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桃太郎とマルテニッツァ

 ブルガリアの友人、マリアから小さな小冊子が届きました。彼女が桃太郎の物語を詩としてブルガリア語で構成し、挿絵を自身で描いたものです。実は数年前にこの詩を日本語に訳すように彼女から頼まれ、2、3日で仕上げて送った経緯があります。それから数年を経て、先日この冊子が完成したそうです。
 もちろん私はブルガリア語ができる訳ではないので、彼女が英語に訳したものを日本語にしました。元の文がわからないだけに、正確さよりも話の流れや、読み上げるための調子の方を優先させています。
 彼女が一緒に送ってきてくれたのは、ブルガリアで春を告げるマルテニッツァという小さなペアの人形。赤と白の色合いがとてもかわいらしいです。作品展の期間、襟元に付けていますので、こちらも是非見てくださいね。

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