見出し画像

配志和神社に行きました

 こんにちは。仙台郷土研究会 広報担当のクロスです。
 私が調べているのは、この街に伝わる天文の歴史です。テンモンの調査といっても、訪問するのは神社やお寺だったりします。
 先日、一関市山目にある配志和はいしわ神社を訪れました。この日は初冬にも関わらず暖かく、蘭梅山の中腹にある本殿まで400段以上ある石段を登り終えた頃には少し汗ばむくらいでした。
 さて、この扁額は江戸時代の暦に深い関わりを持っていた京都のお公家さん、土御門泰邦卿が書いたものです。延享三(1746)年に寄贈されたと伝えられていて、はじめは鳥居の額だったそうです。

配志和神社の鳥居

 また、配志和神社には泰邦卿が贈った「みちのくの梅森山の神風も、吹き伝え来し我が心葉に」という歌も伝わっています。
 配志和神社の本殿は一関市の指定文化財になっているほか、紹介すべき見どころがたくさんある神社ですが、詳細はいろいろなところに書かれていますので割愛させて頂き、最後に神社で見つけた”月”を紹介することにいたします。(黒須 潔)

灯籠の日月文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?