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コンプレックスがチャームポイントに変わった話

自分がコンプレックスに感じている部分は、人から見たらチャームポイントとして目に映っているかもしれない。

わたしは容姿コンプレックスがとてもとても強かった。
「悩み」なんて言葉じゃ到底表現できないほど、内に秘めた劣等感。


劣等感

骨太で、骨格がしっかりしている。
少しでも太るとガタイが良く見えるし、頑張って痩せたとしても華奢体型には絶対になれない。そもそも骨の作りが違う。

今でこそこうして文章にして書けるようになったわけだけど、友人知人など身近な人へ直接話すことはしない。しない、というか「うまくできない」が正しい表現なのかもしれない。それとも近しい人へだからこそ話せないのか。口頭で話すのはハードルが高い。

でも、コンプレックスとはそういうものだと思うの。

120%取り払えたと言えばウソになる。
常々コンプレックスの残像は心にいて、感じる劣等感や思い出してしまうトラウマを完全に消せたわけではないのだと思う。けれど80%くらいは解消したと言える。わたしはファッションに救われたから。


人から見るわたし

ジーンズが好きでよく履いていた頃、知人の小柄でスリムな女性に「デニムパンツが似合って羨ましい」と言われた。聞くと「(骨格がしっかりある)その体型だからこそ似合う」と。
わたしからするとその女性のスリム体型の方が羨ましかったのは言うまでもなく、けれど長らくファッションの仕事をしておきながらこのとき改めて驚いてしまった。

わたしにとってのコンプレックスは、誰かにとってのチャームポイントかもしれないという当たり前すぎることを、自分に置き換えて考えられなくなっていた。コンプレックスの呪縛はやはり強い。


チャームポイントを見つける勇気

口で言うのは簡単だ。

けれど気持ち次第で。意識次第で。コンプレックスはチャームポイントに変えてしまえることを、自身の体験から心底実感してしまった。チャームポイントになり得るというその意味を本当に理解できたのは、この「ジーンズが似合って羨ましい」と言われたタイミングからだったように思う。

これは数年前の話で、コンプレックスを解消してからもうずいぶん経った頃だった。けれど今一度自分のことを考えてみて、「わたしにはわたしの良さがある」と思い直すことができた。

隣の芝生は青く見えるといった状態なのかもしれない。でも、自分のコンプレックスを「良いところもあるのかも?」なんて少し前向きに捉えてみたい。

そしてその勇気さえあれば、見える景色も心持ちも大きく変わることを伝えていきたい。
ファッションの力をたくさんの人に感じてもらいたい。


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