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東北大学フォーラム2023 in 東京開催

7月15日(金)15:00より大手町サンケイプラザにて「東北大学フォーラム2023 in 東京」が盛大に開催されました。今回は関東交流会が中心となり、オンサイトでの参加者として300名ほど、オンラインでは700名ほどが参加されたようです。

冒頭では大野総長より、東北大学の歴史に基づく「イマココ」についてのご講演。毎回使われる3つの理念の現代的な解釈についてのスライドです。必ず言われるのが、「研究第一」を理念に掲げた日本で最初の大学であることと、当時からダイバーシティを推進していたことに加えて、半導体、垂直磁気記録、フラッシュメモリ等、現代のDXやITを支える基盤技術が東北大学発であるということですね。

東北大学の理念と実践を表すスライド。
大野総長のイラストを配したスライド、もともとは総長ご就任の年の広報冊子に使ったのですが、総長に気に入っていただけていて嬉しいかぎり。

その後、特別テーマ:「東北大学のイノベーション戦略」についての話題提供がありました。

・テーマ①「スピントロニクス省電力半導体によるイノベーション」
 -半導体のゲームチェンジ技術によるカーボンニュートラルへの貢献-‎
東北大学大学院工学研究科教授/電気通信研究所教授/
国際集積エレクトロニクス研究開発センター長
遠藤 哲郎

・テーマ②「アントレプレナーシップ育成からのイノベーション」
東北大学副学長(社会連携・研究評価担当)/未来科学技術共同研究センター長 長坂 徹也
【ご紹介する東北大学スタートアップ企業】
・(株)ElevationSpace [
webサイト]
・ファイトケミカルプロダクツ(株)[
webサイト]
・(株)GENODAS [
webサイト]

・テーマ③「生体データから人類の幸福を目指すイノベーション」
 -生体信号解析とウェアラブルセンサが実現するリアルタイム健康管理-‎東北大学大学院情報科学研究科准教授
湯田 恵美

・テーマ④「地域の人材育成からのイノベーション」
 -地域中小企業の事業イノベーションの支援-‎
東北大学総長特別補佐/大学院経済学研究科教授
地域イノベーション研究センター長
藤本 雅彦

遠藤先生は最近、G7仙台科学技術大臣会合などもありましたが、VIP対応に追われていらっしゃいます。

ElevationSpaceさんはファイトケミカルさんはすでに存じ上げていたのですが、今回、東北大学農学研究科が関わるGENODASさんを初めて知りました。

ブランド農産物等の持ち出し等について、DNA解析によって証拠を提示することが可能になります。

代表取締役の松尾歩さん(左)と取締役の岡野邦宏さん(右)率いるジェノダスさん。これからの活躍に期待します!

松尾さんは東北大学の教員であったときに、女性研究者の育成支援制度を受けられたことにもスライドの中で言及されていました♫

情報科学研究科の湯田先生の研究室HPはカッコいい。

YouTuberとしても有名です♫ 下記は#湯田恵美で検索すると挙がるコンテンツまとめと、「日本ウェアラブルデバイスユーザー会」というチャネルです。

東北大学のエキサイティングな「イマココ」を勉強できたイベントでした。その後はノンアルコールドリンクと軽食・フルーツ等の懇談会で名刺交換。
私にとってびっくりだったのは、附属高校の後輩が聴きに来ていたこと。「ぜひオープンキャンパスにも来てくださいね!」と伝えました。

大野総長と東大同級生の土井理事(中)、土井美和子理事と東芝時代にご一緒だった、現都議会議員の福島理恵子さん(東北大学理学部・理学研究科出身)もご参加でした♫


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