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鎌倉の武士は一騎討ち、元軍は集団戦法。だから日本がピンチに陥ったあの話って実は……

教科書で習ったの覚えてますか?

鎌倉時代にモンゴル軍(元軍)が日本を攻めた蒙古襲来、もしくは元寇ってありましたよね。

日本の武士が、まだ"一騎討ち"というオールドタイプな戦い方をやってるのに対し、元軍ときたら、集団戦法や「てつはう」と呼ばれる火薬を使ってくるんだもの。日本軍、ハチャメチャにやられちゃったよね〜というそんなストーリー。
記憶にある方も多いのではないでしょうか。

そりゃ勝てませんよ。
まず日本の武士は一騎討ちの前に堂々と

「やあやあ、我こそは…!」

なんて名乗りをあげ、そこから戦闘に入るわけです。

すでにシステマチックな戦術を完成させてる元軍からすれば、

「ん? なんか喋ってんな? まぁいいや、攻撃しよ」

と、一斉に弓矢をヒュン! の、火薬をドーン! です。

「やあやあ我こそ……あぶね!!! ちょっと待って! まだ名乗ってるから! やあやあ我こ……あぶね!!! ちょっと待っ……待っ……待っ………(グサッ!)ウゥ………(バタン)」

コントです。
やられて当たり前の結末ですわな。

以上はまぁ、僕の妄想コントですが、
「元軍の集団戦法とすぐれた火薬により、日本軍は苦しめられた」
というのは、テストの記述問題にも出てくるくらいだから、鎌倉の御家人たちは相当苦戦を強いられたんでしょうね。

でもね。

この話、

ウソの可能性が高いです。

なぜなら……

あと、蒙古襲来の1回目(文永の役)に、台風が来てピンチを脱したという話も、

多分ウソです。

コメント欄の動画をご覧ください。


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