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最後の一冊まで

編集者になって22年が過ぎようとしていた2020年の年明け、生まれて初めて書籍の著者になる体験をした。
発売から1年が過ぎた頃出版元が民事再生の適用を申請するという事態を知り、その後在庫として残っていた数百部のうちから、書籍を一部買い取らせてもらった。

現在書籍部門は株式会社EDITORSという今年5月設立の新会社に移り、7月1日から営業活動が始まったと知りホッと一安心ながら、本書の残部は既に処分されているため、事実上、センジュ出版が引き取ったものが最後の新本となる。


この中から、「うちで販売させてほしい」と名乗り出てくださった本屋さんが、

■江戸川区篠崎にある「読書のすすめ」

■北区十条にある「しかのいえ本の茶屋」

の2店舗だ。
それぞれ、以下のような案内をしてくださっている。

最後の100冊!『しずけさとユーモアを』


『しずけさとユーモアを』入荷しました。


決して大きくない本屋さんが、100冊や50冊を仕入れるというのは、
簡単な話ではない。
心から感謝申し上げます。

事務所にはあと数百冊。
これがなくなると、本当に本当に、この本をもう新しく手渡すことはできない。


会社を立ち上げてまだ何も成せていないわたしにお声がけくださったエイ出版社の入江さん、編集担当くださった鈴木さんのためにも、
そしてこれまでのセンジュ出版の著者と読者、これからのセンジュ出版の著者と読者のためにも、
最後の一冊まで、心を込めてお届けしようと思う。
上記2店舗は店頭でも通販でもお買い求め可能。
センジュ出版からも購入できるので、よろしければぜひ。

お店で売りたい、イベントで販売したい、というご相談はこちらへ。


#今日の一冊
#しずけさとユーモアを
#吉満明子
#189 /365

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