【女声合唱団ヴォーチェ・リーゾ】♬シニアコーラス団体ご紹介
2024年2月に開催予定の「第27回 シニアコーラスTOKYOフェスティバル」に出演予定されている 女声合唱団ヴォーチェ・リーゾ さんをご紹介いたします。
【女声合唱団ヴォーチェ・リーゾ】 について
ーー団体の特徴について教えてください
1971年、千葉市稲毛区の小中台公民館で、社会教育学級合唱講座が開催されました。この講座は、合唱に興味を持つ人々が集まり、歌の魅力や技術を学ぶ場として開かれました。
その翌年1972年には、合唱講座を修了した生徒たちが「コーア小中台」という合唱団を結成し、合唱講座で学んだ知識や技術を活かし、地域での活動をスタートさせました。
そして、1984年の4月、女声合唱団ヴォーチェ・リーゾ という団名に改名しました。この改名は、より団体の特性や音楽性を表現するとともに、女声合唱団としてのアイデンティティを強調し、より広い活動の幅を持たせるために行われたものでした。
現在、女声合唱団ヴォーチェ・リーゾ は、地域やイベントでの公演や活動を通じて、歌声を通じた感動や絆を広めることに取り組んでいます。
ーー現在の団体の活動状況を教えてください
現在の団員は60〜80代の女性14名です。
練習は、1回約2時間、月に4回。毎週金曜日の午前中、指揮者である園山正孝先生とピアニストの尾崎風磨先生のもとで、私たちは練習に励んでいます。
この練習時間は、まるで歌声が響く魔法の場所のようです。園山先生や尾崎先生からは、常に「目を大きく開けて‼」「喉の奥を広げて(^^♪」「背筋を伸ばして❣」といったアドバイスや励ましをいただきながら、私たちは全力で歌に取り組んでいます。その言葉は、私たちの歌声だけでなく、心の中まで届くような力強さを持っています。
先生方の導きのもと、私たちは一所懸命に歌を奏でています。時には難しい音程やリズムに挑戦しながらも、先生方のご指導を受けながら成長しています。その過程で、音楽の深みや奥深さを垣間見ることができ、歌声に新たな表現力を与えてくれています。
この練習の場は、私たちにとって音楽の愛と成長の場所です。先生方のお言葉やご指導に感謝しながら、自分自身の限界に挑戦し、新たな歌声を生み出すことに情熱を傾けています。
新しい曲に取り掛かる際、ソプラノ、メゾ、アルトが美しいハーモニーを響かせるだけでなく、作詞者や作曲家の心情に迫ります。先生からの質問に対しては、頭の中で疑問符や驚きのマークが行進するようですが、練習を重ねるごとに私たちの中でそれらの疑問や疑念を消化し、昇華させて歌うことを目指して努力しています。
先生方は、私たちが理解しやすいように根気強く熱心に説明してくださいます。作詞者の思いや作曲家の意図を理解し、それを表現することがどれだけ重要かを教えていただいています。このようなご指導を受けながら、私たちは音楽の奥深さや表現の豊かさを追求しています。
練習は2時間があっという間に過ぎ、その後もさらに頑張ろうという気持ちで終わります。先生方のご指導のもと、練習を重ねるたびに私たちの歌声に深みと広がりが生まれています。この合唱団には、本当に素晴らしい先生方がおられます。先生方のご指導のもとで、私たちは音楽への愛と熱意を深めています。
「第27回 シニアコーラスTOKYOフェスティバル」への意気込み
ーー「第27回 シニアコーラスTOKYOフェスティバル」への出演が予定されています。今のお気持ちをいただけますか
シニアコーラスTOKYOフェスティバルへの参加は、今回で5回目となります。
この素晴らしい東京オペラシティという舞台で歌うことを目指し、練習に取り組んでいます。この舞台での歌声を通じて、聴衆の皆さんの心に感動と喜びを届けられることを心から願っています。
指導者の言葉を見逃さないよう、私たちは各自ICレコーダーを用意し、練習の成果を自宅でも繰り返し聴きながら鍛錬しています。練習の場で先生方からの助言やアドバイスを大切にしながら、自宅での復習も欠かさず行っています。それが私たちの歌声の磨き上げに繋がると信じています。
歌は作者の想いを伝える特別な手段です。その思いを歌に込め、表現することができるかどうか、私たちは心を込めて練習しています。音楽を通じて、作者の意図や感情を真摯に表現し、聴衆の皆さんに共感と感動を届けたいと心から願っています。
この舞台は、私たちの音楽の旅の一つの重要な節目です。それぞれの声を調和させ、共に歌い、感動と喜びを分かち合いながら、東京オペラシティでの素晴らしい演奏を心待ちにしています。
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