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2023シーズン第8節ヴァンフォーレ甲府戦

風の早い日のサッカーは楽しくなかった。

ボールはズレるし戻される
走れば遅いし疲れるし
グラウンドは砂埃で正直見えない
ピッチ外に出たボールを取りに行くのも億劫だ。

高校サッカー部に所属していた時に感じていた気持ちは今でも時々思い出す。

そしてこの日もそんな光景だった。

●風が運んだ価値ある1勝

by大山翔
byミラ仙スタッフ

追い風から始まったヴァンフォーレ甲府戦。
今シーズンから7番を付けた男が主役だった。

FW.中島元彦は前半から積極的にボールを奪いそしてゴールを狙う。
その姿勢は昨年見えていた"挑戦者"のようだった。
今シーズンの"迷い"のようなものはこの試合では感じなかった。

そしてチーム全体でも、切り替え早く積極的に奪う姿勢や、ワンタッチパスなどで相手を動かしいい攻撃を見せていた。

危険だったストライカー ピーター・ウタカを上手く抑えて3-0で勝利。

交代選手からも意識の高さが見られ
ベガルタ仙台にとってはナイスなゲームだった。

一方、MF.品田愛斗を負傷交代させることになったヴァンフォーレ甲府にとっては、不安が残る試合となっただろう。

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