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#183 大人と子どものモチベーションについて

こんにちは。3児の母さん、仙台凛です。
年長、年少、2才の子育て真っ最中。

この1ヵ月、ワクワクできる仕事仲間と打ち合わせをする機会が増えました。

春から新しい仕事を始められるようにという 目標のもと、今はまだ準備期間なのですが、 全員のモチベーションが非常に高いと感じています。

この準備期間には報酬は発生しないのですが、熱量の高い仲間に毎日刺激をもらっています。

ところが、Yahooで「 モチベーション」と検索すると、「 モチベーション 上がらない」「 モチベーション 上げ方」 などが出てきて、頑張らなくてはならない場面にいまいちやる気が起きなくて困っている人が多いのかなという印象を持ちました。

そこで今日は、モチベーションについて考えてみたいと思います。


3種類のモチベーション

モチベーションを日本語にすると「動機づけ」となります。ウィキぺディアによると、この動機付けにも大きく分けて3種類あると書かれています。

①達成動機づけ
達成動機づけとは、評価を伴う達成状況において高いレベルで目標を達成しようとする形態の動機づけを言う
②内発的動機づけ
内発的動機づけとは好奇心や関心によってもたらされる動機づけであり、賞罰に依存しない行動である。これは特に子供は知的好奇心が極めて高いために幼児期によく見られる動機づけである。たとえばある子供がTVゲームに熱中しているとき、その子供は賞罰による動機付けによってではなく、ただ単にゲームが楽しいからという内発的な動機によりそれに熱中するのである。
③外発的動機づけ
外発的動機づけとは義務、賞罰、強制などによってもたらされる動機づけである。内発的な動機づけに基づいた行動は行動そのものが目的であるが、外発的動機づけに基づいた行動は何らかの目的を達成するためのものである。たとえばテストで高得点を取るためにする勉強や、昇給を目指して仕事を頑張る場合などがそれにあたる。


大人がモチベーションが上がらない理由

では大人はどんな時、自分のモチベーションが上がらないと感じるのでしょうか。仕事のモチベーションが上がらない理由をいくつかを考えてみました。

・ 取り組んでいる内容に魅力を感じない時

・ マンネリ化してしまっている時

・ 報酬が合っていないと感じる時


今私が取り組んでいる新しい仕事の準備は、報酬はゼロです。 うまくいくかは分かりませんが、やろうとしている内容は、「道なき道を進む」といった感じで、非常にワクワクしていますし、魅力を感じています。

誰かにやらされているわけでもなく、自ら取り組みたい! やっていて楽しい!という内発的動機づけだからこそ、時間がかかっても、お金がもらえなくても、 積極的に取り組みたいと 思えるのかなと感じます。

そして もちろん、今後はこの仕事で収入を得られるように頑張っていきたいです。


子どものモチベーションはどう上げる?

子育てをして感じている持論なのですが、 幼い頃から外発的動機づけによって子どもをコントロールしようとしたり、勉強させようとしたりする事は、良い影響を与えないのでは?と考えています。

子供を良いほうに伸ばしていくためには、褒めることが大切だと思います。 褒めてあげることで、自信につながり、それがまた次への活力になるのではないでしょうか。

しかし、この褒めるも、やり方には注意が必要です。

例えば、テストで100点を取ったとしましょう。

この時「すごいね!」 と褒めてしまうと、「70点ではすごくない」「100点じゃなきゃだめだ」という思考につながりがちです。

いいね、やったね、といったように、子どものがんばりを認めるような方向で声をかけていくことが大切だと感じています。


そもそも、勉強する意味は?

我が家にはまだ小学生はいませんが、春には1番上の子が入学します。 今のところは、タブレットでの学習も紙のワークも、 どちらにも興味があり、積極的にやりたがっている様子が見られます。

しかし、 数年後には「 なんで勉強しなくちゃいけないの?」「 勉強する意味ってなに?」などと言われないかと、ちょっとドキドキもしています。

こういう質問にはどう答えたら良いのでしょうか。

「テストで 満点を取ること」「 受験に成功すること」こうした 答えでは、良い点数をたたき出すことが目的となってしまい、本当の意味での勉強の大切さを伝えられない気がします。

また、勉強があまり好きではなく、テストにも受験にももし興味を持っていないとしたら、この答えは全く響かないものになるでしょう。

以前、このような話を聞いたことがあります。

もし勉強に意味がなく必要のないものだったら、とっくになくなっているはず。100年以上も、しかも世界中で勉強されることが 続いていると言う事は、そこに何らかの意味があるということ。そこには どんな意味があるんだろうね?ぜひ自分で考えてごらん。


これを聞いたとき、確かに!! と共感しかありませんでした。

大人が上からあーだこーだと説明すると、 きっと子どもは反発します。こうして勉強の意味さえもう自分の頭で考えさせるという回答は、非常に的を得ているなと思いました。


まとめ

大人も子供も、好きなこと、興味のあること、夢中になれる事に対しては、誰に言われなくても没頭して取り組みます。

どうしたらモチベーションが上がるのだろう? と考えている時点で、すでにその物事に対しての熱意があまりないのかもしれません。

私自身が今取り組んでいる仕事に楽しさを見出しているように、子どもが夢中になれることが見つかったときには、思いっきり取り組めるような環境を作ってあげたいなと思います。


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