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幕末エピソード13 
勇者と魔王が手を組んだ

幕末エピソード13はこんな感じでございます。
の前におさらい!

幕府が長州ボコボコにしようとする。《第一次長州征討》

西郷さん、攻撃したくないから条件出す。

長州のゾクロン派はちゃんと従う。

「ざけんな!」って晋作大暴れ。で勝つ。《功山寺挙兵》


第一次長州征討がムチャクチャ不発に終わった幕府は、

幕府「ぬるい!! 長州をもっとバチバチにシバかないと。もう一回攻めるぞ!」

てなテンションで、“第二次”を起こそうとします。
しかし、この行為にみんな(いろんな藩)ドン引き。

「えー……長州謝ったじゃん……。戦うってなに? 幕府スベってねーか?」

こんな声がチラホラ聞こえてくるようになります。

そんな状況でセツジツに望まれたのが、
《雄藩連合(強ぇー藩と強ぇー藩のドッキング)》。

あちこちで「雄藩が手を結んで、幕府を倒しちゃった方がいい!」という話題で持ちきりになるわけです。
そして、手を結んで欲しいランキング第1位はやっぱり、

薩摩✖️長州。

・どちらも中央政治をリードした経験がある藩だから、これ以上の組み合わせはないと思います(男性/30代/藩士)
・人材も豊富だし、関ヶ原のとき西軍だったって共通点もあるし、最高です!(男性/20代/志士)
・アガる(男性/50代/家老)

こんな意見がわんさか(想像す)。

しかし、全員最後には、「でもな……」というつぶやきのあと、一拍置いて共通の言葉が続きます……。

「仲悪ぃんだよなーーー!!」

そう、仲悪いんです。

何度も薩摩と会津に行く手を阻まれ、仲間も志も八つ裂きにされた長州。
薩摩・会津に対する長州の強烈な憎悪は、そんじょそこらのもんじゃありません。
長州藩士は履物に、
『薩賊会奸(さつぞくあいかん。「薩摩も会津も最低最悪なヤツら」って感じのディスり)』
って書いて、それを踏みつけながら歩いてたほど……。

で、薩摩も長州のことをそれなりに嫌ってます。
薩摩と長州が手を結ぶ……漫画なら、昨日まで敵だったアイツが主人公に力を貸して、新たな敵に立ち向かうという読者全員トリハダシーン。

しかし、現実は甘くなかった。
2つの藩の遺恨は、それほど根深かった。
そんなもの、誰もが夢物語だと思った。
それでも薩摩と長州の同盟を心の底から願い、本気で実現しようとした男たちがいた(プロジェクトえーっくす)。

中岡慎太郎(なかおかしんたろう)
土方久元(ひじかたひさもと)

そして、

坂本龍馬(さかもとりょうま)。

「やっと出てきた!!」って感じの大人気幕末志士ですね。

では、龍馬が薩摩と長州に絡んでくるまでを、ことさら雑に紹介しときます。

坂本龍馬。
天保6年(1835年)土佐藩(高知ね)生まれで、姉“乙女”のスパルタ教育ですくすく育つ。
育ったら、親友の(遠い親戚でもある)武市半平太が結成した《土佐勤王党》に参加して、尊王攘夷バリバリの若者に成長するけど、

坂本龍馬「なーんか、チゲーな……」
 
土佐勤のやり方に違和感バリバリになり、土佐にいたんじゃ「自分のやりたいこともできねー」ってことで、仲間と一緒に脱藩(完ペキな理由はわかってないよー)。

土佐出て、当時一流と呼ばれた、松平春嶽、横井小楠、大久保一翁とかと、どんどん交流を重ねていく龍馬に、センセーショナルな出会いが到来します。

その人物が
勝海舟。

龍馬「あんたが勝海舟か?」

勝海舟「なんだ殺気立ってんな。オレを斬るのは、話を聞いてからでも遅くねぇだろ」

攘夷派の龍馬は、勝さんを斬るつもりだったけど、外国がいかにすごいかを説明され、

勝「だから貿易をして、資金力を作って、その金で“日本の海軍”をつくるべきなんだ」

龍馬「先生ーーーーー!!」

考えが180度変わり、そのまま勝さんに弟子入り(これは、勝さんが語った有名エピソードですが、龍馬は春嶽さんからの紹介なんで、「斬りに来た」っていうのはビミョー。勝さん、話を盛った可能性あります)。

