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会報『仙臺郷土研究』301号より

松音寺山門(伝若林城城門)

松音寺は、藩政時代は盃返上格十二ヶ寺の一つで寺領十五貫文を有する有力寺院で、領内曹洞宗四箇寺(四叢林)の一つ(四叢林とは、輪王寺・松音寺・泰心院・昌伝庵)に数えられた。本来現在の連坊小路小学校敷地内にあったが、明治3年の火災で全山を焼失、その後末寺の長泉寺の地に移り、現在に至る。
 なお、同寺山門は若林城廃城の折に同寺に移築されたものと伝えられている。

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