せんだい男女共同参画財団

財団の広報紙「みんなで考える #ジェンダー不平等」と連動して、主催イベントの報告や、も…

せんだい男女共同参画財団

財団の広報紙「みんなで考える #ジェンダー不平等」と連動して、主催イベントの報告や、もやもやを掘り下げる材料を提供していきます。 HP https://www.sendai-l.jp/

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一人ひとりがジェンダーを身近に考えるきっかけに

(公財)せんだい男女共同参画財団の新しい広報紙の紹介です。 紙面には、みんなで一緒に考えたい、ジェンダーについての「問い」を散りばめています。 「女だから?」「男だから?」 ふと疑問が浮かんだ時。一人で立ち止まって考える。誰かと話してみる。 そのきっかけになればという思いで作りました。 ポスター(B2版)として掲示したり、机に広げてみんなで見ることもできます。友だちや家族と、学校や職場で、話のタネにしてください。 配布場所仙台市男女共同参画推進センター エル・パーク

    • テーブルトーク~その“描き方”モヤっとします【イベントレポ】

      エル・パーク仙台の市民活動スペースでは、男女共同参画をテーマにしたミニイベントを開催しています。今回は、テレビや広告、映画など、私たちの周りに溢れるメディアの表現をテーマにテーブルトークを行いました。 ゲストは、東北学院大学教養学部言語文化学科の井上正子先生。 井上先生の専門は文学、ジェンダー論。 冒頭に井上先生から話題提供があり、その後参加者同士で「もやもや」を話し合いました。 CMや映画、ドラマに見る変化 メディア全体としては「男性が仕事をし、女性が家事をする」と

      • 働く女性のpotluck meeting「目指せ! 定時退社」【イベントレポ】

        会社の枠を超えて、働く女性同士が知恵や経験を持ち寄る「働く女性のpotluck meeting」。 今回は「目指せ! 定時退社」と題して、働き方改革をテーマに実施しました。 ゲストは、クラシタス株式会社の渡辺侑子さん。 住宅等のリフォームを行う会社で工事の品質管理を担当する部署に所属しながら、2023年より社内の働き方改革ワーキンググループへ参画。勤務時間の変更や会議のスリム化など、できることからスピード重視で取り組んでいます。渡辺さんは、企業の未来プロジェクト「仙台女性リ

        • 働く女性のpotluck meeting「コミュニケーションをあきらめない」【イベントレポ】

          会社の枠を超えて、働く女性同士が知恵や経験を持ち寄る「働く女性のpotluck meeting」。 今回は「職場のコミュニケーション」をテーマに実施しました。 ゲストは、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社の河野美咲さん。 営業一筋で20年以上勤務。現在は管理職として、チーム全員が仕事もプライベートも楽しめるよう取り組んでいます。河野さんは、企業の未来プロジェクト「仙台女性リーダー・トレーニング・プログラム」の修了者です。 河野さんが実践していること 朝礼

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        一人ひとりがジェンダーを身近に考えるきっかけに

          せんだい女性リーダーフォーラム「わたしたちがこのまちを創る」【イベントレポ】

          毎年3月8日は国連が定めた「国際女性デー」。「広く女性の社会参加と地位向上を呼びかける日」として、世界各地でジェンダー平等の実現に向けた様々な催しがおこなわれます。 国際女性デーに合わせ、組織、地域、社会をよりよくするために行動している女性たちとともに、仙台の未来を考えるイベントを開催しました。 はじめにイベントの冒頭、郡和子仙台市長が「目まぐるしく変化する社会で、持続的発展を実現させるためには、多様な人たちが、その人らしく能力を発揮できる環境を整えることが重要。今日のこ