そこから勝&龍は、夢である海軍をつくるためにちょー奮闘。
このとき、龍馬が姉の乙女にあてた手紙では、

『最近は、勝海舟という大先生の弟子となって、メチャクチャかわいがられております。“兵庫”ってところに海軍の訓練所を作んだよ!
実は……ちょっとボク、エヘン顔してます。すごい人(勝さん)は“才能あるヤツ(自分)”を見つける力がすごいですね! やっぱりエヘンエヘン
龍馬 乙女姉さんへ』

ウキウキモード全開(「エヘン」てのはホントに書いてます。かわいい)。

そして、ついに《神戸海軍操練所》と、勝さんの私塾《神戸海軍塾》が発足。
でも……

幕府「勝の生徒の中に、《池田屋事件》や《禁門の変》に関わった志士がいる! で本人は『雄藩で政治をやった方がいい』とか言ってる!」

「勝ヤバ!」ってことになり、翌年、操練所閉鎖させられます。塾も解散させれます。

勝さん激ヘコみの中、塾生の引き取り手を探す。
とそこへ、彼らの航海術を欲しがっている、薩摩藩の小松帯刀さんが登場。
龍馬たち、まとめて薩摩藩預かりとなる……以上、ことさら雑紹介でした。

で、ここからです。
坂本龍馬が歴史に名を残す活躍を見せるのは、ここからなんです。

龍馬、会社(みたいなもん)作ります。
現代の“商社”のような“株式会社”のような組織、

亀山社中(貿易やりーの、政治活動もしーの、個人的な海軍でもありーの、な組織)

ってのをつくるんです(カンパニーだね)。

この亀山社中を使って「日本をどうにかしなきゃ!」と爆裂に挑戦したのが、
薩摩✖️長州の雄藩連合です。

このときの西郷さんや小松さんは、「幕府が長州を攻めるの反対!」って考えだから、今が仲直りの大チャンス。
薩摩の考えを知ってるフリーランス坂本は、まず長州の人間に会います。

龍馬「今こそ長州と薩摩が手を組むべきじゃありませんか?」

長州藩士「手ぇ組むぅ!? 薩摩と!? すごいこと言ってるよ! うーん、オレらじゃ返事できないからさ、うちのリーダーに会ってみて!」

長州のリーダーとは、ご存知
桂小五郎のことです。
龍馬は、桂さんに会うため下関へGOするんですが、そこで待っていたのは“新たな仲間”との出会い。

土方久元(同じ土佐出身)「オレらは桂さんと西郷さんを引き合わせようしてんのよ。オレが桂担当、中岡が西郷担当で。もうすぐ、中岡が西郷さんを連れて来てくれるはず!」

龍馬「最高じゃん! よし、手伝う! てか、オレこれから桂さんと会うし!」

同じ考えのもとに動いていた仲間が集うという、何かが起こりそうなシンクロニシティバリバリ。
そして、桂さんが下関にやってきます。

桂小五郎「なるほど……薩摩と和解か……。本当に西郷はここにくるのか?」

龍馬「来ます!!」

桂「信じられん……。だがもし西郷が来たなら、長州をなぜここまで追い詰めたのかを問いただしてやる! しかし、今一番力のある薩摩に協力してもらえるなら、それはそれで嬉しい!」

