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宮城の私鉄 路線案① 仙北横断線 Senpoku Access Line

仙台・宮城を走る仮想私鉄「仙台急行電鉄」の路線案第1弾です。

路線概要

仙台市北部を東西に横断する路線です。岩切駅(JR東北本線)から泉中央駅(仙台市営地下鉄南北線)を経由して、泉ヶ岳山麓へと至ります。

全長約17kmで、観光・ビジネスの双方で利用できる路線となっています。

停車駅

  1. 岩切駅 岩切駅から0km JR東北本線と接続

  2. 岩切城駅 岩切駅から1.3km

  3. 松森駅 岩切駅から3.1km

  4. 原田駅 岩切駅から5.0km

  5. 泉中央駅 岩切駅から6.9km 市営地下鉄南北線と接続

  6. 総合運動場駅 岩切駅から8.2km

  7. 高森駅 岩切駅から9.7km

  8. 寺岡駅 岩切駅から11.3km 仙台プレミアムアウトレット至近

  9. 養賢堂駅 岩切駅から13.9km

  10. 福岡駅 岩切駅から16.8km

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実現性・有用性

岩切駅と泉中央駅を結ぶことで、特に泉区地域からの仙台駅へのアクセスが向上すると考えられます。また、利府・多賀城から泉中央方面への利便性が高まるため、泉中央周辺の学校や職場に通いやすくなるのもポイントです。

また、岩切~泉中央駅間で対抗する交通手段が少ないことも利点です。岩切と泉中央を結ぶバス路線は、鶴が丘ニュータウンを経由する上下一本ずつしかありません。車か自転車での行き来がメインとなりますが、岩切駅から泉中央駅まで7km足らずであることを考えると、仙北横断線での運賃は150~170円程度に抑えられることから、費用負担感は小さいでしょう。

自転車や車からの流入を実現するには、鉄道の速さを生かすことが重要です。ラッシュの時間帯の快速運転と、その他の時間帯の急行運転を実施します。

快速停車駅:①岩切-③松森-⑤泉中央-⑧寺岡-⑨養賢堂-⑩福岡
急行停車駅:①岩切-⑤泉中央-⑧寺岡-⑩福岡

実現させるにあたっての難点は、勾配と用地だと思います。

仙北地域は勾配が急な箇所が多く、仙北横断線では特に⑥総合運動場から⑦高森駅までの勾配が問題となりそうです。当初は、仙北横断線は泉ヶ岳スキー場近くまでの路線で検討していましたが、あまりにも勾配が急(箱根登山鉄道以上の勾配)となる可能性があったため、断念しました。

また、用地の面としては、既に住宅が林立している箇所を通過する必要があるため、その交渉に難航しそうです。地下を通すことで、ある程度回避できるものの、その場合は建設費の面と①岩切駅-④原田駅間の田畑地域の地盤が懸念材料です。

終わりに

東北本線からの流入で、セキスイハイムスーパーアリーナでのイベント時や塩釜・松島からの泉区方面へのアクセスが向上する路線です。通勤・通学のみならず、泉ヶ岳や泉プレミアムアウトレットへの来訪にも便利であり、実用性の高い路線になりそうです。

仙台・宮城私鉄敷設期成同盟では、鉄道に知見のある方や仙台・宮城への私鉄敷設の夢に賛同いただける方を探しています。賛同いただける方は、TwitterのDMまたはメール sendai_railway☆outlook.jp (☆をアットマークに置き換えてください)までご連絡ください。


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