          せんだい女性リーダーフォーラム「わたしたちがこのまちを創る」【イベントレポ】

          10代・20代女子のためのちょっと生きやすくなるカフェ「わたしの気持ちを大事にする」【イベントレポ】

          「10代・20代女子のためのちょっと生きやすくなるカフェ」は、同世代の女の子が集まって、レクチャーを聞いたり、おしゃべりしたりしながら、“自分を大切にすること”を考える場。 今回のテーマは「自分の気持ち」です。 講師は、女性のためのとまり木・リカバリートレーニングセンター「しおり」 施設長の小川真美さん。生きづらさを感じている女性が、自信を持って自分の人生を生きられるようサポートしています。 小川さんのお話から自分の気持ちが分からない 自分の気持ちが分からない人は珍しく

          10代・20代女子のためのちょっと生きやすくなるカフェ「わたしの気持ちを大事にする」【イベントレポ】

          10代・20代女子のためのちょっと生きやすくなるカフェ「わたしの体はわたしのもの」【イベントレポ】

          「10代・20代女子のためのちょっと生きやすくなるカフェ」は、同世代の女の子が集まって、レクチャーを聞いたり、おしゃべりしたりしながら、“自分を大切にすること”を考える場。 今回のテーマは「体や性のこと」です。 講師は、特定非営利活動法人キミノトナリ 代表理事の東田美香さん。思いがけない妊娠をした女性を支援するにんしんSOS仙台の活動をしています。 東田さんのお話から性的同意 性的同意とは、すべての性的なことをする前に確認するべき同意のこと。お互いの意思が確認できていな

          10代・20代女子のためのちょっと生きやすくなるカフェ「わたしの体はわたしのもの」【イベントレポ】

          女性と防災まちづくりミニイベント「テーブルトーク~町内会活動編vol.2」【イベントレポ】

          エル・パーク仙台の市民活動スペースでは、防災まちづくりにおいて女性たちが日頃から地域で力を発揮できる環境づくりを進めるため、ミニイベントを開催しています。今回は町内会活動をテーマに課題やアイディアを持ち寄りました。 ゲストは中原振興会(宮城野区)婦人部副部長の小熊美加さんと、苗代沢町内会(宮城野区)会長の山口郁子さん。ともに地域版女性リーダー育成プログラム「決める・動く」の修了者です。 小熊さん、山口さんが工夫していること 情報部を作り、ホームページやX(旧Twitte

          女性と防災まちづくりミニイベント「テーブルトーク~町内会活動編vol.2」【イベントレポ】

          働く女性のpotluck meeting「わたしが働く理由」【イベントレポ】

          会社の枠を超えて、働く女性同士が知恵や経験を持ち寄る「働く女性のpotluck meeting」。 今回は「わたしが働く理由」をテーマに実施しました。 ゲストは、協業組合仙台清掃公社の佐藤真由美さん。同じ組織で30年以上勤め続ける中で、結婚、子育て、管理職などいろいろな経験をされています。佐藤さんは、企業の未来プロジェクト「仙台女性リーダー・トレーニング・プログラム」の修了者です。 佐藤さんが働き続けて見えたこと 私が子育て中はフルタイムで働く母親が少なかった。私が家に

          働く女性のpotluck meeting「わたしが働く理由」【イベントレポ】

          広報紙「どうしてだろう? #ジェンダー不平等」を発行しました

          (公財)せんだい男女共同参画財団の広報紙第3弾を発行しました。 ジェンダーギャップ指数が125位の日本(2023年)。 そんなジェンダー不平等社会はどうつくられる? 紙面には、みんなで考えたいジェンダーについての「問い」を散りばめています。 ポスター(B2版)として掲示したり、机に広げてみんなで見ることもできます。友だちや家族と、学校や職場で、話のタネにしてください。 広報紙を題材とした出前講座(ワークショップ)も開催していますので、関心のある方はお問い合わせください。

          広報紙「どうしてだろう? #ジェンダー不平等」を発行しました

          ジェンダー論公開講座「男性にとってのジェンダー問題」【イベントレポ】

          さまざまな社会課題をジェンダー視点で読み解く「ジェンダー論講座」。今回は「男らしさ」「女らしさ」について考える講座を実施しました。 講師は、社会学・ジェンダー研究が専門の、大阪公立大学大学院文学研究科准教授 平山 亮(ひらやま りょう)さん。 それってほんとうに「男だから」「女だから」? 講座では、過去に放送された「白い巨塔」や「大奥」などのドラマを例に、「男らしさ」「女らしさ」について参加者のみなさんと考えました。 どちらのドラマも「男性あるある」「女性あるある」が