桂さん、好感触。
するとそこへ、西郷さん担当の中岡が、下関に到着。

ただ、とんでもなく青ざめた顔で……。

龍馬「……『どした?』って聞くのも怖ぇーけど…どした?」

中岡慎太郎「…………西郷が……来てない」

龍馬「えーーーー!?」

西郷さん、歴史的ドタキャン。

本当は、薩摩から大坂に向かう船が、途中で下関に寄る予定でした。
中岡は、西郷さんと一緒にその船に乗ったんです。乗ったんですが……

西郷「ごめん! 京都からお知らせ届いた! このまま大坂行くね!」

中岡「え」

西郷「中岡さんは途中で降ろしてあげるから心配しないで!」

中岡「え」

西郷「(中岡降ろして)じゃ!」

中岡「え」

で、西郷さんはそのままスイー……(京都にいる大久保利通さんに呼ばれた……薩摩では長州を嫌ってる人がいっぱいいて、それをまだまとめきれてなかった……とかいろんな説が)。

西郷さんがブッチしたことを知った桂さんは、ブチギレるわけですよ。

桂「ほらなーー!! だから薩摩も西郷も信用ならねーんだよ! だまされた! 君たちを信じた僕がバカだった!!」

ヤバイ……このままだとすべてが水の泡になる。
ただ、何もできない龍馬と中岡は、ひたすら謝りたおします。

龍馬&中岡「ごめんなさい! 本当に申し訳ない! でもワンチャン!! マジワンチャンください!!」

桂「…………わーったよ! ワンチャンやるよ!」

龍馬&中岡「ありがとうございます!!」

桂「ただし! それには条件がある。薩摩から正式な謝罪を入れること。そしてもう1つ……」

実はこのときの長州、幕府が外国に「長州とは取引きしないでください」って言っちゃってたから、一切の武器類を手に入れることが出来ない状態。
だから、桂さんが出したもう1つの条件とは、

「“薩摩の名義”で軍艦と武器を購入し、それを長州に横流ししてほしい」

だったんです。
龍馬と中岡は「りょ! 薩摩に伝えます!」っつって、京都にいる西郷さんのもとへ。

西郷「なるほど……。了解しました。ただし!」

龍馬「(お前も条件だすの?)」
西郷「『お前も条件出すの?』みたいな顔すんな! 薩摩は不作だったから、長州にお米をいーっぱい用意してもらいたい!」

龍馬「オッケーす!」

ここでも条件を受け取る龍馬。
これクライアントがいて、仲介して、納品する……的な、すっごく会社の仕事っぽい……。

「亀山社中の出番だーー!!」
「ラジャー!!」

ついに亀山社中初仕事。
龍馬から指示を受けた亀山社中は、イギリス商人・グラバーさんから薩摩名義で軍艦と銃を購入。それを長州に運搬します(買うときのお金は薩摩が出すけど、あとで代金は長州が薩摩に支払うよ)。

買い付け、運送、仲介。亀山社中の完ペキな企業っぷりで、長州は“ユニオン号”という軍艦と、洋式の銃7300挺を手に入れます。
いよいよ、夢のタッグ完成間近。

一方、長州最大の敵、幕府も本格的に動き始めます。
長州退治“第2弾”に向けて、将軍・家茂ちゃんが大坂まで移動。

さらに、幕府の実質的リーダー・一橋慶喜くんは、
「長州攻めに、やる気のねー藩があまりに多い! だから、もう一回『長州攻めろ!』っていう勅命(天皇の命令)を出してもらう! そしたらみんな従うだろうからね!」

ってな感じのことを企んでいました。

ただ、その勅命がなかなか出ない。
それもそのはず、薩摩の大久保利通さんが、朝廷を影で操り、勅命が出るのをブロックしてたからです。

それを知った慶喜くんは朝廷にキレて、「勅命出さねーってんなら、将軍をはじめ全員辞めるぞ」と脅します。
朝廷は「そりゃ困る」とビビって、勅命を出しちゃいます。

それに対して、今度は大久保さんが、「長州を攻撃する理由がどこにある!」とキレまくり。で、キレたまま筆を走らせます。
『長州を攻める正義の理由あんのか! ねーよな! だったらこれは勅命とは言えねーよ! ということでこの命令には従わない!』
怒りのお手紙完成。

