がんばった15人の中の8代目
暴れん坊将軍でおなじみ、8代徳川吉宗がとった、『足高の制(たしだかのせい)』ってご存知でしょうか?
この制度が出された背景には、いまの日本と重なる部分があると思っていて、ちょっとご覧いただけますか。
当時の武士の収入は基本的にお米です。幕府からは『禄』と呼ばれる土地、もしくは米の現物が与えられていて、これが現代でいうところの給与・報酬だったわけですね(単位は「石」です)。
ただ、当時と今で違うのは、
《給与が『個人』(房野史典)にではなく『家』(房野家)に与えられた》
と