてお話ししましょう。
製本って、実は大変
即売会に行けるのであれば本を作ろうとしますよね。
印刷所に頼んでしっかりとした表紙、紙が整った同人誌を作りたいのは全員同じでしょう。
ですが、当然製本するには印刷費がかかります。印刷所によって金額も仕様も変わりますし、できる事も変わってきます。
ページ数、形態によっては五桁を超えることもあります。
印刷所の比較も大事ですが、我々にとっては最安値が欲しい。
そこは探してみるのが一番でしょう。
ですが、印刷費はある程度かかります。
本を作る学生にとって、印刷費が負担になることは間違いないでしょう。
と、言うことで自分の最初の同人誌は『コピー本』でした。
コピー本はコンビニの印刷機で刷ることができ、しかも安い。
ホチキスどめで製本したコピー本も頒布できます。
時間がなく、まとまった作品を作れなくてもネット上で公開したイラストやこの本のために描いたイラストを掲載し、頒布するのが最初の同人誌としては最適でした。
近くにあるコンビニのマルチコピー機で印刷できます。
↓参考
セブン‐イレブンのマルチコピー機で同人活動をもっと手軽に・もっと楽しく! (doujinshi-print.com)
Twitterや身内からは『印刷しないと同人誌って呼べないんじゃないの?』という声が上がりました。
いいえ、印刷した本だけが同人誌ではありません。
コピー本でも、折本でも、それは立派な同人誌です。
印刷しないとダメ! 製本しないと同人誌じゃない!
いいえ、決してそういうことはありません。
あなたが描きたいもの、作りたい話を形にできたのであれば、コピー本でも製本した本に引けを取らないでしょう。
頒布しなくても、学校や友人に配って読んでもらうためにコピー本を作ってみると楽しいです。
やり方、作り方一つ覚えてしまえば、様々な場面で使えるようになります。
製本するのが難しい、分からない。
お金があまり用意できない。
そんな皆さん、最初はコピー本から作ってみてはどうでしょう?
自分の作品が実際の紙に印刷されると、世界は変わりますよ。
製本するときはどうすればいい?
さて、資金が用意できて製本しよう! と思い立ったあなた。
まずは印刷所を調べると思います。
・・・あれ? 案外高いぞ?
絶対最初はそう思います。書きたい本の予想ページ数が多ければ多いほど、上がっていく金額が恐ろしくなります。
印刷所選びは周囲の作家さんに聞いてみましょう。
それも『複数人』が好ましいです。
人それぞれ、その印刷所を選ぶ利点は違います。
品質(色がきれいか、仕上がりが丁寧か)
価格(最安値でどれくらいか)
オプション(バリエーション豊かな加工がある、面白い本が作れる)
サービス(追加でおまけがつくか、データチェックが丁寧か)
納期(締め切りギリギリまでやれるか、早割があるか)
上記のポイントをよく確かめて印刷所を選びましょう。
最初に同人誌を作るとき、私はとにかく『サービス』を重視しました。
データチェックをしっかりしてくれるところであれば、印刷した本が届いたときに印刷ミスがほとんど減ります。
(私は基本的にポプルスさんです。お世話になってます)
同人誌 グッズ 印刷 株式会社ポプルス (popls.co.jp)
データの不備・漏れを確認してくれるところであれば、最初の同人誌をミスなく仕上げられるでしょう。
それぞれの需要に合った印刷所を比較して選びましょう。
ちなみに、印刷って実はそんなに難しくありません。
気分的には大きく見えるでしょうが、コピー本のデータを作れたのならあとは印刷所の案内に沿えばミスすることはありません。
コピー本を作って売ってみたなら、次は印刷所にトライ。
もっと楽しいことがあるはずです。
4.サークル活動は経験あるのみ
即売会で必要なものとは?
次に話すのはサークル運営。
つまり『本を自分が売らないといけない』ことについてです。
イベント当日、自分のサークルの上に本を並べるだけですべてが終わるわけではありません。
頒布するときにも必要なものがあります。
最低限必要なもの(私的な考えです)として
コインケース(おつりなどを保管する)
コイントレー(お金のやり取り・確認をするときに助かる)
敷き布(本をそのまま机の上に置かずに済む)
ガムテープ(万能接着、用途様々)
文房具(当日書かなければいけない書類があったりする)
ポスタースタンド(頒布物や値段の確認が楽になる・アピールになる)
この六つがあれば接客対応は随分楽になります。
そして、一番覚えておくこと。
それは『イベント当日は、見知らぬ人と金銭のやり取りをする』ということです。
イベントには学生ではなく、大人がたくさんやってきます。
文化祭や学生のイベントとは違って、世間的な対応や常識が求められます。
イベントの時、私たちは学生ではなくて『イベント参加者』の身分です。
そんな時、友人と接するように雑な対応をしたらどう思われるでしょうか?