          ジェンダー論公開講座「男性にとってのジェンダー問題」【イベントレポ】

          清田さんと考えよう 恋バナとジェンダー【イベントレポ】

          恋バナの中から見えてくる「これっておかしい?」を取り上げ、デートDVやハラスメント、その背景にあるジェンダーの問題について考える講座を開催しました。 講師は、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表の清田隆之さん。 これまで1,200人以上の悩み相談に耳を傾け、恋愛とジェンダーをテーマに執筆活動等を行っています。 桃山商事のホームページはこちら↓ 清田さんのXはこちら↓ https://twitter.com/momoyama_radio 清田さんのお話から 「彼氏の友人た

          清田さんと考えよう 恋バナとジェンダー【イベントレポ】

          「#アクティブバイスタンダー=行動する傍観者」って?【イベントレポ】

          作家のアルテイシアさんを講師に迎え「ストップ!DV・性暴力市民講座」を開催しました。 ※アルテイシアさんのX(旧Twitter)はこちら↓ アルテイシア(作家) 『ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法』(@artesia59)さん / X (twitter.com) アルテイシアさんは、性教育ユーチューバーのシオリーヌさんと共同で動画(#ActiveBystander=行動する傍観者)を制作。 「性暴力やハラスメントが起きたとき、あるいは起きそうなとき、見過ごさ

          「#アクティブバイスタンダー=行動する傍観者」って?【イベントレポ】

          若年女性の生きづらさから考えるSDGsジェンダー平等「ここに居ていい」と思えること【イベントレポ②】

          仙台市とせんだい男女共同参画財団では、若年女性が抱える困難の実情を知り、必要な支援やこれからの取り組みについて考えるイベントを開催しました。本記事では、支援団体 活動紹介ブースなどの様子をレポートします。 報告・トークセッションのイベントレポートはこちらから 支援団体 活動紹介ブース会場には仙台市や宮城県で若年女性の支援に携わる団体の「活動紹介ブース」を設置。各団体が支援情報の提供や活動のPRを行いました。 アフタートーク前半は、フランスの女性支援策に詳しいせんだい男女

          若年女性の生きづらさから考えるSDGsジェンダー平等「ここに居ていい」と思えること【イベントレポ②】

          若年女性の生きづらさから考えるSDGsジェンダー平等「ここに居ていい」と思えること【イベントレポ①】

          仙台市とせんだい男女共同参画財団では、若年女性が抱える困難の実情を知り、必要な支援やこれからの取り組みについて考えるイベントを開催しました。本記事では、報告・トークセッションの様子をレポートします。 令和4年度に実施した「仙台市 女性・若者活躍推進会議(以下、会議)」と「仙台市 女性の暮らしと困難に関する実態調査(以下、調査)」から見えてきた課題を共有し、これからの支援や社会のあり方を探るこのイベント。 冒頭、調査のアドバイザーであり、ジェンダーの専門家として幅広く活躍され

          若年女性の生きづらさから考えるSDGsジェンダー平等「ここに居ていい」と思えること【イベントレポ①】

          避難所ってどんなところ?~“いざ”という時に備えよう【イベントレポ】

          避難所の実情を聞き、参加者同士で「普段から準備しておくこと」「避難所で自分ができること」を話し合いました。ワークショップを実施したのは、せんだい女性防災リーダーネットワーク(※)のみなさんです。 ※「女性のための防災リーダー養成講座」(特定非営利活動法人イコールネット仙台主催)を受講したメンバーが結成。地域や世代を超えたネットワークを活かし、地域に根ざした防災減災活動をしています。 代表の大内幸子さんは、東日本大震災で避難所を運営。その後も地域ぐるみの防火・防災訓練や、避

          避難所ってどんなところ?~“いざ”という時に備えよう【イベントレポ】