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カイゼン目安箱リニューアルの裏側

こんにちは。noteデザインチームの仙田です。

実は先日、noteの「カイゼン目安箱」の名称が「フィードバック」に変わりました。お気づきになりましたか?

以前のnoteをまなぶページと、現在のnoteをまなぶページを比較した画像。カイゼン目安箱のボタンがフィードバックボタンに変わっている

カイゼン目安箱とは:
noteに追加してほしい・改善してほしい機能があるときに運営チームへ意見を送ることができるフォーム。


現在noteでは、クリエイターからの意見が運営側に届いてることを伝えるために、カイゼン目安箱のリニューアルを進めています。

このリニューアルに至ったのは、とあるユーザーインタビューがきっかけでした。 今回のopen社内報では、noteのカイゼン目安箱のリニューアルに至った経緯についてお話ししたいと思います。

オープン社内報とは?
一般的には社員しか見ることのできない「社内報」をだれでも見られるように公開することで、会社の中の様子を感じとってもらう記事企画です。
本日の担当:デザインチーム 仙田

カイゼン目安箱の運用

noteのカイゼン目安箱は、2017年10月から運用が始まっており、これまでカイゼン目安箱に届いたご意見は7000件以上!(2021年8月現在)本当にたくさんのご意見をいただけています。ありがとうございます。

カイゼン目安箱に届いた意見は、お問い合わせ担当のカスタマーサポート(CS)チームが全てチェックしています。
バグや、機能が分かりにくいためにクリエイターが困ってる場合は、CSチームのメンバーが丁寧にヘルプページに誘導してくれています。

また、届いた意見はすべてSlackのチャンネルに自動で流れるようになっており、全社員が確認できるようになっています。
(まだチャンネルに入ってないよ!って人は#info-note-kaizenに急げ!)

多くのメンバーがこのチャンネルに入っており、気になる意見やカイゼンしたい要望があった場合など、各々がSlackで共有し、みんなで議論しています。

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実際に目安箱のご意見から生まれた機能はたくさんあります。

目安箱見直しのきっかけ

そんなカイゼン目安箱の運用を見直すきっかけになったのは、とあるユーザーインタビューでした。その中で「カイゼン目安箱に意見を送ったのに返信が来なくてショックだった」いう意見をいただきました。

カイゼン目安箱は、クリエイターの意見やフィードバックを集める場所として作ったため、受け取りのテンプレートメールはあっても、個別の返信はありません。(通常のCSサポート範囲の場合をのぞく)

僕らとしては全ての意見に目を通して、カイゼンできるか議論をしているのですが、意見を送ってくれたクリエイターさんからしたら、返信がないとスルーされているのも同然です。今のままではこちらのありがたみが伝わらない!どうしたらクリエイターに僕たちの思いを伝えることができるのか。
インタビューに立ち会ったデザイナーとPRチーム、問合せ対応をしているCSチームで話し合い始めました。

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その中で手段として上がったのが、カイゼン目安箱の名称変更と、ラジオでクリエイターの意見に正面から答える、でした。

カイゼン目安箱をフィードバックという名前に変えたのは、noteを良くするためにフラットに意見交換をしあうイメージにしたかったからです。
新たに追加してほしい機能だけではなく、便利だった、役に立った機能、無くさないでほしい機能についても聞きたいと思っています。
改善要望のご意見と同じくらい、この機能気にいってる!という声も聞きたいです。
なぜその機能はそんなにみなさんに受け入れられたのか?をチームで議論して新しい機能開発のヒントにしています。


また、2021年の7月から、「noteカイゼンradio」がスタートしました。
ラジオは約17分。ちょっと時間がないランチタイムに聴くのにちょうどいい長さなので、まだ聴いてないという方は是非。

カイゼンradioでは、PRチームとデザインチームのメンバーが目安箱に届いた意見を紹介しながらnoteのカイゼンについて議論しています。

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ラジオ収録の様子。メンバーは成瀬さん(左上)、仙田(右上)かねともさん(左下)、川井田さん(右下)

クリエイターからよく届くけど、敢えて対応していない要望も紹介し、対応していない理由についても話しています。対応していない理由もきちんと外に伝えないと、クリエイターにとっては延々と要望を無視されているのと同じだと、インタビューを経て気づかされました。

これからもクリエイターとコミュニケーション、とっていきます

そんな経緯があってnoteカイゼン目安箱はリニューアル中です。
これからはフィードバックと呼んであげてください(僕もまだ慣れないですが)。
とはいえ、このリニューアルもまだ始まったばかり。ラジオだけではなく、記事でもいつかみなさんの要望に回答する場を設けたいな〜と思っています。


と思っていたら、ラジオを聴いてアイデア提案してくれているメンバーを発見!

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noteではメンバーみんなで「クリエイターのためにできること」を考える文化が根付いていると思います。
ぜひみなさんもクリエイターとコミュニケーションを取るためのアイデア、思いついたら共有してください!


今日のバリュー

クリエイター視点で考えよう / Creator First
note株式会社の事業の原点はクリエイターにあります。note株式会社のメンバーは、創作にかかわるすべてのひとと対話しながら、作品をつくること、つなげること、とどけることを手助けする方法を考えて実行します。

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