介護人材不足を解決できるのか？ 河野大臣がデジタル技術を取り入れる方針を明言

政府は23日、東京都内で介護のデジタル革新に関する意見交換会を開催し、河野太郎担当相はデジタル技術を活用した業務の効率向上の必要性を強く訴えた。河野氏は「介護スタッフの不足問題には迅速に解決策を見つける必要がある」との立場を明らかにした。

介護産業は、高齢者の増加に伴う需要の上昇と、人手不足の問題が同時に進行している。しかしながら、専門家の中には「デジタル技術に対する抵抗感を持つ職員が多い」といった意見や「経営が厳しい施設が多く、テクノロジーの導入が遅れている」との声も上がった。

河野氏は、2024年度の介護報酬の見直しについて、「デジタル技術の取り入れを強く推進する方針を取る」と明言した。

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