なぜマラソンランキングを気にするのか。速く走ろうとしはじめたきっかけ その2

2023サロマ湖100k苦痛のゴール

高齢者ランナーの山崎です。前回NOTEを書いてから1ヶ月半。相変わらず右踵のアキレス腱付着部炎は治りません。治らないのにサロマ湖走って苦しんだり・・・・馬鹿だなあ
60歳でサブスリーをした後もアキレス腱付着部炎になりました。なんだかんだ1年以上すっきりしなかったのだから、65歳の今はもっとかかるのだろうか?そう思うとなんかNOTEに向かう気がさがってしまったのかもしれません。

さて前回の続きです。50台前半まではマラソンを完走できれば結構満足。だいたい週1-2回のランで4時間前後で走れていましたから、悪くない、そんなもんかなあと。速く走ろうと変わったきっかけは4つあります。


55歳ではじめて走ったサロマ湖100kマラソン。


30台前半ではトライアスロンもやっていましたが、留学した頃から外科医の仕事に熱中し睡眠も少なくなり週末ランナーに。気がついたら50代半ばになっていました。なんか人生の思い出になるようなランをしたいと思ってサロマ湖100kにエントリー。12時間越えでしたがなんとか完走。このとき気がついたのが55歳なんてまだまだ年寄りにはいらない。ウルトラは年寄りでもできるということ。でも速く走るのは少しでも若い方が有利に思え、ランニング本でインターバルなど見よう見まねで取り入れました。その甲斐あって55歳の終わりに走った東京マラソンで見事3時間29分!27年ぶりのPBでした。

高校の同級生との出会い。


50代後半にもなると中高の同窓会などに出席するようになります。その席でちょっと得意げに東京マラソン3時間半以内で走ったぜ、などと話したら俺は3時間8分だぜという同級生!たまげてしまいました。3時間一桁など考えられない。そしてこのときはじめて全日本マラソンランキングなるものがあることを知りました。僕の55歳は269位/3689人で悪くはなかったのですが、相手はもちろん100位以内。ここで少し火がつきます。

ジョグノートに参加


僕らの世代はあまりSNSにはまる方ではありません。ところが同じ趣味のSNSだとはまってしまうものですね。いつも一人で走っているのですが、走り終わったあとにジョグノートに記載すると、こんなに走っている人たちがいるんだと驚かされ、俺も俺もおれもとやる気になります。走行距離がのびました。

RUN for KIDS


前にも書きましたが、サロマ湖100kマラソンのあと、家内から無駄に走らないでとはじめたRUN for KIDSプロジェクト。病気のこどもを応援する、みんないいねと言ってくれます。でも、すぐにラン仲間が増え、世に知られるわけではありません。言い出しっぺが大会にでてFBなどにあげるネタを作らねばなりません。ジョグノートとあいまって年間1回しか出なかったマラソンが2回、3回と増えていきました。

まあこんな流れで還暦サブスリーを達成し、64歳の直近の全日本マラソンランキングは4位まできました。ただ速くなろうとするこれらの動機づけには利点もあれば欠点もあります。人とくらべるために走り出したわけではないのに、ランキングがあると人間ってすぐ比べたがる。ストラバやっているとつながっている人にもなにか伝えたくなる。別に自慢するつもりはなくても無理するときがある。故障してやめればよかった今年の長野も、サロマ湖100kも出てしまいました。いくつになっても悩みはつきません。好きなことやれるのは幸せですが。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?