藤井風さんの歌は哲学?!
藤井風さんの「帰ろう」という歌。聞いたことある人はわかると思うのですが、優しいメロディと生と死を連想する歌詞がとてもマッチしてます。
若い頃は特に、物や人に執着することもあると思うけど、年を増していくとそこらへんが穏やかになる人が多いよね。(アルツハイマーを患う方は進行すると再び所有欲が増しますが)
加えて最近は若い人も物欲があまりないのだそうで。
高度成長期とかバブル時代を生きてきた人からは無気力に見えたりするのかな。
物はありふれていて大体満ち足りている。安い娯楽もある。
でもSNSが発達して、コロナで隔離生活で、人の温もりだったり対面的なコミュニケーションは不足してる。
人の価値観の重要性が、物→人にシフトしてるような感じ、と常々思っているのですが。
そんな時代の転換期と勝手に思っているわたしには
「すべて与えて帰ろう。何も持たずに帰ろう
与えられるものこそ与えられたもの ありがとうって胸を張ろう」
って藤井さんの歌詞が沁みる。
自分の人生に関わってくれた人に感謝して、空に帰るときまで自分が得たものを与え続けていける。
ありがとうって気持ちを忘れずに。
そんな人生にしたいなぁ。
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