京都にいる大久保さんは、この手紙を故郷の薩摩に送ります。
さらに「大久保や薩摩はこう思ってるから!」と、伝えるため、長州にも同じ内容を送るんです。

で、それを届けたのが、ここでも活躍、坂本龍馬です。
お手紙を受け取った長州は、「薩摩、かなりオレらの味方してくれてない?」と、ケッコー感謝。
そして、感激中の長州に、薩摩からの使者がやって来たんです。

使者(黒田清隆。のちの第2代内閣総理大臣ね)「桂さん、西郷や小松はあなたとの話し合いを希望している。一緒に京都にきてください!」

龍馬「桂さん、行きましょう! これで薩摩と仲直りだ!」

桂「……薩摩のスタンスはわかったんだけど、西郷には1回ブッチされてんだよ……簡単には行けない……なぜなら、ブッチされて……」

井上馨「ウダウダ言ってねーで……」

高杉晋作「話まとめてこい!!」

晋作と井上にケツを叩かれて、京都の薩摩藩邸にぶっ飛ぶ桂さん。
もうあとは話し合うだけ。
薩摩と長州の仲直りは叶ったも同然です。

龍馬も京都に行きたいけど、長州でちょーっとやることが(“ユニオン号”に関してのゴタゴタがあったんす。ちなみに、その間に高杉晋作と会い、漢詩の書かれた扇と、拳銃をもらったりなんかしてます)。

なかなか京都に行けない龍馬のもとに、

桂「早くこっち来て! 1日でも半日でも早くこっち来て!」

という、寂しがるウサギのような桂さんからの震動ラブコールが届いたので、用事が終わった瞬間、龍馬は秒で駆けつけます。

龍馬「桂さん! 遅くなりました! で、どんな約束になりました!?」

すべての話し合いは終わってると思い、意気揚々と尋ねる龍馬に、桂は衝撃的な一言を放ちます。

桂「誓約の話など、何もしていない」
龍馬「………どういうことですか……」

薩摩側の接待はとても丁寧で、自分を大切に扱ってくれた。その席で、西郷、大久保、小松は、長州と敵対した経緯や、今現在の考えを説明してくれ、幕府の横暴と朝廷の体たらくも伝えてくれた。
様々な会話が飛び交った。が、お互いの藩が協力するという誓約の話などは、何ひとつ出ていない……。


桂「話が進展しない以上、ここにいても意味がない」

龍馬「……ちょっと待ってください……」

桂「長州へ帰ろうと思う」

龍馬「ちょっと待ってください! 全部終わりにするんですか!?」

桂「………」

龍馬「自分たちが頑張ってきたのは、長州と薩摩が手を結ぶ、その瞬間のためだ! このままではこの国に未来はない。でも! 2つの藩が協力すれば、まだ道はある!! それをここで全部終わりにするんですか!! お互いの意地の張り合いで、大きな目標を捨てて、この国を終わらせるんですか!!」


龍馬は桂に、感情をぶつけます。
その言葉を受け、桂はポツリ、ポツリと語り始めます。


桂「坂本くん……僕らは今、この国で孤立している。かたや薩摩は、大きな力を持った日本でトップの雄藩だ。明らかに立場が違っている……。そんな弱い立場の長州から、薩摩に誓約を願うのは……憐れみを乞うようなものだ。『助けてくれ』とすがるようなもんだ……。それだけは……武士として、藩として、人として、できない。これ以上、長州は頭を下げるわけにはいかない! 薩摩と手を組まなければ長州は終わるだろう……。しかし、長州が滅んでも、薩摩がこの遺志を引き継いでくれれば……本望だ」


龍馬は知ります。
桂の、長州の、どうすることもできない立場と思いを。それでも誇り高き道を選ぶ、気高き精神を。

しかし、プライドと高潔を口にはしている桂の心の奥底には、本心から願う“未来”が横たわっているはず。
薩摩と長州の話し合いにまだ望みがあるなら、なんとしてでも繋ぎとめなければ。
この誓約を成立させるために、龍馬が説き伏せるべき相手はただ1人……。