言わずもがな、相手は見せにやってきたお客さんと同じです。
即売会に参加するときは一般的な礼儀、そしてルールを守って参加することをしっかり覚えておいてください。
イベントに参加する前に必ず、即売会のルール・規約をしっかりと確認。
しっかりと全文に目を通しておいてください。
親切丁寧、そして感謝
ここは私が本を頒布するときに気を付けていることについて書きます。
まず、会場について自分のスペースに着いたときにはすぐに左右のサークルさんに『今日はよろしくおねがいします!』と挨拶をしましょう。
大人の人であっても恐れなくて大丈夫です。左右の人はみんな同じ仲間。
きっと笑顔で挨拶を返してくれるでしょう。
周囲には頼れる大人がいます。
困ったら隣のサークルさんにヘルプを求めたり、即売会のスタッフさんに声をかけてみてください。
すぐに助けてくれるはずです。
さて、即売会で本の会計をするとき、私は三つの動作に気を付けています。
一つ目は『相手の目を見て対応すること』です。
サークルの前にきて見本誌を読む方や『ください』と言ってくれた、その方の目を見る。そして話す。
買ってくださる相手がどういう人かを確認することを心がけています。
なぜこれをするか。それは相手が『どういった方か』を知るためです。
本を渡そうとしている人が憧れの作家さんや、友人かもしれない。
それとは反対に、少し怪しい動きをしているかもしれない。
相手がどんな人であるかを確認することで、次の対応は変わります。
何が起こるかわからない以上、常に気を抜かずに対応しています。
二つ目は『金額、頒布物を声に出して確認すること』
次に、相手の目を見ながら、合計金額と頒布物の数を確認する。
相手から渡された硬貨、お札をチェックして、それを確認してもらう。
確認だけでも、おつりの間違いや頒布物の渡し忘れがほぼなくなります。
頒布物の数が多い場合は特に注意してください。
そして最後は『ありがとうございます、と感謝すること』です。
この本を手に取ってくれた、自分自身の作品に価値を見出してくれた相手に感謝する。
その行動一つだけでも、相手にはしっかり伝わります。
自分の応対一つでこれから買いに来てくれるようなリピーターが増えたり、逆に二度と買いに来なくなってしまうかもしれません。
即売会、イベントも一つの社会。
その場所で学校とは違う、新しい世界を知るのもいい経験です。
お手伝いとしてイベントに参加してみよう
初めて自分のサークルで即売会に参加する前に、一度か二度くらい売り子を経験させてもらうといいかもしれません。
机の向こう側でどのようなことをするのか。応対はどうしているのか。
それを経験している作家さんの下で教えてもらいましょう。
即売会でサークル参加をすると、一人だけの場合では開場後に作家さんの本を買いに行くことができなくなります。
それに、数が出るサークルの場合だと一人だけでは大変なこともあります。
知り合いの作家さんや先輩が即売会に参加するときに、売り子をさせて貰えそうなら、やってみると損はしません。
売り子の経験を積み、それを自分のサークル活動に活かしましょう。
本当に大事なこと
最後にもう一度ですが、改めて書きます。
会場で非常識な行動をすると、当然周囲からの目は厳しくなります。
イベントに参加することで気分が上がってしまうこともありますが、会場のスタッフの指示や即売会のルールを確認してから参加しましょう。
また、即売会もいい人ばかりではありません。
自分は未成年である、学生であるという立場は常に覚え、何か困ったことがあったらすぐに即売会のスタッフに連絡してください。
即売会のスタッフはサークル参加者・イベント参加者の味方です。
困ったことでなくても、聞きたいことがあればすぐに聞いてください。
イベントを楽しく過ごすためにも、即売会スタッフに頼ってくださいね。
目指せ有明、夢の舞台
ここまで、はじめて同人誌を作る際に必要かもしれないことを書きました。
この学生生活で覚えたことは、まだまだあります。
実際の活動は、他にもたくさん気を付けなければならないことがあります。
ですが、それはすべて経験することで身につくでしょう。
作品作りは常に自分との戦いでもあり、自分のやりたいことや表現との葛藤もあります。
常に周囲との差を感じたり、ついつい周りと比較しがちです。
当たり前ですが、自分より格段に優れている作家さんは数多く存在します。
その才能や人気に嫉妬し、心が折れそうになることはいつだってあります。
だけど同人誌を作るすべての人たちが原動力とするもの。
それは「自分の本がそこにある」ことだと、私は思います。
自分の絵が、作品が、本となってそこにある。
その喜びと感動は何に例えることもできません。
どんな形でも、どんな作品でも。
小説も、漫画も、イラストも、写真集も。
同人誌を作ったときに『自分の作品が本になった』こと。
それは誰にとっても、私の人生にとっても一番の喜びです。
この記事で書いたことはあくまでも私の考えであり、このやり方がすべてではありません。
他にも様々な手段・方法、そして大事なことがあります。
何事においても、まずは情報を集める、実際の人から聞いてみる。
それを徹底していれば、きっと自分の道は開けるでしょう。
最後に、ここまで読んでくださったすべての方々に感謝します。
この記事を読み、同人誌に興味を持ってくだされば幸いです。
あなたの同人活動、創作活動がこれからも続きますように。
3/24 文章を追加しました。
4/6
一部改良、文章の推敲を行いました。
リアクションや反応は全て探してチェックさせていただいてます。
逆に『ここはどうしてるんだろう』などの疑問点などありましたら、記事と共にツイートしてくだされば後々返信記事を書かせていただきます。