離婚弁護士 伊藤真樹子

【前向きなスタートを切るための離婚準備】3組に1組が離婚する時代。離婚は決してネガティ…

離婚弁護士 伊藤真樹子

【前向きなスタートを切るための離婚準備】3組に1組が離婚する時代。離婚は決してネガティブな選択ではなくなりました。人生の前向きなスタートを切るために知っておくべき知識を、15年以上にわたり離婚案件に携わってきた弁護士が解説します。https://sengawa-law.com/

最近の記事

不貞相手への慰謝料請求

不貞相手へ慰謝料請求するために必要な証拠、慰謝料金額の相場など。 1.慰謝料請求の相手方 既婚者が配偶者以外の異性と肉体関係を持つことを、不貞行為と言います。いわゆる不倫、浮気のことです。 配偶者が不貞行為をした場合、配偶者に対してだけでなく、不貞相手に対しても慰謝料を請求することが出来ます。 双方をまとめて相手にして慰謝料請求を行うことも出来ますし、どちらか一方のみに対して請求することも可能です。 配偶者と離婚はせずに不貞相手に慰謝料請求することも認められます。

    • モラハラによる離婚

      モラハラによる離婚。必要な証拠や慰謝料相場など。 1.モラハラとは 最近では、「モラハラ」という言葉が定着し、離婚原因となることも知られるようになり、ご相談を受けることが非常に多い案件の一つです。 モラハラとは、モラルハラスメントの略称で、モラル(道徳)による精神的な暴力や嫌がらせのことを言います。 加害者は、殴ったり蹴ったりというような身体的な暴力を行うのではなく、態度や言葉による嫌がらせを日常的に繰り返し、しかも、そのような嫌がらせをすることについて、被害者に原因

      • 義父母との関係と離婚

        義父母との不仲や過干渉によって離婚が認められる場合について、実際の裁判で問題にされた事例と併せて紹介します。 1 婚姻により、「姻族関係」が発生する 結婚をすると、夫婦2人の関係だけでなく、配偶者の父母とも親族関係が発生します。 法律上、その関係を「姻族(いんぞく)」と言います。 実際の結婚生活においても、一般的に、夫や妻の父母とも交流する機会が増え、時にそれが夫婦関係に良くない影響を及ぼしてしまうことも現実には少なくありません。 2.義父母との不仲や過干渉など ◆

        • 夫婦関係に悩んでいる方、離婚を考えている方へ

          はじめまして。弁護士の伊藤真樹子です。  2008年に弁護士登録をして以降、500件以上の離婚案件に携わってきました。  現在、日本の夫婦は3組に1組が離婚する時代。離婚は決してネガティブな選択ではなくなりました。 実際にたくさんの依頼者の方と関わってきて、離婚が人生の一つの前向きな決断であり、再スタートになることを感じます。 もちろん、離婚を安易に勧めるわけでも、離婚が簡単だというわけでもありません。 しかし、もしこれからの人生を考え、夫婦という形をやめてお互いに

        不貞相手への慰謝料請求