龍馬「桂さん、少し待っててください」

桂「……?」


2つの藩を結びつけるために、動かすべきはあの男。
龍馬の向かった先は、


龍馬「西郷さん!!!」


薩摩を預かるリーダー、西郷隆盛のもとです。


龍馬「これまで自分が身を削って、全てをなげうって力を尽くしてきたのは、薩摩や長州のためなんかじゃない!!」

西郷「………」

龍馬「日本の将来のためだ!!!!」


志、憤り、切迫した本心を、ありのままにぶつける龍馬。


龍馬「薩摩にも長州にも事情があるのはわかる。言い分があるのもわかる。ただ、この国のためにお互いの事情を捨ててください!!」

西郷「………」

龍馬「自分たちの判断がこの国の将来に大きく影響してしまうという考えになぜ至らない!? 2つの藩が今ここで手を結ぶことこそ、日本の未来にとって最良の手段じゃないのか?」

西郷「……ごもっともです」


龍馬の体から漏れ出るそのすべてを、西郷は真摯に受け止めます。


龍馬「…そして……長州が弱い立場にあることをわかってあげてください……」

西郷「………」

龍馬「今の薩摩と長州には、歴然とした立場の開きがある。薩摩に対して友好を願う気持ちが長州にあるのに、打ちひしがれてボロボロになった彼らが、その気持ちを口にすることはできないんです……。西郷さん、どうかわかってやってください……。薩摩と長州を繋ぐ言葉を、両藩の誓約を、西郷さんから願いでてもらえませんか……。どうか、どうか………お願いします……」

西郷「………坂本さん……こちらが悪かった」

龍馬「!」

西郷「わかりました。私から桂さんにお話ししましょう」


龍馬の想いは、とうとう西郷を動かします。
そして、龍馬立会いのもと、西郷隆盛、小松帯刀、桂小五郎の話し合いが行われ、ついに……

薩長同盟(薩長盟約、薩長誓約とも)

が成立したのでした(龍馬や西郷や桂が発した言葉にはいろんな説があるけど、大体こんな流れってやつに僕なりに肉付けしてみました、はい)。

誰もが望んでいた。しかし誰しも実現不可能と思っていた。薩摩と長州のスーパータッグ。
それが……中岡、土方の行動力と、最後にぶっちぎりの熱をぶつけた坂本龍馬の手によって、本当に完成したのでした。

その後、桂さんは

桂「あんときは口約束だったけど、メチャ重要だから紙に書いたよー。これ、自分が思ってるのと違わないよね? 西郷、こんなこと言ってたよね?」

って感じで、話し合いを文書にして、龍馬に送ります。
その内容(薩摩が言った言葉)は、

『長州と幕府が戦争になったら、薩摩は長州のことメッチャ助けるからね!』
『薩摩が朝廷に言って、長州の冤罪を晴らすよう頑張るね!』
『今日から薩摩と長州は、日本が輝きを取り戻し、立ち直ることを目標に、一緒に頑張ろ!』

こんな感じのもの。ただ、これは一部ね。
この時点では「一緒に幕府を、倒そう!」っていうより、「薩摩が長州のことを助けるよ!」っていう感じの約束になってました。

龍馬はこれをうけとるとその裏に、

『表に書いてある6か条は、小松、西郷、桂、龍馬が同席して話し合ったよ。1つも間違ってないよ』

と、赤ペン(朱筆)で書き記したのでした。龍馬が証人となったのです。

薩摩と長州の仲直り。それがこの先、幕府にどんな影響を与えるんでしょう……?

次回の注目ポイントは、“幕府”の取り扱い。
まったく違う“扱い方法”が出てきますが、共通してる思いは、

「早く引退して!」

です。




本当にありがとうございます!! 先にお礼を言っときます!